2019年秋ドラマ

【科捜研の女 season19】22話のあらすじネタバレと感想!マリコ、怪しい推理小説家を出し抜けるか?!

スポンサーリンク



ドラマ「科捜研の女 season19」第22話が2019年11月28日(木)に放送されました。

ここでは、「科捜研の女」第22話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

今回の殺人事件には、児童書『あおぞら探偵団』が関わってきます。

意見を先読みする怪しい作家・高柳龍之介(大和田伸也)は、果たして真犯人なのでしょうか?

理系頭の榊マリコ(沢口靖子)が、柔軟な発想を求められます!

【科捜研の女】22話のあらすじ(ネタバレ)

『File.22 ミステリーの達人 』

遺体と児童書

小説家・高柳龍之介(大和田伸也)の邸宅。

締め切りまで1週間だというのに何も書けない高柳。

「実体験が欠けている、身をもって殺人事件を体験しないと、リアルなものはかけない」と呻いていた…。

・ ・ ・

草の多い空地に臨場した榊マリコ(沢口靖子)たち。

落ち葉に隠されるようにあった男性の遺体を検分する。

致命傷は頭部、引きずった跡があるので、殺害現場は別の場所の可能性が高い。

蒲原勇樹刑事(石井一彰)が見つけた従業員証によると「古田憲一」という工場の作業員らしい。

他に『あおぞら探偵団』というサイン本があり、しかもサインの日付は昨日のものだった。

作者の高柳龍之介は“殺人トリックの魔術師”と言われている勇面陣らしい。

・ ・ ・

鑑定と解剖開始!

あちこちの擦過傷や打撲痕は、階段などから突き落とされ、後に空地に遺棄された様子を示している。

手のひらの擦過傷には砂が食い込んでいたので鑑定にまわされる。

衣服には現場にない植物も付着していた。

先読みする推理作家

高柳宅を訪問する土門薫刑事(内藤剛志)とマリコ。

「何か悪いことしたの?」と妻に聞かれると、「人を殺したんだよ」と、真顔でムードたっぷりに返す高柳だ。

土門が被害者・古田憲一(今野浩喜)について尋ね、本を見せると、むしろ高柳のマネージャーの方が思い出す。

サインした本は古いデビュー作の児童書だった。

1時くらいにサイン会に来て、新刊ではないが特別にサインしたらしい。

被害者の服にレンゲソウとスズメノエンドウが付着していた話をするマリコ。

「午後3から7時はどちらに?」と質問する土門。

死亡推定時刻だと合点した様子の高柳だが、それには答えず「子供を探すといい」とアドバイスをする。

『あおぞら探偵団』は児童書なので、誰かのためにサインを手に入れたに違いないと言うのだった。

砂のことまで言い当てたので、ギクリとするマリコだ。

・ ・ ・

工場に聞き込みに行く蒲原刑事。

古田はおとなしく、ドンクサかったが、トラブルはなかったとのこと。

たまに男が来てコソコソ話していたと語る同僚たちだ。

マリコが戻ると、科捜研は蒲原が押収してきた脅迫状らしい文書で「復讐殺人では?」と盛り上がっていた。

『私はお前を許さない。おまえは私の大切な人の命を奪った…』などと、手書きで書いてあり、紙には丸めた跡がある。

古田には強盗殺人の前科があり、2か月前に刑務所から出たばかりだった。

その他に、砂鉄で絵を描くお絵かきボード、『あおぞら探偵団』シリーズの他の3冊を押収してきた蒲原だ。

土門の聞き取りによると、古田がかつて殺した人の息子は既に家庭を持っており、憎しみは忘れたと主張していた。

筆跡鑑定の結果も不一致だった。

宇佐見裕也(風間トオル)が便箋の表面にヒノキの木くずの微細物を発見。

古田が働いていたのは車の製造工場で、木材は扱っていない。

またマリコは被害者に付着した砂に有孔虫の死骸が含まれていた…つまり海の砂だったことを発見する。

・ ・ ・

「わが身をもって経験したことだけが作品の血肉になる」と、TVインタビューで答えている高柳。

「たとえ犯罪を犯しても自分は絶対捕まらない」などと公言するので、あきれる妻とマネージャーだ。

妻は草のカケラを拾い「最近よく見つかる」と呟く…。

草の謎と小学校

風丘早月先生(若村麻由美)が、いつものように解剖鑑定書とオヤツを持ってきてくれた。

クズ餅を見て、宇佐美が付着物の2つの植物も食用だったと思いつく。

調べた結果「ラビットハッピー」というウサギ用の牧草と判明。

宇佐美が小学校ならば飼育小屋があり、砂場には海辺の砂が使われていてもおかしくないと思いつく。

「丸太町小学校だ!」と気づく橋口呂太(渡部秀)。

『あおぞら探偵団』に出てくる小学校のモデルだ。

早速丸太町小学校に向かい、ウサギ小屋と砂場を調査するマリコたち。

呂太が教頭先生からウサギが1羽消えた話を聞き込み「第2の事件!」と大喜びする。

シリーズ第2巻に『消えたウサギを追え』というエピソードがあるらしい。

しかし、殺人事件との関係は不明だ。

涌田亜美(山本ひかる)が防犯カメラ映像を調査、古田が小学校を1時半つまりサイン会の後に訪問していることを確認する。

しかし20分後に学校を出ているので殺害現場ではない様子、また砂場の砂も不一致だった。

ウサギにこだわっていた呂太が大声をあげる。

ビデオの今日朝7時の小学校に、高柳が映っていたのだ。

脅迫状を書いた人物

土門が聞き込みに行くと、「警察で話す」と自分から連行されたがる高柳。

しかし取調室ではワクワクして「リアリティが違う」などと、刑事席にも座りたがるなどするだけだった。

ところが、それを見ていた日野和正所長(斉藤暁)が、「相手の気持ち」ということでふと思いつく。

脅迫文を書いたのは、古田憲一本人らしいということだ。

“ロールレタリング”という心理療法的な更生プログラムで、被害者遺族の気持ちになって加害者が手紙を書くのだ。

古田は刑務所で木材工芸の訓練を受けていたので、ヒノキの粉とも合致する。

しかし古田の筆跡が確認できるものは作業着の名前しかなく、筆跡は一致しなかった。

蒲原は「口述筆記だったのかも、古田に手紙を書くのは無理だったはず」と言い出す。

・ ・ ・

「あなたの筆跡と一致しました」とマリコが言った相手は…。

辻正孝、ボランティアで古田の面接委員を担当していたお寺の住職だった。

古田は気の毒な生い立ちで、父親は生まれる前に失踪、母親は息子を小学校にも行かせていなかった。

逮捕時の学力は小学校の1年程度だった。

辻が勧めた時、古田はロールレタリングに乗り気ではなかったらしい。

「自分自身とゆっくり向き合って、次はご遺族の気持ちになって」と諭した辻住職。

筆記してもらったばかりの手紙を見て心打たれた古田。

国語の勉強をするようになったので、辻はフリガナのある『あおぞら探偵団』をプレゼントした。

『あおぞら探偵団』に夢中になった古田。

まるで自分が冒険して、友達と謎解きしているみたいだと感動していた。

読書の喜びから、新しい世界の扉を開けたのだ。

「おれ、この人の本全部読みます!漢字も勉強して、ココから出たら真面目に働いて…」

と、人生を取り戻す様子だったと語る辻。

「高柳さんは恩人だったんですね」とマリコは感動する。

お絵かきボードも、古田本人の漢字の練習用だったのだ。

被害者の聖地巡礼

亜美が被害者の足取りを報告。

嵐山方面行のバスに乗って有栖川古墳前で下車していた。

標高十数メートルの丘なので、海の砂は関係ないはずだが…。

「消えた財宝を追え、『あおぞら探偵団』第3巻だ!」と呂太。

古墳の出土品が行方不明になる話があるらしい。

「聖地巡礼かも!」と亜美が気づく。

本のモデル地を回っているなら、海の砂がある殺害現場も本に登場するのかもしれない!

・ ・ ・

クラブに飲んだくれに行った高柳。

妻によると、小学校に行ったのは推理からくるネタ探しだったらしい。

スランプすぎて「廃業!」と荒れてホステスと騒いでいるところに、マリコが乱入して襟首をつかむ!

「古田憲一さんはあなたの小説の舞台になった場所で殺害された可能性があります!」

高柳の頬を両手で挟んで「砂浜や崖のある場所に心当たりは?」と詰問するマリコ。

怒るホステスの間から「神社?」と思いつく高柳。

たまたま気に入った石段のある神社の写真を、イラスト化してもらったらしい。

「4巻、『消えた狛犬を追え』です!」と気の利くマネージャー。

高柳の手を握って颯爽と去っていくマリコを見て、昔の高柳と「情熱と使命感が似ている」というのだった。

殺害現場と真相

本のイラストを見て推理する科捜研の面々。

大文字の“筆跡”から「左大文字だ」と所長、西大路通り周辺だとあたりをつける宇佐美。

京都のど真ん中、白波神社の境内には鳥羽の海辺の砂が使われた“立て砂”があるらしい!

夜の神社に急行したマリコ・亜美・呂太。

立て砂を確認、さらに石段には血液反応があった!

・ ・ ・

翌日。

マリコや土門が被害者の血液、工場の安全靴の足跡などを示した相手は…被害者の同僚3人だった。

防犯カメラの映像で、現場にいた事実は確定だ。

「事故だったんですよ」、「からかっただけです」と言い張る3人。

『あおぞら探偵団』を取り上げ、まるで子供のいじめのようなことをしていたら、本を守ろうとした古田は突き飛ばされて石段から転落してしまった。

それで死体を運んで空地に遺棄したのだ。

「死ぬなんて思ってなかった、マジで」と言い訳する容疑者達。

「そんな死に方ってありかよ」と、嘆いたのは高柳だ。

本一冊のために…と犯人3人に食ってかかる。

「生きる希望そのものだったんだ」と土門がフォローする。

「哀れな一生だ」と嘆く高柳に、「でも1冊の本、1人の作家がいるだけで人は生きていける」と、高柳の本が古田の唯一の楽しみだったことを想像するマリコだ。

サイン会を思い出す高柳…本の登場人物と古田が、仲の良い少年のように遊んでいる様子が見える気がするのだった…。

・ ・ ・

いつもの屋上の土門とマリコ。

高柳龍之介の新作ミステリーは、殺人の過去を持つ男が、生き方を改めて夜間学校に通ううちに事件を体験する話らしい。

「古田憲一さんが歩んだかもしれない人生ね」とマリコ。

本の中の古田の命が、また他の誰かに力を与える。

そんなことを思いつつ、空を眺める2人だった。



スポンサーリンク

【科捜研の女】22話の感想

『あおぞら探偵団』シリーズというちょっと古風な児童書が、「聖地巡礼」という現代風のイベントと結びついて、被害者の足取りにつながるのが面白かったです。

事件としては、小説家・高柳の邸宅も小学校も、ミスリードだったというわけですね。

TV予告ではかなりそちらがクローズアップされていたので、ちょっとブーイングですが、個人的な推理力不足でした。

心からの宝物だった本のために危険を冒した結果、同僚に転落死させられてしまった被害者・古田。

作家の高柳は、かなりふざけた動機で事件に絡んでいた設定でしたが、マリコの言葉ですっかり改心した様子で、良かったです。

高柳の想像で、古田少年と『あおぞら探偵団』の登場人物が和気あいあいと笑っているシーンでは、思わず涙がこぼれてしまいました…。

しかし、やはりこのようなファンタジーっぽい事件では、マリコよりも呂太や亜美の方が積極的に喰いついていましたね。

宇佐美もクズ餅からウサギの牧草を思いつき、所長は大文字の知識を披露するなど、冴えていました。

そして、それらを科学的な推理力とハンパない行動力で結びつけるのがマリコというわけですね。

すごくいいチームワークに、職場としての京都科捜研に憧れてしまいます!



スポンサーリンク

【科捜研の女】22話の視聴者の声

まとめ

殺人事件ながら、ちょっと感動でホロっとくるいい話でしたね。

ちなみに、面接委員・辻正孝役は、歌手かつ俳優の佐川満男でした。

見覚えがあると思ったら、実は彼「科捜研の女」シーズン13,14で、当時はおなじみの慶山善遍寺住職の泉川祥英として登場していました。

今回も袈裟を着用しての登場だったので、せっかくなら役名もそろえてくれればよかったのに、と思ってしまいました。

さて、次回は超衝撃、なんと土門刑事の元妻が事件に絡んでくるというのです!

今まで「離婚だろう」という感じで登場したことがなかったのにココに突っ込んでくるとは、やはり20周年だからでしょうか。

土門の異動話も出てくる様子、不安でドキドキしてしまいます!



スポンサーリンク