2020年冬ドラマ

【僕はどこから】4話のあらすじネタバレと感想!思いがけない事件と、薫の危機⁈

ドラマ「僕はどこから」第4話が2020年1月29日(水)深夜に放送されました。

思いがけない”事件”に巻き込まれ、警察に任意同行されてしまった薫(中島裕翔)。

智美(間宮祥太朗)も東宮寺会長(若林豪)に静かに責め立てられ、事態の打開を図るべく動き始めました。

ここでは、「僕はどこから」第4話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【僕はどこから】4話のあらすじ(ネタバレ)

夏の日に

それはまだ、二人が高校生だった頃。

夏の暑い日に、団地の薫の家で、二人が過ごしていた時のことです。

分厚いハードカバーの、ゲーテの「ファウスト」を読んでいた智美がふと、薫に尋ねました。

「なぁ、薫。この冒頭のファウスト博士が新約聖書を訳すシーン、あるだろ?」

「“始めに言葉ありき”を別の単語に訳そうとするところですね」

「お前、どう思う?」

「え?___智美君…」

薫はごまかそうとしたのか、笑ってテーブルにあった飲料缶を手に取って言いました。

「智美君、本当にドクターペッパーが好きなんですね?今日は何本目ですか?」

「3」

「えっ?」

「飲むか?」

「いえ、炭酸苦手なんで…」

「で?」

「僕は、智美君の意見が聞きたいです」

それはあまり幸せでなかった薫の、数少ない大切な思い出でした。

玲が引き起こしたこと

玲(笠原将)の書いたものを解析して彼とシンクロしていた薫は、没頭していた小論文の試験の中で、玲が自宅リビングで母親の涼子(須藤理彩)を殺そうとしているイメージが突如浮かび、動揺します。

(君は…どこから…)

その声が耳に残り、そして、飛び散った血飛沫が顔にかかる嫌な感じ___。

薫は懸命に試験をこなし、会場を飛び出したのです。

その頃。

井上家では、食卓に沢山の食べものが並び、涼子がそれを手づかみで貪り食っていました。

摂食障害…彼女もまた、心の平衡を崩していたのです。

玄関ドアが開く音がしました。

はっとして、涼子は口元と手を慌ててぬぐいました。

「玲ちゃん?玲ちゃんなの?」

彼女は立ち上がり、玄関を観に行きましたが、そこには誰もいません。

薫は試験を終えて会場を飛び出し、智美に連絡を入れました。

「おい、どうした?何かあったのか?」

卓上に仕込んだカメラから見えた薫の様子は、明らかにおかしかったのです。

「今終わりました!」

「試験中に俺のこと見て、何か訴えてただろ?」

「ああ…いえ…今まで観てきた人たちとは、違う感じがして…」

「どういうことだ?」

「すごく、嫌な感情が流れてきて…それで、なぜか、僕が玲君の中にいて、それだけです」

試験は問題なく終わり、しかし、打ち合わせしていたはずの玲が、どこにもおらず…。

「やっぱり、あの感情は…?!」

薫は、何とも言えない不安に襲われて駆け出しました。

「おい、薫?」

胸騒ぎがして事務所を出ていこうとした彼を、山田(高橋努)が制止しました。

「どうしました?そんなに慌てて」

「どうもしない…どけ」

「会長がお呼びでも?」

貼り付いたような笑顔の真意が読めない男です。

智美は、薫の家に様子を見に行ってから…と言いましたが、山田は頑として彼を東宮寺の屋敷に連れていくというのです。

「わたしはただただ強い者に従うだけですよ」

有無を言わせないその様子に、智美は言葉を飲み込みました。

「会長が“読んでこい”というのであれば、それ以外の選択肢はありません」

(くそ…)

そして、その頃、薫の身にもとんでもない事態が降りかかっていたのです。

全力疾走で辿り着いた井上家の玄関を叩く薫。

ドアのカギはかかっておらず、迷うことなく彼はその中に入っていったのです。

すると、中はシンと静まり返っており、食卓の椅子に、涼子が腰掛けている後姿がありました。

「あぁ!すみません、勝手に勘違いして…井上さん?」

ずるりと、その背が傾き、そして、崩れようとするのを咄嗟に支えた薫は、その頭が割れて血まみれだったことに気付いて悲鳴を上げました。

するとそこに、見知らぬ男女が現れたのです。

男は桐原(神保悟志)という刑事でした。

「近所から“悲鳴が聞こえた”と通報があったんでな」

茫然自失の薫は、涼子の殺害事件の第一発見者として引きずるように茗荷谷警察署に連行されてしまったのです。

薫は玲にシンクロして感じた、気持ち悪い感触は、殺意だったのだ、と思い至りました。

「刑事さん」

「あぁ?」

「僕は…どうなるんでしょう?」

彼らの運命

東宮寺のもとにつれてこられた智美は、山田に涼子殺害事件のニュース映像を見せられました。

不審な20代男性を任意同行___そう聞いて、薫が警察の手に堕ちているのだと気づいたのです。

「藤原…教えてくんねぇか?お前の計画は成功したのか?失敗したのか?」

茗荷谷署では桐原たちが行方をくらませている玲の行動時系列表を作り、彼のアリバイを調べていました。

しかし、事件発生の時間、彼は大学に居て小論文の試験を受けていた、というのです。

「犯行時刻と入試が完全に重なっています」

「筆跡は?」

「確定ではありませんが、井上玲の可能性が非常に高い、と。彼に犯行は不可能です」

「てことは、あいつしかいねぇじゃねぇか!」

桐原は満面の笑顔で取調室に向かいました。

そこには薫が青い顔で俯いて座っていたのです。

「だんまりは良くないなぁ。まずねぇ、君は一体誰なの?」

東宮寺は、座敷のテーブルで着物の上に割烹着を着て、ぐちゃぐちゃと弄ぶようにミンチ肉をこねていました。

「藤原、おめぇハンバーグ好きか?」

「ええ…まぁ」

「さっきまで“先生”がいてよ、たいそうおめぇのことイラついていらっしゃった」

「ですが。奥様が殺された件と、俺たちのことは関係ありません」

「いいから、座れよ…捏ねな」

促されて座った智美に、東宮寺はハンバーグの種のミンチをこねるようにと命じられました。

「遠慮しないで捏ねなよ」

彼らが問題視しているのは、堅気の薫が警察の手に落ちたこと。

その彼がもし替え玉受験のシノギのことを…ということを危惧していたのです。

もし喋ったら、そのハンバーグの種のようにひき肉に…ぐちゃぐちゃに…東宮寺特有の言い回しで、智美にプレッシャーを与えていたのです。

「うわぁ、気持ち悪い…想像しちゃっただろ…これ、おめぇにしか見えねぇな」

ボウルの中に叩きつけたミンチは、ぐちゃっと嫌な音を立てていました。

焼いて、喰らう

落ち着かない様子で事務所で智美を待っていた舎弟の権堂(音尾琢真)と妹の千佳(上白石萌歌)は、智美が手に生のハンバーグを載せて戻ってきたのを見て驚いていました。

「何持ってるんですか!?」

「これか?会長の土産だ。この件を何とかしない限り、俺はこうなる運命らしい」

「はぁ~~~~?ふざけんな!ゴンドゥー、ボウル持ってきて!」

「ニュースになるのが早すぎる」

智美は、この一連の事件に異様な力を感じていました。

「山田が俺をここに迎えに来るのも…」

彼は千佳に頼みごとをし、それが済んだらどこかに身を隠すように、と指示されたのです。

「私、お兄ちゃんのためなら何でもする!」

「一番最悪なのは、薫が警察にパクられてるってことだ」

「自分もそれを心配しています」

権堂も心配そうにそう言いました。

「普通、口を割るでしょう」

「いや、あいつは普通じゃねぇよ。普通じゃねぇんだけど、そう言うことじゃあねぇんだ…この件はヤバすぎる。情に流されてたら生き残れねぇ」

とりあえずハンバーグを焼いて食う___智美たちは、まだへこたれてはいませんでした。

黙秘

その夜遅く。

千佳は薫の家に忍び込んでいました。

母親の陽子(仙道敦子)を連れ出して匿うためです。

床に一枚、ひらりとメモを落とし、そして「悪く思わないで。お兄ちゃんたちを救うためなんで」そういうと、眠っている陽子をそうっと起こしました。

茗荷谷署の取調室では、薫が黙秘を貫いていたのです。

「黙秘も良いけど、名前くらい言おうよ。じゃないと、いつまでたっても家に帰れないよ」

薫は、今朝の出がけのことを思い出していました。

陽子は怪我して以来、家の中で車いすを使うようになっていたのです。

「薫君!」

リモコンがみつからないとか、まるで小さな子供のようにぐずって彼を困らせたのです。

一瞬、イラっとしてしまった彼でしたが。

「行ってらっしゃい。気を付けて…ちゃあんと帰ってくるのよ?」

最後には、そう言って送り出してくれた母。

「お母さま…」

絞り出すようにそう呟いた薫に、桐原らは怪訝な顔を向けました。

「“オカアサマ”…お母さんがどうしたのかな?」

薫は、それまでに読んできた小説の知識で、桐原たちが任意とはいいながらも強制的に自分をここに連れてきたことを訴えていました。

「日本は法治国家です!僕が殺したっていう証拠もないのに、こんなことが許されるはずがない!」

しかし、桐原は動じません。

「僕を…僕を家に帰してください。お母さまは若年性認知症で…徘徊の症状があって…様子を見に行きたいんです!僕がいないと…お母さまは…!」

土下座までする薫に、桐原は紙を差し出して言いました。

「ここに名前と住所を書けば、我々も満足するから」

すがるような思いでそこに求められた事柄を書いた薫でしたが。

「じゃあ、今日は留置場に泊まってもらおうかな」

にっこり笑って桐原たちはそう言いました。

「証拠はあるんだよ」

凶器は、この前…打ち合わせをした日に、涼子が玲に振り上げた椅子でした。

慌てて制止した薫が取り上げた、その時の指紋がべったりと残っていた、というのです。

「9月5日、午後9時21分___緊急逮捕!」

彼は、はめられたのです。

過去と、今と

薫の家を訪れた桐原たちは、陽子の不在と、床に落ちたメモに気づきました。

そこには井上家の住所と、玲の名前が書かれていたのです。

「やっぱ井上玲と繋がってたのか…」

台所のシンクには使い差しのマグカップと、ドクターペッパーの空き缶。

「母親、いませんねぇ?」

「そりゃ俺たちの仕事じゃねぇよ。捜索願でも出しといてやれ」

桐原が周囲を見回すと、本棚には空いた隙間が。

そして、彼らが押収していったものから、少しずつ“綻び”が見えてきたのです。

それは薫の高校時代の思い出の写真でした。

文化祭のクラスで撮ったものの中に、智美が映り込んでいたのです。

「藤原じゃねぇか」

某ファンドの株価操作疑惑の中心人物として、彼は二課にマークされていたのです。

「あんまりしゃしゃると、本部にどやされるが…ちょっと触ってみるか」

彼は智美の事務所を訪れました。

「ハエが来る。ずっとつけられてた」

「高校時代の同級生、竹内薫さん、ご存じですね?」

差し出された写真をめくり、智美は答えました。

「ああ…いたね、こんなやつ」

「その程度の関係ですか?あなたたちが、一緒に青春を謳歌していた、という証言があるんですよ」

「せーしゅん?そんなワードを使う人、今どきいるのかね?」

桐原は、智美と薫が井上家の周辺で一緒にいるのを目撃されていたのだと揺さぶりをかけてきたのです。

取調室に戻った桐原は、薫にもメンタルを突き崩すような言葉を浴びせかけていました。

認知症の母親、コンビニバイトで生計を立てる小説家志望の青年が、貧しさゆえに金を求めて、誰かから紹介された井上玲の家に入って、強盗し、殺人に至った___それが、桐原たち警察の描いたストーリーでした。

「お母さまに…会わせてください!」

「そんなことを言われましてもねぇ!ご自宅にはいませんでしたよ。捜索願は出しましたけど」

呆然とする薫に、桐原は畳みかけました。

「ついでに雑学をもう一つ。この国では、毎年8万人くらい行方不明者が出るらしいですよ」

薫の脳裏に、昨日の朝、送り出してくれたヨウコの姿が浮かびました。

“行ってらっしゃい。気を付けて…ちゃあんと帰ってくるのよ?”

その母が、一体どこに行ってしまったというのか。

「お母さま…どうか、どうかご無事で…」

彼は意識を失い、椅子ごと昏倒してしまったのです。

「警察は藤原さんと竹内君の関係にも気づき始めたみたいですね。これってまずくないですか?」

山田が挑発するように智美に問いかけましたが、彼は「知ってることを全部話せ」と冷静に言いました。

「場合に寄っちゃあ、ここから帰れないぞ」

山田は、変わらず貼りついたような笑顔のままで話し始めました。

「逮捕された竹内の動向次第では、会長と先生の関係にまで、警察の手が及びかねない。それを…会長は憂えてますよ」

「会長が危惧してるのはカジノ計画だろ?」

「カジノ?」

何も知らなかった権堂は素っ頓狂な声を上げました。

「さすがに…鋭いですねぇ…」

実現すれば、毎年数兆円の経済効果が得られると言われているカジノ計画です。

替え玉受験が成功すれば、講談会の企業舎弟がその一切を取り仕切ることになっていた、というのです。

“先生”と呼ばれているのは、経済産業省の高級官僚の一人でした。

政治家の裏も表も知り尽くし、弱みをがっちり握った大物だったのです。

「それでこの事件かぁ」

智美は山田の話を聞きながら、何事かをじっと考えていました。

「これ、転び方に寄っちゃあ、カジノ計画どころか、関わった俺たち全員…山田!警察は今どの程度薫が犯人だと見立ててる?」

「署内のネズミによれば、強力な物証が出たそうで、強盗殺人の線で、ストーリーは進行中だそうです」

「なるほど。俺が逃げる道はたった一つか」

「警察に連絡して、嘘の証言をして、お友達を“売って”ください…井上玲を紹介してきたのは、竹内君だ、と」

「狙いは井上家の資産だと知って、俺は降りたが。あいつは単独で犯行に及んだ…そう言うことだろ?」

「ええ。竹内君が自白する前にね!」

東宮寺からの電話に出た智美は、権堂の危惧をよそに明快に言い放ちました。

「クライアントの意向は絶対です。それを守るためなら、どんなものでも利用します…ご安心ください」

追い詰められていった薫の取調室の反対側の部屋で。

智美は桐原に“全て”を告白していました。

「ああ、そうだよ。井上玲を俺に紹介してきたのは、竹内薫で間違いない」

そして、その言葉が桐原から薫にもたらされ、彼は絶望の淵に追いやられていったのです。



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【僕はどこから】4話の感想

一話冒頭で、薫は恐らく無罪放免されていたのですが。

だとしたらここから、どうやって彼の“無実”を証明していくことになるのか。

そして、智美が彼を見限るはずはないのに、どうやって互いにこの危機を切り抜けていくのか。

もう「原作買っちゃおうかなぁ」と悩むほどに毎週もどかしいところで終わってしまいます。

中島裕翔&間宮祥太朗のゴールデンコンビに隠れて影が薄い存在になっていますが。

玲役の笠松将君のお芝居も素晴らしい。

抑圧された感情や、少しだけ心を通わせたかに見えた薫への視線。

ものすごく暑い日々だったはずが、彼は設定だけでなく、彼自身の意思で絶対半袖のシャツを着なかった、というのです。

姿を消してしまった玲は、一体どうしているのか。

まず、生きていて欲しい、と痛切に思いました。

そして涼子さん。

思い出したのが「千と千尋の神隠し」の千尋の両親の姿です。
抑制が効かず、豚になってしまった二人が、涼子さんにかぶりました。

もっと気楽に生きられたら、優れた資質を持つ息子と、美しい母親として、羨望の目で見られる親子になれただろうに。

父親の影の薄さと、この悲劇の顛末はやり切れないものがあります。

物語も半ばに差し掛かって、彼らはこれからどうやってこの危機的状況を切り抜けるのか。

画面の端々にヒントが残されていそうで、思わずガン見してしまうので、ものすごくエネルギーを吸い上げられている気がします。



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【僕はどこから】4話の視聴者の声


↑ 玲君___このツイートに、彼の全てが集約されている気がします。


↑ 本当は、とても素直で優しい子だったんですよ。


↑ 山田に凄んだ瞬間の腰だめに構えた感じ。音尾さん、どんなところでその筋の修行してきたんですか?っていうくらいサマになってた!


↑ 怖い~~~怖い怖い怖い怖い…すでに怖いよ、何この笑顔?!


↑ 2クール連続主演おめでとうございます。…同じひととはとても思えないんですが(笑)。


↑ 凄いな、その記憶を一緒に辿れるファンがうらやましい!


↑ めっちゃファンでなくても萌えるよ、彼のお芝居!

まとめ

次回、激ヤバな匂いがする男が登場します。

岡崎体育さんが演じる駿___彼は、山田の弟分ということなのですが。

見た目もヤバければ中身も相当な…というキャラです。

山田とは見た目ミスマッチながら、二人並んだら怖いだろうなぁ…と思わせてくれる取り合わせです。

混迷の様相を呈してきた井上家の事件、そして替え玉受験のこと。

そうそう。
“先生”という人物が誰なのか、がみえてきました。

姿を消してしまった玲。

引き離されて孤独な戦いを強いられている薫と、智美。

原作未読なので、どこをどうしたら一話冒頭のあのシーンに繋がっていくのかが見えません!

時折さしはさまれる、彼らのそれなりに幸福だった高校時代の姿とのギャップが凄まじいですね。