2019年秋ドラマ

【ミス・ジコチョー】9話のあらすじネタバレと感想!真奈子、巨悪に足元を掬われる?

ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」第9話が2019年12月13日(金)に放送されました。

今回真奈子(松雪泰子)が足を踏み入れたのは、”絶対安全神話”を掲げるSHIMIZU自動車。

高齢者の運転する車の事故は、果たして製品の不具合によるブレーキ故障か、それともヒューマンエラーだったのか…?!

以前共闘した守康弁護士(寺脇康文)も再登板する今回の事件、きな臭いにおいが真奈子のまわりに漂っています。

ここでは、「ドラマ名」第9話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【ミス・ジコチョー】9話のあらすじ(ネタバレ)

突然の事故

クリスマス間近の住宅街で。

小学生の男の子とお母さんが家路を急いでいました。

「疲れた、もう歩きたくない」という男の子に、「そんなワガママ言うこのところには、サンタさん来ないよ」と言うと、慌てて彼は駆け出し…そこに一台のシルバーの車が突っ込んできたのです。

母親は、彼を庇ってはねられ、中央分離帯に突っ込んだ車からは、老人がよろよろと降り立ち、その結果を呆然と見つめていたのです。

横断歩道に横たわった母親は、ピクリとも動かず、絶命していました。

ホストクラブ…???????

「あら、なくなっちゃった」

いかにもなホストクラブで、真奈子は接客を受けていました。

高級シャンパンをくいくいと飲み干すと、もう一本、と頓着することなくオーダーしてホストたちのコールを受ける真奈子。

「それより、いつもの…」

若いホストは親密そうな様子で距離を詰め、真奈子に囁くと…リュックから出てきた茶封筒には札束が。

「サンキュ!」

「ねぇ、今から行ってもいい?」

「今散らかってるからなぁ…でも、真奈子さんならいっか…」

ぴろぴろぴろ、と真奈子のスマホが鳴りました。

「んー、ゴメン…仕事入っちゃった。今夜中に読まなきゃならない資料があるの」

「残念だなぁ。今度は何の研究?」

「事故調よ!」

高齢者の事故?

真奈子が委員長を務めることになったのは、件の高齢男性による交通事故の検証でした。

牧野という82歳の男性はブレーキが利かなかった、と主張していたのです。

高齢者のヒューマンエラーによる交通事故は増加の一途をたどっており、憂慮すべき事態である、という司会者の主張はそのまま委員会の論調になっており、誰も逆らう様子はありません。

そんな中でただ一人、真奈子だけが疑問をもって資料を熟読していました。

「これって、本当に高齢者の事故なのかしら?」

しーーーーーん…と沈黙が会議室を支配しました。

やばい、と燈(堀井新太)が背後から真奈子に囁きました。

「先生、今回は委員長なんですから…あまり波風立てるようなことは…」

「だって、ここに書いてありますよねぇ、運転手の牧野さんは“急にブレーキが利かなくなった”って!」

委員たちは、口々に「それは、そういうでしょう?!」「焦ってブレーキとアクセル踏み間違った、とか。なにせ、82歳ですからね!」と真奈子の言うことに耳を貸す気配もありません。

さらに、問題の事故車両はメーカーの手で検証済、問題は見当たらなかった、というのです。

「判りました。では、解散!」

絶望の国、一歩手前

事故現場に向かった真奈子と燈。

「さすがにあの態度はマズかったんじゃないですか?」

「あんな頭の固い連中と議論するだけ、時間の無駄!」

交差点には黒々とブレーキ痕が残り、傍らには花が手向けられていました。

牧野はブレーキが利かなかったため、サイドブレーキを引いたと主張しており、痕跡はその主張の通りに残っていたのです。

「先生はなんで牧野さんをそんなに信じるんですか?」

「なに言ってるの?そんな見ず知らずの人、信じるわけないでしょ___ただ、確かめたいだけ。自分の手で。それに、間もなくこの国の40%が高齢者になる。私もあなたもね。高齢者って言うだけで信じてもらえなくなるなんて、絶望的でしょ?」

それだけ言うと真奈子は加害者の牧野の聞き取りを燈に任せ、被害者の夫に話を聞きに行ったのです。

白い部屋で

真奈子は、遺族・小林家を訪れましたが、事故に巻き込まれた男の子・ケンヤは部屋に籠って泣いていました。

「自分のせいでヤスヨが死んだと思い込んでいて…事故の直前に歩きたくないとワガママを言ったら、デスガイザーが来て、ママを殺した…って」

デスガイザーとはゲームに出てくる悪者キャラのことでした。

小林は、そのゲームをクリスマスプレゼントにするために用意していたのに、渡せなくなった、と力なく呟いたのです。

「高齢者だろうがなんだろうが、もう、どうでもいい。妻は帰ってこないんです。ケンヤは、一生、その時のことを思い出して悲しむことになるんです。私は、絶対許せません。牧野も、見過ごしてきたその家族も」

守康、再び

燈が牧野の自宅を訪ねると、娘が対応しましたが、牧野は事故以来ずっと外泊しており、対応は弁護士に任せているのだと言います。

「それは、ご心配ですね」

「私たちに、あわせる顔なんてないでしょう。あれほど車には乗るなって、散々口を酸っぱくして言っていたのに…“俺を年寄り扱いするな”なんて言って、そのあげくにあんな…とんでもないことを」

そこに登場したのが、敏腕弁護士の守康でした。

かつて医療事件で敵対から共闘に転じた彼は、バリバリのやり手でしたが、今回は牧野の弁護に着く予定だというのです。

「出た…モリヤス」

「別にお前らに好かれたいとは思わんが、もう少し大人のリアクションは取れんのか?」

「…すいません」

彼は、牧野が社長を務めていた運送会社の顧問弁護士だったのです。

燈が牧野への面会を求めてもすげなく断られ、守康は、ブレーキが利かなかったという証言も取り下げることを考えているのだと言います。

「遺族の感情を逆なでするだけだ」

早期示談、執行猶予付きの判決を目指す、と。

ブレーキが利かなかったという主張を貫くということは、SHIMIZU自動車を相手に訴訟を起こす、ということになるのだと。

デスガイザーの謎と過去のケース

燈が研究室に戻ってくると、真奈子や郁美(高橋メアリージュン)、そして志保(後藤理彩)までがVRゴーグルをつけて銃を振り回していました。

小林の話にあったゲームを試しているところだったのです。

ラスボスのデスガイザーが出てきたところで、ゲームオーバー…その様子を、燈は冷めた目で見降ろしていました。

事故車両のパンフレットを開いた真奈子は、その写真を見て疑問を呈しました。

先刻のゲームの画面にあったデスガイザーのイメージとはおよそ結びつかないデザインだったのです。

「何でこれが、デスガイザーなのか」

「先生、本当に…ブレーキが利かなかったなんて主張したら、SHIMIZU自動車にケンカ売るのも同然ですよ」

「だから?」

「勝ち目、ありますか?」

「どうでもいいわよ、そんなこと」

「勝ち目、ありますか?」

「2009年、アメリカ・マサチューセッツ州の空港で、日本人男性が運転するレンタカーが追突事故を起こし、10数台を巻き込む大惨事となった___彼は、息を引き取る寸前に“急にブレーキが利かなくなった”と主張した。でも大手自動車メーカーの壁の前に、正しい懸賞は行われず、原因は男性の運転ミスだと決着してしまった。その数年後、同じような事故が立て続けに発生し、車の構造上の欠陥が発見された。
もしも最初の事故で正しい検証が行われていたら、同じような事故は二度と起こらなかった…同じことを、この日本で繰り返させたくない」

真奈子は、自ら事故車両の鑑定に乗り出しました。

そんな彼女を、志保は気遣う様子を見せました。

燈にも、真奈子の様子が奇異に感じられたのです。

志保は教えてくれました。

真奈子が語った事故の最初の犠牲者は、真奈子の父親・天ノ真一(マキノノゾミ)だったのです。

巨大な壁

10年前、マサチューセッツで研究活動していた真奈子を気遣って渡米した父が起こした事故___ストレッチャーに載せられた父親は朦朧とした中で言ったのです。

「真奈子、お父さん、失敗しちゃた…すまん、急にブレーキが、ブレーキが…!」

それが真奈子の最初の“事故調”だったのです。

真奈子は事故車両の鑑定を行う予定だった研究所から断られて愕然としていました。

何かが、おかしい。

予定が崩れ、事故調査そのものが危うくなっていたのです。

九坂という男が経営する小さな整備工場に、その車両は置かれていましたが、調査機関が悉く受け入れを拒否してきたのです。

それらの関係者は、SHIMIZU自動車のOBでした。

真奈子は打つ手がなく、九坂に「ここで鑑定させてください!」と申し入れました。

期限は二時間。

九坂はしぶしぶその頼みを聞き入れて場所を開けてくれたのです。

その頃、志保は真奈子からまわされた領収書を見て顔をしかめ「まただ」と呟きました。

キャビネットを開けると一番下から黒いファイルを引き出し、事務処理を勧めます。

検証開始

真奈子と郁美は九坂の整備工場の一角を借りて、二人で事故車両の検証を始めました。

ブレーキペダルの踏み込みは良好。

構造の中で思いつくままにリストアップした項目も、全て問題と思われることは無く、バツが並んでいきました。

「ホントに、この方向でやってて、大丈夫ですかね?」

郁美は、だんだん心配になってきたのです。

震えるほど寒い中、燈が差し入れをもってやってきました。

戦力が増えて詳細な検証を進めていく中で、思わぬヒントを九坂が投げました。

「SHIMIZU自動車はコスト重視で部品会社を次々と変えている」

しかも詳細は公表はしていない、というのです。

九坂は、SHIMIZU自動車のOBでした。

真奈子は、ブレーキの要となるバキュームポンプの外装を外しました。

中にあったボルトがピカピカで、光を反射しているのには違和感を覚えたのです。

その周りには事故の際に漏れたオイルが飛び散っているにもかかわらず、一つだけきれいなボルト…締まり具合も問題なし。

「誰かが事故の後、緩んでいたボルトを締めなおした?」

「誰かって…?!」

本丸を攻めてみる

真奈子は燈を連れてSHIMIZU自動車に乗り込みました。

社屋の大型プロジェクタでは社長の清原(前川泰之)が最先端のテクノロジーとロボットカーについて熱く語っている動画が流れています。

「さすが…世界第三位の自動車メーカー…ですね」

燈は流石にビビっています。

「あなた、最近どんな失敗しました?」

真奈子の定番の質問ですが、技術部長の沼尻(上杉祥三)は怪訝な顔になりました。

「は?」

「事故車両の鑑定をされていると伺ったんですが、検証の目的は?」

「弊社の車両に問題がなかったかを調べるためです」

「それで、結果は?」

「どこにも問題はありません」

過失を認めないドライバーが車のせいにするのは良くあること、と沼尻は言います。

「酷い話ね。同じ間違いを繰り返さないためには、まずは失敗を認めることが大事なのに」

「同感です」

「あなたに言ったんです」

ぎょっとする沼尻に、真奈子はタブレットの画面をつきつけました。

「本当はこのボルトが緩んでいたんじゃないですか?そのせいで急にバキュームポンプが回らなくなって負圧が下がり、ブレーキが重くなって利かなくなったそれを隠すために、あなた方はこのボルトを締めなおした…それで一つだけ汚れが落ちている…違いますか?」

燈は(ストレートすぎますって!)と耳元に囁いて真奈子を止めようとしますが、彼女は聞きません。

「どこでこんな写真を?」

「九坂モータースで事故車両の鑑定を行っています」

「九坂?」

「ご存じないですか?以前こちらで働いていた…」

「さぁ…うちには何千人という社員がいますので」

そして沼尻は思い出したように言いました。

「確かにそのボルトには触りました。それは、ちゃんと締まっているかを確認するためです」

「沼尻部長自ら検査されたんですか?」

「私たちを疑うのは勝手だが、それなら、どういう理由でボルトが緩んだと仰るんですか?推測で言いがかりをつけるのは止めて頂きたい。車両にはなんの異常もなかった。それが我々の出した結論です!」

___「随分大きな声だなぁ」

背後から、一人の男が現れました。

「事故調の方にご挨拶をと思ってね」

弁舌爽やかなイケメン、清原社長です。

「沼尻の説明では納得していただけなかったようですね」

「ええ、かなり強引で、客観性に欠ける…とウチの野津田が申しておりました」

燈はあまりの良いように目を白黒させるのが精いっぱいです。

真奈子はSHIMIZU自動車の検証を全く信用していないと宣言したのです。

「失敗を隠そうとするのは人間の性です。特に、立派な人であればあるほど」

「誤解を指せていまい申し訳ない。あの結果は外部の有識者の方にもご協力いただいたものでしてね」

そこで、意外な名前が出てきて真奈子はフリーズしました。

国立工学創造センターの南雲喜里子(余貴美子)…真奈子の実母です。

疑惑と事実

清原は窓の外を睥睨し、沼尻に言いました。

この会社が少しずつ積み重ねてきた信頼を、私の代で失うわけにはいかないのだ、と。

「確実に痕跡は消せ、と言ったはずだ」

相手が真奈子でなければそれで誤魔化せたかもしれません。

真奈子を更迭すれば、本当に何かを隠していたのだと思われてしまう…どうすれば、彼女をこの仕事から追い落とすことができるのか。

「もし彼女が事故調査委員長としてふさわしくない人間なら自然とその立場を追われることになるだろうがね」

沼尻は九坂のことを覚えていました。

同期で、5年前の人員整理で退社を余儀なくされた一人だったのです。

清原は言いました。

「あと半年持ちこたえてくれ」

確執

国立工学創造センターのオフィスを尋ねると、喜里子はSHIMIZU自動車とロボットカーに関して協同研究と資金援助を受けていると話しました。

「でもそれで不正に目をつぶるような真似はしていないわよ」

事故車両から、過去のデータを全てさらったうえで、相対的に判断した結果だった、と。

そこにあったのはダンボール箱にぎっしりと詰まった資料です。

「その結果、ブレーキが利かなくなるような問題は見受けられなかった。運転手の操作ミスで決まりね」

「その資料、貸してもらえないかしら?この目で確かめたいから」

「好きにしなさい。ただし、一つだけ言っておく。今回の事故と、お父さんの事故は同じじゃない。冷静になりなさいよ。工学者が客観性を失ったら、終わりよ」

「そっちこそ、SHIMIZUに丸め込まれて検証の手を緩めたんじゃないの?」

真奈子のその言葉に喜里子は激昂し、机をたたくと言いました。

「誰に向かって言ってるの?母親としては何といわれてもしょうがない。だけど、工学者として侮辱することは許しませんよ。これ以上、何の証拠もなくSHIMIZUを疑うなら全力で対抗するからそのつもりで」

「望むところよ」

真奈子が踵を返して部屋を出ていったところで、喜里子は「野津田!」と燈を呼びつけ、デスクの上にあった資料の箱を示したのでした。

研究室に戻った真奈子はその紙の山を精査しましたが、はっきり言ってお手上げ状態で、本人に話を聞くしかない、ということで守康を頼ったのです。

その時、志保が真奈子を呼びました。

「またあのお店に行ったのね?」

ホストクラブの伝票のことで、彼女は苦言を呈したのです。

「彼にいくら渡したの?」

「なんで?」

「もう止めた方が良い…!」

「彼が必要なのよ」

「世間に知られたら、大変なことになるわよ」

真奈子は口を開きません。

志保は全ての事情を理解したうえで真奈子にバックアップをしていたのです。

ホテルの部屋で

意外なことに守康は真奈子らの願いを聴き、牧野が滞在しているホテルに連れてきてくれました。

「どうして会わせる気になったの?」

「私は今でも、運転ミスを認めて早期解決をはかるべきだと思っている、が、肝心の依頼人がどうしても首を縦に振らない。昔から頑固だったが、歳を重ねてさらに面倒になった」

そしてもう一人面倒だったのが、毎日電話をかけてきては真奈子を信じろと言っていた燈。

守康は真奈子の目を見て問いました。

「天ノ教授、SHIMIZU相手に勝ち目はあるんだろうな?どうなんだ?」

その答えを真奈子が口にする前に、奥のドアが開き、老人が出てきました。

事故車を運転していた牧野です。

「ブレーキが利かなかった」

開口一番、彼は真奈子にそう言いました。

「俺はこれまで10トントラックを何十年も転がしてきたんだ。あんな乗用車でミスするわけがねぇだろう!あの時俺は間違いなくブレーキ踏んだ!でも異様に重くてとっさにサイドブレーキを引いたんだが、間に合わなかった。お前ら、人を轢いたことがあるか?母親を死なせてしまった時の感覚が頭から離れないんだ…信じてくれ!」

その時フラッシュバックしたのは、亡き父の最期の言葉でした。

「私たちはただ、本当の原因を突き止めるだけです。あの日の状況を、詳しく教えてくれませんか?」

再現実験

九坂に依頼して、事故車両と同程度の年式、走行距離など条件を合わせた車両を探してもらい、事故当日の走行を再現することになりました。事故調として道路使用申請もおこない、本格的な再現を目指していました。

燈は真奈子のトラウマを心配していましたが、その日、九坂モータースに現れたのはフル装備のレーシングスーツの彼女でした。

国際A級のライセンスを持っている、という彼女は燈を助手席に座らせると強引に車を発進させました。

「こうでなくっちゃな!」

見送った九坂はニヤリと笑い、楽しそうに煙草をふかしていたのです。

真奈子は牧野の自宅前、まさにスタート地点に到着してから、燈にナビゲートを指せながら当日のルートを走り始めました。

時速と位置を検証し、辿り着いた現場で。

ブレーキングの再現を試みたのです。

結構ハード目に行った実験走行で、思い切り踏み込んだブレーキは、問題なく作動しましたが、思いがけないことが起こりました。

「タイミングチェーンが緩んでる」

再現実験後の車両をチェックした九坂が言いました。

「発売二年でタイミングチェーンが緩むことはまずない」

それがゆるむと、エンジンが不調になって振動が増え、燃費が悪くなる、というのです。

再びエンジンをかけて聴いた“緩んだタイミングチェーンの音”は、ゲームの中のデスガイザーの効果音にそっくりだったのです。

「さっきも言ったけど、販売二年でタイミングチェーンが緩むなんてのはあり得ないんだよな」

長い間SHIMIZUで働いてきた九坂の言葉には重みがあります。

そして、前回真奈子たちが徹底して調べた事故車両のタイミングチェーンには異常はありませんでした。

ということは、事故後に誰かがその不具合の痕跡を消した可能性があるのです。

「それなら、今までのSHIMIZUの疑惑にも説明がつく…構造上の欠陥があると気づいていたら、私たちよりも早く検証し、隠蔽しようとした…あのボルトと同じように。これは、SHIMIZUのリコール隠しよ」

「確かに筋は通るが、確証はない」

「仮説なら、実証するまで」

その時、真奈子のスマホが鳴動しました。

『真奈子?バレた!』

志保の切羽詰まった声に開いたタブレットのトップ記事___ネットには真奈子とホストのトキオ(中村昌也)が親しげに話している様子が隠し撮りされた写真に、ホストクラブ代で研究費を使い込みしているのではないかという疑惑の記事が。

研究室では志保が黒いファイルの中から関係の書類と領収書を出してシュレッダーに突っ込んでいました。

「今度ばかりは、守れ切れない気がする…」

不穏な空気のなかで、真奈子は呟きました。

「私、大失敗しちゃった…」



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【ミス・ジコチョー】9話の感想

多くを語ってこなかった真奈子の、最初の事故調のことが詳らかにされました。

父親の死と、そこから起きた“あってはならない事故”の連鎖。

巨大メーカーに立ち向かう姿は、池井戸潤作品の「空飛ぶタイヤ」のよう。

実際にあった高齢者ドライバーの事故を彷彿とさせるようなテーマで、しかし、より一層闇の深い問題を提起しているような今回の物語は、前後編なので、まだ決着がつかないままです。

それどころか、気づいたら真奈子は史上最悪の危機に瀕しているではありませんか。

真奈子とホストという全く連想できないそのつながりに、志保がからんでいるということはあのホストくんにさらなる謎がかくされているんだろうな、という予感はしますが、それは後編=最終回を待て、ということで一週間放置です。

ひっぱるなぁ、NHK!

それにしても凄いキャラクターを引っ張ってきましたね。

SHIMIZU自動車の清原社長こと、前川泰之さんと、九坂こと岩城滉一さん。

前川さんは仮面ライダービルドで凄みを利かせた敵のラスボスを演じていましたが、池井戸潤作品「半沢直樹」で一般に顔と名前が浸透しました。

もともとはファッションモデルなので、堂々たる立ち姿は社長の貫禄も醸し出し、独特の存在感を放っています。

岩城滉一さんは若い頃はヤンチャなイメージがありましたが、髪が白くなるにつれて素敵に“枯れた”風情を醸し出しています。

よく見ると、まつ毛まで白く、欧米人のような独特の雰囲気がありますね。

しかし、パーカーにつなぎがこんなに似合う高齢者(笑)はいませんね。
御年68歳。
SHIMIZUについて何か知って良そうな彼の後半での暗躍に期待したいところです。



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【ミス・ジコチョー】9話の視聴者の声


↑ 妻を失った男の役で出演されている竹財輝之助さん。実はめっちゃ男前です。


↑ もしかしたら世捨て人のようだった九坂を救うことにもつながるのかもしれない、とふと思う。


↑ 数々の失敗の上にドカンと降りかかってきた”大失敗”?!ホストくんの正体と、あのお金の意味が気になります!


↑ さりげない仕草が”工学者”っぽくてよいなぁ、と。


↑ 三年A組ではイケメンのヒーローでした(笑)。


↑ まぁ、この二人は永遠にこんな感じなんでしょうが。とりあえずSHIMIZUに関しては和解してほしいなと思うわけです。

まとめ

なんだか、真奈子と喜里子のメイクが変わった…?

喜里子の目元の表情が今までとちょっと違うような感じがするのは気のせいでしょうか。

間に挟まっていたはずの父・真一を以外な人が演じています。

マキノノゾミさん。

俳優ではありますが、どちらかというと脚本や劇作家として知られている人です。

奥様がキムラ緑子さんという濃い組み合わせでした。

せっかく登場したのに、すぐにご臨終で残念極まりないのですが。

彼も白い髪がよく似合っていましたね。

松雪さんを間に挟んで、喜里子と三人で撮ったショットなどがあればいいのに、とおもったりもしますが。

流石NHK,贅沢なキャラクターの使い方をされますねぇ。

というわけで、あと一話で終了です。

真実を追求する真奈子の前に広がるのは、どんな風景なのでしょうか?