2020年冬ドラマ

【科捜研の女 season19】31話のあらすじネタバレと感想!草木染めの布が示すのは誘拐?殺人?!

ドラマ「科捜研の女 season19」第31話が2020年2月20日(木)に放送されました。

ここでは、「科捜研の女」第31話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

今回は「マリコ、ファッションを科学する」ということで、草木染めが登場します。

こういうテーマだと、いかにも和の街・京都だなぁと感じられますね。

しかし殺人事件、1枚1枚染め方が違うという和手ぬぐいにはどんな秘密があるのでしょうか?

【科捜研の女】31話のあらすじ(ネタバレ)

『File.31 ピンク色の鑑定』

紫色の和手ぬぐいの謎

河原の遺体発見現場に臨場する科捜研メンバーと蒲原勇樹刑事(石井一彰)たち。

遺体は中年男性、昨日午後4から6時頃に殺されたらしい。

遺体のポケットや現場には、何故か10円玉がたくさんあった。

その少し離れた場所。

ある青年が思いつめた様子で、立ち入り禁止のKEEPテープにコッソリ紫色の和手ぬぐいを縛り付ける。

蒲原刑事がそれを発見、中にはメモが挟まっていたので、榊マリコ(沢口靖子)に鑑定を依頼する。

鳥居3つと『事件現場』の文字のある、簡単な地図のようだ。

・ ・ ・

鑑定と解剖開始!

・7センチ以上の刃物が肋骨の間を貫通、心臓に到達して即死
・肝臓に病変
・紫の布は葡萄の皮で染めたもの、被害者の指紋が多数付着

などが判明。

「犯人から警察への挑戦?」と涌田亜美(山本ひかる)が考え込む。

元染色家のホームレス

蒲原によると被害者は「後藤秀春」、草木染の染色家で19年前に捜索願が出ている男だった。

草木染工房へ妻に会いに行くマリコと蒲原。

失踪前、後藤(春田純一)は仕事を切られて自暴自棄になっていたらしい。

紫の和手ぬぐいを見せると「ウチの工房でよく染めていました」と実演してくれる。

縛ったところがリング状の模様になる絞り染めが施されていた。

しかし19年間に後藤から連絡はなく「私にとっては死んだ人」と語る妻だ。

・ ・ ・

土門薫刑事(内藤剛志)は、後藤が半年前から桶の池公園でホームレスをしていたことを調べていた。

手ぬぐいは後藤の所持品に間違いなかった。

ボランティアの人によると、後藤は殺害された日に神社の賽銭泥棒の嫌疑が欠けられていた。

しかし、「ニーチェさん」と呼ばれるホームレス(越村友一)は、後藤を「なかなかの男だった」と評する。

「見ているものはイデアの模倣に過ぎない」とギリシャ哲学を持ち出し、お賽銭の件には裏があるはずと勝手に調べに行ってしまう。

地図が結ばれていた意味

科捜研では、宇佐見裕也(風間トオル)が手書き地図を分析して、伏見区北部の羽鳥山の地形が合致することを突き止めていた。

実際に古い山小屋に行ってきた橋口呂太(渡部秀)は、入り口から2人分の下足痕を発見。

1人は被害者のものだったが、小屋内からは犯行に関係のある証拠は見つからなかった。

『事件現場』とは殺人ではなかったのか?

その時「いました、犯人候補!」と亜美が叫ぶ。

現場検証の野次馬が撮った動画に、和手ぬぐいを結んでいる若い男が映っていたのだ!

地図の用紙を分析していた日野和正所長(斉藤暁)は、筆圧で番号が写っていることに気づく。

010から始まるイギリスの電話番号だった。

・ ・ ・

マリコと蒲原はとある古着屋へ、川上夏夫(赤楚衛二)を訪ねていた。

「おしい!」といきなり叫ばれ、マリコは夏夫に派手なマフラーを当てられてしまう。

流して、地図と紫の手ぬぐいを突きつけるマリコ。

ロンドンのビンテージショップに連絡しており、またお店のHPにある夏夫の顔写真と動画が顔認証で一致したのだ。

「すげえ!マジ想定外」と喜ぶ川上夏夫に、すごむ蒲原。

なんと過去の自身の誘拐事件を調べてもらいたかったのだと言い出す。

紫の手ぬぐいは、最近差出人不明で届いたものだった。

しかしそれを見て、19年前、小学生時代に誘拐された記憶がよみがえったとのこと。

2人の男に山の方角に連れ去られ…鳥居が3つあるところを通って山小屋に連れ込まれた…バッグの札束を見かけた…などと断片的だ。

その後、車で家の前におろされ、父に誘拐を主張したが、「作り話は止めなさい!」と叱りつけられた。

無念な思いを抱えていたところ、ネットのつぶやきで事件を見かけ、利用することにしたのだった。

実は手ぬぐいが被害者・後藤のものだった、また彼が問題の山小屋に行った形跡があると聞いて、驚く夏夫。

パニックしつつ、無罪を主張する。

「記憶の中だけの誘拐?」と信じがたい話だが、日野所長が当時夏夫の所持していた防犯ブザーから、後藤の指紋を検出。

誘拐は現実で、犯人の片割れは後藤、しかも手ぬぐいの送り主も後藤だった!

そこに風丘早月先生(若村麻由美)が桜餅と解剖鑑定書持参で登場。

後藤は悪性腫瘍を抱えており肝臓にも転移、余命数ヶ月という状態だった。

死を察して、19年前の罪を悔いていたのだろうか。

それが原因で「もう一人の誘拐犯」に殺されたのかもしれない!

過去の誘拐事件の動機

蒲原の追求に頭を下げる後藤の元妻。

捜索願を出した直後に後藤が現れ「株でもうけたお金」を渡し、工房の再建を託して去って行ったとのこと。

大金のバッグから、「もう一人」の指紋が検出される。

川上夏夫の父はカグヤマ繊維という大メーカーの社長だった。

川上社長(堀内正美)は企業を大きくするために海外にシフトして、地元の職人を切り捨てた経緯があるらしい。

後藤には誘拐の動機があったわけだ。

もう1人の犯人も恨みを抱いた職人だろうか。

土門が過去の職人リストを要求すると「誘拐なんて起きていない」と言い張る川上社長。

仕方なく総務課にリストを取りに行くと「起きてもいない事件を調べるなんて」と嫌味を言われる。

30人に及ぶ職人の指紋を調査するが、「もう1人の犯人」と合致する指紋は見つからなかった。

お賽銭と草木染め

科捜研メンバーは後藤の時間軸を整理していく。

お賽銭を盗み、山小屋に言った後からの足取りがわからない。

その時、京都府警にホームレスのニーチェが訪ねてくる。

宇佐美のお茶を堪能し、「恐るべき冤罪事件」と称してお賽銭泥棒について語る。

近所の小学生によると「古い10円玉が欲しいんだ」と言って、お賽銭を500円玉と交換していたというのだ。

「それって両替?」と悩む一同。

「古い10円玉には酸化銅が付着している」とマリコが閃く。

イデアを持ち出して興奮するニーチェは、後藤が草木染めに真実を見ていたことを語る。

思わずニーチェの手を握りしめ、「それです!」と叫ぶマリコだ。

・ ・ ・

再度工房に行き、草木染の作業工程を勉強するマリコ。

呂太はマリコの言いつけで、後藤のテントから食用酢を発見していた。

マリコはスラスラ化学式『CuO+2CH3COOH→Cu(CH3COO)2+H2O』を描いて説明する。

化学反応で酢酸銅を作り出し、「媒染」という仕上げ行程を計画していたに違いない。

後藤が何を草木染めの材料にしようとしていたかわかれば、足取りもわかるはずだ!

・ ・ ・

一方夏夫は、自ら誘拐の思い出のある山小屋を訪問していた。

キャンプ客のお弁当を見て、ふと昔、誘拐犯・後藤が目の前で葡萄の皮で草木染めを実演してくれたことを思い出す。

「次はピンク色がいい!」と思わず喜び、自分の悩みを打ち明けた夏夫少年。

ピンクやリボン・レースが好きだったのだが、父親に認められないので隠していたのだ。

「全部思い出しました!」とマリコに連絡する夏夫。

後藤はピンクの草木染めをプレゼントしようと約束していた。

マリコは考える。

…後藤は約束の色を作れず、紫の布を夏夫に送った…しかし酸化銅焙煎を思いついて、再挑戦しようとしていたに違いない。

その時宇佐美が、ニーチェが後藤から贈られた手ぬぐいは「みやこ彼岸桜」の枯れ葉で染められたものだと報告する。

山小屋に出向き、みやこ彼岸桜を探して回るマリコたち。

彼岸桜の林で、落ちている10円玉と血痕を発見、ここが後藤の殺害現場に違いない!

さらに落ちていた繊維片を鑑定すると、意外な犯人がわかる!

2段階の事件の真相と、隠された思い

土門刑事が取調室に呼び出した被疑者は…カグヤマ繊維の総務部長・今村だった。

今村は社長が脱税をした隠し財産を持っていることを知っており、株取引の大損を埋めようと、後藤と誘拐事件を計画したのだった。

日野所長がカバンの第3の指紋と一致したことを伝えると、犯行を認めざるを得ない今村。

しかし後藤の殺人は猛否定する。

うなずく所長と土門。

・ ・ ・

カグヤマ繊維では、蒲原とマリコが繊維片を突きつけて川上社長を詰問していた。

現場に引っかかっていた繊維片は、カグヤマ繊維の試作品ズボンの羊毛繊維だったのだ。

現場には後藤以外の血液も発見されている。

「勝手な男だった」と語り出す川上社長。

最近、突然現れた後藤が土下座をして、夏夫の誘拐について懺悔したのだった。

「夏夫くんとの約束」と春色の草木染めについて語る後藤、「脱税を隠すために誘拐事件をもみ消した」と息子に知られたくなかった社長。

社長は「息子の監禁現場を見たい」と後藤を連れ出した。

「私には草木の未来をもらう資格はない」と言いつつ、落ち葉を拾う後藤を背後から刺殺した社長。

自分も負傷して、血痕を残してしまったので、遺体を移動したのだった

マリコは、社長が草木染の伝統工芸への回帰を始めたことを指摘する。

夏夫が古着を扱う仕事に就いたことで、「間違っていたのかも」と自分の半生を反省したらしい。

「そうだよ、間違っていたんだ親父は、やっと気づいてくれたのか」と社長室に入ってくる夏夫だった。

・ ・ ・

ニーチェを訪問するマリコと土門。

ニーチェはぼやきながらも後藤の遺志を継いで、落ち葉の桜染めを目指している。

「桜色は届かなくても、後藤さんは素晴らしい色を夏夫さんの中からくみ上げたのかも」とマリコはつぶやく。

「真の色彩は目を閉じて初めて分かる、か」とニーチェ。

目を閉じたマリコは…ウグイスのさえずりを聞いて、「春!」とほほ笑むのだった。



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【科捜研の女】31話の感想

草木染の奥深さから、事件現場と元誘拐犯の裏に秘めた思いが伝わってくる、ちょっと不思議なストーリーでした。

後藤と夏夫少年の間には、「美しいものを愛する」という観点から立場を超越した心の交流があったのですね。

誘拐のお詫びに「春色の草木染めを送る」というのは、後藤の勝手な言い分のようにも思えますが、「私には草木の未来をもらう資格はない」との言葉には心を打たれ、共感したくなりました。

父親に理解されない苦しみを持った夏夫にとっては、誘拐の記憶はあいまいながらも、自分の信念を確立する良いきっかけになったのですね。

逆に川上社長の方は「誘拐と脱税を隠ぺいしたい」という事情に加えて、息子と誘拐犯が心を通わせている様子に嫉妬した一面もあったかもしれません。

ネットでは夏夫役・赤楚衛二、社長役・堀内正美らの登場で、「今日は仮面ライダー度が高い!」、「特撮メンバーだ!」と盛り上がっていますね。

仮面ライダーシリーズも東映製作の朝日テレビ放送ですから、大人の事情も察せられますが、ファンとしては見過ごせないコラボなんですね。

赤楚衛二は映画「思い、思われ、ふり、ふられ」で浜辺美波らと共同主演の予定も入っています。

注目の若手株ですね!



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【科捜研の女】31話の視聴者の声

まとめ

春を待つ桜の枝や皮からピンクを抽出という桜染め、ロマンチックでほしくなってしまいました!

さて、伝統回帰ともいえる草木染の次は、現代的な流行のネイルアートが登場する事件です。

マリコが仲間たちにマニキュアを強制する展開になるとのこと、犠牲になる男性陣の反応が面白そうですね。

ゲストで魔性のネイリストを演じるのは佐藤江梨子、ついこの間の「絶対零度」第7話で魔性の女社長を演じたばかりです。

アチラでは悪女でしたが、「科捜研の女」ではどんな結末か…いろいろな意味で楽しみです!