2020年冬ドラマ

【僕はどこから】7話のあらすじネタバレと感想!存在の肯定…試される二人の絆の強さ

ドラマ「僕はどこから」第7話が2020年2月19日㈬深夜に放送されました。

行方のしれない玲(笠松将)を探す智美(間宮祥太朗)たち。

そんな中で、夜遅くに薫(中島裕翔)の元を訪れたのは情報屋の山田(高橋努)でした。
彼は、薫に言うのです。

「藤原さんを、助けたいと思いませんか…?」

情報屋である彼が流した玲の居場所はヤクザの巣窟であり、智美がそこに丸腰で向かってしまった…だから、彼に拳銃を届けてもらいたい、と___山田は薫に頼むのです。

暗躍しようとする山田と、互いを守ろうとする智美と薫の命がけのゲームが始まりました…!

ここでは、「僕はどこから」第7話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【僕はどこから】7話のあらすじ(ネタバレ)

紙飛行機の行方

暑い夏___薫が高校を去ることが決まった時。

彼は校舎の屋上で原稿用紙を使って紙飛行機を作っていました。

「捨てることねぇだろ!」

薫が振り返ると、そこには智美が。

「せっかく書いた小説だしよぉ___エコじゃないし!」

「もう良いんです。僕には、こんなもの書いてる時間は無いんです」

母の陽子(仙道敦子)の病状が進み、生活が立ち行かなくなって、彼は高校を退学することを決断したのです。

「いや、別に学校とか、どうでもいいんだ。小説書くことまでやめることねぇだろ。自分を捨てることないだろ?」

「捨てるも何も…そもそも僕は、自分がどんな人間なのか…よく解っていません。解ってるのは、何もない毎日が、ただ過ぎていくだけ…」

そして、彼の手から解き放たれた紙飛行機がすっと空に舞ったのです。

あれから数年。

薫は思っていました。

僕は、僕を肯定してくれた人(智美)の力になりたい、と。

来訪者

その夜遅く。

薫のスマホに智美からのメッセージが届きました。

「はが市に突いた。これからいろいろ探ってみる」

わざと“誤字”を混ぜるのは、二人の間の約束です。

そこにあったのは、危険な世界の出来事。

しかし、智美は千佳(上白石萌歌)を通して自分の世界に戻れ、というのです。

「それが、僕の生活」

色々なものを見てきた薫には、逆に現実味の薄いものになってしまった、薫の生活。

畳に仰向けに寝転がっていた薫の顔だけが、スマホの液晶の光に照らされていました。

と、その時。

玄関のチャイムが鳴りました。

「はい、どちらさまでしょう?」

「夜分遅くにすみません、山田です」

「…あの、僕に何か?」

「藤原さんを、救いたいと思いませんか?」

「智美君を?」

山田は、意味ありげに視線を揺らして薫を見たのです。

彼の企み

薄暗い竹内家のいちばん奥の部屋、薫のテーブルを挟んで対峙した二人。

「あの、智美君を救う、って…それは、どういう意味でしょう?」

ジャケットを着た山田は、ハンカチで額の汗をぬぐいながら飲み物を所望しました。

水しかない、という薫に「水道水、大好きです」と言う山田。

彼の目的は、畳に置かれた薫のスマホです。

薫が目をそらした隙に細工をし、そして運ばれてきた水を一口飲んだ山田は、玲の居場所が判ったのだと話し始めました。

「見つかったんですか?」

「藤原さんも今、玲君を探していますよね?」

「ええ」

「自首させようとしていらっしゃる」

「…いえ」

「しらを切らなくても大丈夫。会長には言いません。藤原さんに情報を送ったのは、他でもない…私ですから」

そう言って、彼はスマホの画面を見せました。

そこには、智美とヤマダの間のやり取りが残されていたのです。

“玲君の居場所ですが、はが市で似た人物を見たという情報あり。かなりの信憑性。また連絡します”___山田の書いた文言を、薫は一文字も漏らすまいと凝視していました。

「それでですね。このメールの通り、まだ藤原さんには玲君の正確な居場所を伝えていません」

「何故でしょうか?」

「伝えようにも、伝えられない理由がありましてね…実は…困ったことに、玲君、はが市の地元ヤクザに匿われているんです。私が情報を掴んだのが遅かったせいで、藤原さん、武器を持たずに向かってしまいました。もし、場所を教えたら、藤原さんの気性と限られた時間ということで、丸腰で突っ込んでしまうのではないかと」

上目遣いに薫を見る山田の目は、ぎらりと嫌な光を湛えていました。

「確実に、殺されるでしょうねぇ…打開する手がないわけではありませんが、生憎、私の動きは会長に筒抜けでして」

薫も、東宮寺(若林豪)のゾクリとする迫力を思い出していました。

「あのう…何か僕にできることは無いでしょうか?」

「そんなことを、あなたに頼んで良いんですか?」

頷く薫の様子を確かめて、山田は持参したビジネスバッグから黒光りするものを取り出しました。

拳銃です。

ゴト、っと重たい音を立てて、山田は卓上にそれを置きました。

「この銃を、藤原さんに届けてもらえませんか?」

「あ…え…?」

戸惑う彼の前から、山田は電話をかけてくる、と席を外しました。

そのまま階段を下りて駐車場に止まっていた白い清掃会社のバンに駆け込むと、そこには玲がいたのです。

「すぐにコピーしてください」

そう言って山田が差し出したのは、薫のスマホです。

玲がパソコンにつないでなにがしかの操作をすると、そのスマホの中身がサーチされ、完全に乗っ取られてしまったのです。

何食わぬ顔で山田が戻ると、薫は一心不乱にノートに向かって鉛筆を走らせていたのです。

「大変失礼いたしました…何を、なさっているんですか?」

そこには、山田が見せた智美宛のメッセージの内容が書き起こされていました。

「竹内君…君は?!」

薫は、そこに隠された山田の意図を読み取ろうと懸命に文字をトレースしていたのです。

「山田さん、さっきのメールでのやり取りなんですが」

「何ですか?」

「もしかして、ずっと前から、あなたは玲君の居場所を知っていたのでは?」

ふっと顔を緩めて、山田はゆらりと立ち上がり、彼の前に再び腰を下ろしました。

「何を言うかと思えば…」

「僕は、文章を書き写すことでその人の思考を読み取ることができます」

「それで、何が判ったんですか?」

「これだけでは、細かいことは…でも何かを隠しながら、文章を作っていますね?だから、僕はあなたを信用できません。なので、これは…」

そう言って重たい拳銃を彼に返そうとしたところ、取り落としそうになった薫に、山田は躊躇なく自身の拳銃を向けました。

「私に銃口を向けるんじゃありませんよ。間違いでも冗談でも、反射的に打ち抜いてしまいます」

彼は拳銃を腰のホルスターに収め、薄く笑いながら言いました。

「誤解があるようなのでご説明します」

彼は薫のノートに“宝土清掃”と書き込みました。

「これが今、玲君がいる場所です。個人経営の清掃業者です。ここがどうやらマフィア化しているらしく…」

薫はそれを書き写しました…。

しかし、そこに余計な情報を読み取れる形跡はなく、山田は貼りついたような笑顔で薫を見つめていました。

「確かに私は藤原さんに情報を小出しにお伝えしました。その原因は、会長の存在です」

東宮寺会長は、山田のクライアントであり、恐ろしい畏怖の対象でした。

「はい…それは…」

薫にも、そのイメージは嫌というほど身に沁みていたのです。

うなされる陽子の呻き声が聞えてきました。

席を立とうとする薫の手を押さえて、山田は言いました。

「藤原さんは、玲君の居場所を知ればすぐにでも乗り込んでしまう。しかし、それは会長が望まないことです。二人のクライアントの利害が相反しており、私も日和見で情報を小出しにしてしまいました」

山田は卓上の拳銃をとり、言葉を続けました。

「この銃は、藤原さんの命と、私の情報屋としての良心を救います。この銃、藤原さんに届けてもらえますね?」

有無を言わさず。

山田はそれを布の袋に収めて薫に寄こしました。

「すべての運命はすでに決められています」

「神様の話ですか?」

「いえ、ラプラスの悪魔です」

「悪魔…?」

ごとりと音を立てて、薫の前に拳銃が置かれました。

「この世は巨大な機械仕掛けのようなもので、ち密な計算をすれば、その通り実現する…しかし、その計算が出来るのが、ラプラスの悪魔だけなのです。つまり人間は、定められた一つの物語を生きているにすぎないんです」

そう言うと、彼は右手を胸に当てて小さく会釈し、闇の中に去っていきました。

その頃。
宝土清掃では、駿(岡崎体育)が一人の男の手にナイフを突き立てていました。

ここしか行き場のなくなった人間に施される、それはテストなのです。

合格した男は失神し、駿は「宝土清掃の家族を信じて信じて…兄ちゃん(山田)を信じて信じ抜いてくれよなぁ…!」と彼を抱きしめていたのです。

魔の手

喜多刑事(金井浩人)は山田に金を掴ませて情報を買っていました。

「竹内と藤原が何やら怪しい動きをしているという情報___動くのは、明日で間違いないね?」

「はい。たった今、未定だった予定が決定に変わりました」

車に戻った山田は玲に指示をしてメッセージを送りました。

パソコンに取り込んだ薫のスマホのダミーから、智美に向けて「重要な情報を山田さんにもらいました」___。

智美と権堂(音尾琢真)ははが市にやってきて玲を探しましたが、重要な情報は得られないままに公園で空腹を満たしていました。

「このままじゃヤバいですよ。会長との約束まで、あと一日と17時間…」

スマホの振動に気づいた智美。

そこにあったのは、“薫”からのメッセージでした。

“重要な情報を山田さんにもらいました。玲君は、はが市のヤクザに匿われているそうです。山田さんに言われて智美君に武器を届けようと思います”

じっとそれを凝視していた智美がその画面を権堂にも見せました。

「はがのヤクザ?これじゃあ玲を見つけても連れて帰れるか…」

「今は薫が巧くやってくれることを信じるしかない」

そして、もう一通のメッセージが届きました。

“山駄さんを信じても大丈夫でしょうか?”

30年の軌跡

次の日の夜明け前。

ソファでうたたねをしていた駿の耳からイヤホンが外れました。

そこから漏れてきたのは“おどるポンポコリン”…30年前、子供時代にずっと聴いていた曲でした。

彼は母親に捨てられて児童養護施設で育てられました。

そこで出会ったのが山田だったのです。

誰にもかまってもらえない駿を諭しルールを教え、「よくやった」と頭を撫でて褒めてやったのです。

その朝も、山田は駿の頭をくしゃりと撫でました。

「ああ、兄ちゃん」

「ベッドで寝ておけ」

「もう一回!」

せがむ駿に「幾つになったんだ、バカ」と言う山田。

「竹内は明日、藤原に会いに来る」

「2人の連絡手段は遮断できた?」

「ああ、玲がやってくれたよ。あいつはいい子だ…」

彼は駿に、薫のスマホをコピーして細工を施したことを教えたのです。

二人のメッセージは、山田の手許にあるスマホを経由し、かならず山田の検閲を経て双方に送信されることになってしまうのです。

駿は、その画面にあった“山駄”の文字に怒りをあらわにしました。

「山田の田は田んぼの田!兄ちゃんをバカにしてる!」

それには答えず…山田は画面を操作し、智美にメッセージを送りました。

“明日、必ず、助けに行きます”

そして同じ頃、薫の元にも智美からのメッセージが。

“山田は信用できる情報屋だ。言われた通り、実行してくれ”

「警戒すべきは竹内の妙な能力だが、藤原に情報が流れなければ問題ない」

「俺、早く活躍したい!でないと、兄ちゃんが玲のことばっかりかわいがる!」

「もしかしたら、お前の能力は必要ないかもな。俺のひと言に奴らは反応する。“オッケー、竹内。藤原に銃を届けて”ってな」

彼のプランは___薫が智美に拳銃を届け、それを受け取った智美を、張り込んだ警察が確保する…2人を井上家の涼子(後藤理彩)の事件の主犯と考えているはずの警察はどう考えるか?!

「事情を知る玲の口封じをするように見るんじゃないかな?」

「オッケー警察!二人を捕まえちゃってぇ!」

駿の無邪気な言葉に「笑うのはまだ早いぞ」とたしなめる山田でしたが。

確かに、彼の思うように事態は推移していたのです。

二人の約束

夜明けの公園で、智美は薫からのメッセージを見つめていました。

そして転寝をしていた権堂をたたき起こして伝えました。

「山田だけどな、あいつ、何か企んでる…このメッセージの意味がようやく解った…最初はたまたまだと思ったが___お前じゃ山田にメンが割れてる。千佳に連絡しろ」

「また、千佳さんですか…」

妹の千佳は、4年前、ヤクザの世界に足を踏み入れようとしていた智美に必死になって縋り付いてきました。

「それでも、一緒に行く。一人は嫌だ」

DVの父を自ら排除したのちも、母親の再婚に伴って居場所を無くしていた二人。

「どういう生き方でもいい…死に方を考えるよりましだ!」

その千佳の言葉に、智美は決意を固めたのです。

千佳のスマホを鳴らした智美は「おう、ちょっと頼まれてくれねぇか?」と言いましたが。

「返答によっては…noでーす」

「何だよ」

「それは、先を見てる頼みごと?」

「ああ、見てるな。この騙し合い、バカし合いに勝てば、先が見える」

「じゃあ、了解でーす。で、次は何ですの?」

母を残して

薫は、母の陽子の腰に紐を括りつけてテーブルの脚に結びました。

まるで遊んでいるかのように、無邪気な陽子です。

「あれあれ、こんなにくっついて、甘えん坊さん!」

紐を調整している薫に、陽子は尋ねました。

「母さん、FBIに捕まったの?」

「いえ…無事撃退しました」

「そう。また藤原君に助けて貰ったんじゃない?」

「いえ、今は一人です」

「嘘なんかついても、お母さんはすぐわかる!」

そう言って薫の表情を覗き込む洋子。

「ごめんなさい、お母さま。少しでかけます」

「藤原君と遊びに?」

「ええ」

「それなら良かった。藤原君がいれば、あなたがいじめられてもすぐに助けてくれるしねぇ」

「いえ、今回は…今回だけは、僕が智美君を助けるんですよ」

「薫君…いい子だもん」

「僕は、全然いい子じゃないんです」

「薫君は良い子。お母さんは知ってる」

「知りません!」

思わず語気を強めてしまった彼でしたが。

「お母さまは、本当の僕を…お母さまを縛って、それでも僕は行くんですよ。お母さまがどうなるかなんて考えてない…だけど、お母さま…僕は、僕はあの頃___。

それは、5年前のうだるような暑い夏の日。

「自分を捨てることないだろ?」

智美が言ってくれたその一言。

「捨てるも何も…そもそも僕は、自分がどんな人間なのか…よく解っていません。解ってるのは、何もない毎日が、ただ過ぎていくだけ…」

紙飛行機を飛ばそうとした時、その腕を智美が掴みました。

「何もない日なんて、あるわけないだろ?お前は!毎日がっつり生きてんだろ?毎日死ぬ気で生きてんだろ?」

そう言われて、書き溜めた原稿用紙の束を抱きしめた薫。

その日の思い出が、今の彼を突き動かしていました。

「お母さま。僕はあの頃、間違いなく生きていました」

桐原(神保悟志)ら警察は網を張り、山田は企みをかさね、千佳は兄からの頼みごとのために紙袋を抱えて歩いていました。

その頃、公園のベンチにいた権堂は、東宮寺にメッセージを送っていました。

「動きがあれば伝えます。藤原組長の逃亡の可能性、今のところ、ナシ」

薫は、拳銃が入った布袋を持ち、母を残して部屋を出ました。

その先に待ち構えていたのは___地獄の入り口。



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【僕はどこから】7話の感想

これまで観てきた中でも、本当に信じられるのが誰なのか…全く見えない状態です。

何と言っても東宮寺の権力が強大すぎて、その前では智美も逆らえず、その命運は風前の灯のよう。

そんな中で、さらに山田の陰謀でスマホが乗っ取られてしまったのです。

唯一の意思疎通のツールに、彼らの意図が組み込まれていくことの恐怖。

離れてしまった二人の間をかき乱し、さらに警察を使って陥れようとする山田の遠大な野望が見えてきました。

駿は、そんな彼を無邪気に信じ、慕っています。

…実の母親に“生理的に無理”と言われて捨てられてしまった駿の無残な子供時代に、たった一つの拠り所になったのが山田の存在だったのです。

だから彼は全てを排除しても山田のために働くのでしょう。

その残忍さと無邪気さの同居する不気味な彼の生き様を、岡崎体育さんが見事に再現しています。

山田の悪そうな人相も、高橋努さん…ぴったり(褒めてます)。

彼の明るい笑顔がそろそろ恋しくなるくらい、山田…嫌な奴です。

ラプラスの悪魔のたとえを引き出すだけあって、彼の知的レベルは相当なものであり、真っ当な人生を歩けていたら、さぞ大成したろうに、と思うと残念ですが。

ダークサイドに落ちてもなお情報屋としてその世界に暗躍しているだけあって、ちょっとやそっとでは倒せそうもありません。

そういえば、今回はまだ“センセイ”という存在に辿り着けませんでした。

次回は玲を巡って、警察を巻き込んだ騒動が勃発しそうです。予告では撃たれて地面に転がっていた智美の姿がありました。

「僕を、騙しましたね?」

その薫の言葉は、一体誰に向けられたものだったのか。

あと三話?

決着をどうつけて、初回冒頭の井上家のシーンに繋げていくのか。

クライマックスですが、待っている間に胃が痛くなりそうです。



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【僕はどこから】7話の視聴者の声


↑ 次は大河ですよ。「麒麟がくる」の出演、情報解禁です。


↑ 異能の心理戦て、凄いよね、ストーリーテリングが常人のそれではないから、インパクト強くて…!


↑ 玲君の中の人、今週「トップナイフ」と「この男は人生最大の過ちです」に出演していて、若いのに凄くシャープなお芝居を見せてくれる良い役者さんだなぁ、としみじみ思っています。


↑ これもギャップ萌えと呼ぶのでしょうか…?


↑ この先にまだもっと深い闇の”地獄”があるんでしょうか。


↑ 今もってなお明かされていませんが。なぜ彼は”お母さま”と呼ぶのか…?!


↑ 複雑に絡み合ってるその関係性をいちど交通整理した感じかな。
残り三話、広げた風呂敷をきっちり畳んで欲しいです。

まとめ

エンドロールに仲本工事さんの名前を見てびっくり。

ドリフターズの貫禄あるおじいちゃんは、駿とヤマダが育った養護施設の院長先生でした。

今期は「テセウスの船」で音臼村の旧家の当主も演じています。

駿も、山田も、子供の頃は可愛かったのに、と思うと、いろいろ諸行無常です。

今の彼らはそんな同情の余地もないすさまじいばかりの悪に染まり…その姿を見たら、院長先生泣くんじゃね?と思ってしまいました。

さて、殆ど言葉を発することなくそこに存在している玲。

“無”を貫くと言うのも大変なお芝居ですが。

笠松将くん、今週だけで「トップナイフ」と「この男は人生最大の過ちです」にも出演しており、重傷を負った元高校球児と、美女に言い寄るホスト的なキャラクターをいっぺんに見て脳が混乱するほどです。

エキストラの経験からたたき上げたその存在感は、この数年で数多くの作品に参加していることで磨かれ、演じるキャラごとにオーラの色すら変えているかのようです。

メインキャストの皆さんの強い光の中で、まるでステルスのようにじっとその光や色を吸収しているかのような玲。

彼にも、彼らしく生きられる日がくるのでしょうか。

物語が終わるまでに、彼が笑った顔を見てみたいです。