2020年冬ドラマ

【ケイジとケンジ】2話のあらすじネタバレと感想!決定的な”物証”はどこにある?!

ドラマ「ケイジとケンジ」第2話が2020年1月22日(木)に放送されました。

夜の横浜の街角で___人気の少ない階段でもみ合う男が二人。

その気配に気づいた通行人が見上げると、一人が殴られて下まで転げ落ち。

もう一人は、黒いシルエットになって走り去っていきました___事件です。

ここでは、「ケイジとケンジ」第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【ケイジとケンジ】2話のあらすじ(ネタバレ)

カニ味噌ラーメンの誘惑

桜川橋交番で仲井戸が一緒に働いていた先輩・田口巡査が自転車でパトロールしていると、反対側から息せき切ってかけてきた若い男が一人。

田口の姿を見ると慌てて逃げたため、彼はその後を追いました。

その頃、横浜地検みなと支部では、ようやく取り調べが終わってみなみと真島が帰り支度をしていました。

「申し訳ありません、こんな時間になってしまって」

真島(東出昌大)がデスクの上を片付け、コートを手に取りました。

「大丈夫です。最後の被疑者にはまいりましたね」

みなみ(比嘉愛未)たちは、のらりくらりとかわしてなかなか容疑を認めない相手に苦戦したのですが。

真島が追い詰めて認めさせ、今日の仕事は一件落着したのです。

「晩御飯は?みなみさん」

「もうこんな時間ですし、今日は家に帰って食べます」

「もしよかったら、この前行けなかったポルトガル料理に…」

みなみのスマホが鳴り、彼女が取ると、相手は兄の仲井戸でした。

「胡椒がない!どこや?ラーメン食おうと思ったら胡椒がないねん」

「えっ…もしかして、冷蔵庫に入ってたカニ味噌ラーメン?」

「そう」

「勝手に食べないでよお兄ちゃん!!!」

(おにいちゃん?)

電話に向かって激高したみなみの勢いに圧倒されて呆然とする真島。

それは彼女が楽しみにしていたお取り寄せの逸品で、ひと月越しに届いた物だったのです。

「ほー道理で高級感あると思たわ」

文句を言おうとするみなみに「キャッチホン入ったから」とぶっちぎる仲井戸。

相手は強行犯係の目黒(磯村勇斗)です。

「宮川新町の階段から男性が転落して意識不明の重態。突き落としたと思われる男を任意同行しました」

「了解…」

彼の視線の端には今まさに湯気を挙げているラーメンの丼が…。

「しゃあないなぁ」

みなみにつなぎなおした電話で「兄ちゃん仕事や。ラーメンお前が食ってええぞ」というとダッシュで出勤していったのです。

「はぁああああああ?お前が…って!?___酷い!最っ低!」

その様子を見ていた真島はこれ幸いとみなみを食事に誘おうとしましたが。

「今から帰れば間に合うかも!失礼します!」

彼女の頭の中は、カニ味噌ラーメンへの執着でいっぱいだったのです。

その背中を見送った真島は、手帳を開いてメモしました。

「カニ味噌が、好き」と。

まるで面談のような…

「通報があったのは20時10分。たまたま現場を通りかかった大学生が現場を目撃していました」

毛利ひかる(今田美桜)が多胡係長(矢柴俊博)に報告していました。

「その直後に、現場から200mほど離れた路上でパトロール中の警察官が猫田一也(稲葉友)に職務質問しました」

「猫田一也?」

「21歳のフリーターです」

取調室では仲井戸と目黒が猫田を取り調べていましたが。

「俺じゃないってば!」と全力で否認するばかりでした。

「ジョギングしていた」という彼に、仲井戸は「ダウンジャケット着てジョギングするか?普通…」と突っ込みを繰り返していましたが。

目撃者はそんな猫田を見て「現場が暗かったから」と断言できずにいたのです。

仲井戸は、猫田の経歴を見て疑問に思ったのか、出身校を聞くと、意外なことに名門で知られる私立高校だったのです。

それがフリーターで就職したことがなかった、という彼は、何らかの理由で高校を中退、進学もせず、フラフラしているという現状に、仲井戸は全力で高校教師モードを炸裂させ、取り調べというよりは三者面談のようなノリになってきました。

「逃げるな、嘘をつくなよ、嘘っていう字はな、口に虚しい、って書くんだぞ?___正直になれよ!10年後の自分に褒めてもらえる、そんな大人になれよ猫田一也!」

すると、彼は顔をくしゃくしゃにして、喉の奥から絞り出すように「やりました…僕がやりましたーーーーー」と自供したのです。

その様子に、大先輩の桂(菅原大吉)や多胡は信じられない、という顔になり。

ひかるは「熱血先生だ…」と驚きの声を上げたのです。

検事の苦労

猫田はあっという間に送検され、みなと支部の真島の担当となりました。

桜木警察署の大貫署長(風間杜夫)が心配していた通り、証拠が少なくて、担当検事が苦労する典型的な事件になったようです。

樫村部長検事(柳葉敏郎)に対するプライドもあり、真島はさっそく猫田の取り調べを始めました。

しかし。

猫田は警察で認めたその容疑を一転して覆し「僕は…やってません」と否認したのです。

「やってない?」

「はい」

真島と猫田のやり取りに、みなみも「でもあなたは警察で…」と口を挟むと。

「あれはむりやり自白させられたんです!」と猫田は言いました。

「被害者の犬塚さんの右頬には打撲痕があります。あなたの左手の傷は犬塚さんを殴ってできたものではないのですか?」

「これは、自分で転んだ時に出来たものです」

「君にはアリバイがない…そうだよね?」

「だから!その時にはジョギングしてたんですって!僕が犯人だっていうなら、ちゃんとした証拠出してくださいよ!」

「…急に、強気になっちゃって」

真島が恐れていたことがあっさり現実になった瞬間でした。

勘と物証

「猫田一也が供述を翻しました。自分はやってない、自供は警察に強要された、と」

真島からの電話を受けた多胡は「自白を強要…してませんよ!」と反論しました。

「何の物証もないのに自白だけで送致してくるからこんなことになるんですよ。どうするんですか?」

真島に詰め寄られて、多胡は狼狽しましたが。

犯人を見ているはずの被害者・犬塚さんは意識不明で供述が取れません。

席を外していた仲井戸が戻ってきたら「俺の前では泣いて反省してたのに、あいつに舐められてるんじゃないですか、真島さん!」と言いたい放題です。

「はぁ?」

「人間の器が小さいんだよ!」

周囲は慌てて止めますが、仲井戸の暴言は止まりません。

「器が小さい…」

「俺の前では心拓いてくれたんだから!調書見てください!」

猫田は美容外科の開業医の家に生まれ、名門大学の付属中学から高校に進学していじめにあい中退…という経歴を仲井戸に吐露し、それは供述調書につらつらと書かれていたのですが。

「そういうことを素直に白状したうえでの自白だったんですよ」

「それが事実であるという根拠は?」

「…教師の勘?」

多胡は「刑事だろ!」と思い切り突っ込み、はっとして「刑事の勘でした」と言い直しますが。

「どっちの勘でもダメだろ!」

真島はとりなそうとするみなみにいちいち詫びながらも「裁判で戦えるだけの物的証拠が必要なんだよ!」と引きません。

「勘で送致されたら困るんだよ」

「あ~~…勘をバカにしちゃいけない。猫田に職質かけた田口巡査は平成29年神奈川県警職質コンテスト第三位。お巡りさんの直感は、結構当たるの!」

あくまで強気の仲井戸と、賛同する強行犯係の面々でしたが。

呆れる真島の前で、みなみが「中井戸さん!とにかく物証を!」と詰め寄りましたが、そこに目黒が猫田に関する新証言をゲットして戻ってきたのです。

起訴は出来るのか?

「猫田は、これまでも度々暴力沙汰を起こしてトラブルになっています」

よっぱらって、居酒屋の店員を殴るとか。

駅員に暴力をふるうとか。

いずれも、友人らがなだめて警察沙汰を回避してきていたのですが。

「カッとなってすぐ手が出るのは、仲間内では有名だったようです」

仲井戸は真島のオフィスに来て、新たに得た証言を報告していました。

「えっ?…それが新証言?」

落胆したのはみなみだけでなく。

真島は頭を抱えてため息をつきました。

「欲しいのは、今回の事件に直接かかわる物証です。猫田一也がもともと喧嘩っ早い人間ですなんて証言、法廷に出したら裁判官に呆れられますよ?」

そのやりとりのなかで、真島が「みなみさん」と呼ぶこと自体が気に入らない仲井戸は反発しますが。

「要するに、猫田を起訴できないのは全部俺たちが悪くて、そのせいで自分の評価が下がるのが嫌だ!って話だろ?」

みなみが「そんなこと!」と反論しますが、仲井戸は止まりません。

「そういう“上から目線”が気に入らねぇんだよ!」

「検事に文句を言う警察官なんて初めてだ…」

心底呆れている真島に、みなみが気遣わし気な視線を送りました。

「中井戸さん!警察にとって証拠というのは被疑者を捕まえるためだけのものかもしれませんが!我々は違うんです!裁判に勝つための材料です。裁判官や裁判員に“有罪だ”と判断してもらうための論理的な説得材料なんですよ!」

「まぁた小難しいことを」

「この前も言いましたが。中井戸さんは捜査官、僕は法律家。パートナーであっても、決定的に立場が違うんです!」

猫田の拘留期限はあと9日しかないのです。

その間になんとしても裁判官や弁護士と戦って勝つための物的証拠を見つけ出せ、と真島は迫りました。

「そんなこと言われてもねぇ」

自分のペースを崩さない仲井戸に、みなみがくぎを刺しました。

「それまでに起訴できないと、釈放です」

はっきりと犯人の顔を見た目撃者を探し出し、現場の鑑識作業とかで猫田一也を起訴できる物的証拠をみつけてくださいっ!」

仲井戸はそんな妹に「くそっ!」と怒りをあらわにして庁舎をでていきましたが。

真島はみなみに頭を下げて礼を言いました。

「ありがとうございます。見方をしてくださって…」

「私は、真島検事の事務官ですから…兄が失礼なことを言って申し訳ありませんでした。

「気にしていませんよ。支部長は、僕を試しているんだと思います。お前に、この事件が処理できるか?って。警察を動かして物証を揃えられるか、って。厳しい人ですからね、支部長は」

「そうですね」

「もし僕がこれを起訴できたら、一緒にポルトガルに…」
「真島検事!」
失言を「ごめんなさい」と詫びる真島でしたが、全く彼は懲りた様子がありません。

それぞれの立場で

樫村部長検事は大貫署長に「被疑者を送致するときには多少なりとも仏性を添えてもらわなければ」と苦言を呈していました。

「申し訳ありません。しかし、警察としては48時間でそちらに送致しなければならないので、後は検察にお任せしよう、ということになったんでしょう」

「そういうのを、丸投げ、というのでは?」

しかし、大貫はめげずに反論を重ねて、仲井戸が作った調書の出来栄えを褒めてることすらしていたのです。

仲井戸と真島の争いは、大貫と樫村の代理戦争のような様相を呈していました。

そんな時に決済の書類を携えて樫村のオフィスにやってきた真島の後輩・日下検事(渋谷謙人)は、真島が苦戦しているので、いつでも自分に回してほしい、と直訴していました。

「私なら、たちどころに起訴してみせます!」と胸を張る彼に、樫村は言いました。

「調子に乗るな。自分の仕事をしっかりやれ!」

最後は怒号のようなその声にビビった日下は即座にかけて出ていきましたが。

その様子を見ていた女性検事の持丸(峯村リエ)がひょっこりと樫村のオフィスに入ってきて、言ったのです。

「あんまり怒鳴っちゃダメ。怒鳴ったって若い子は委縮するだけなんだから」

「わかっちゃいるんですけどねぇ」

「美味しいケーキ買ってきたんですよ。食べません?」

嬉しそうな顔をした樫村でしたが。

「仕事の方はよろしいんですか?」

「ずーっと黙秘していた被疑者がやーっとしゃべってくれました。“俺が殺しました”って」

「ほう」

「モンブランと、シャンティショコラ。どっちがいい?」

「シャンティショコラ!」

彼女は樫村の好みを熟知しているようです。

約束

真島が廊下でため息をついていると、背後に日下が忍び寄り「僕が代わりますよ」と囁きました。

このまま被害者が亡くなったら、傷害致死事件です。

「真島さんが無理なら」

「無理じゃない!」

それでもやはり、焦りは募るばかりです。

その頃、強行犯係の面々は現場の鑑識作業のやり直しから、周囲の民家への聞き込みを続けていました。

現場周辺の防犯カメラもチェックずみでしたが。

真島は「通りかかった車のドライブレコーダーは?」などと仲井戸らを攻めたてていったのです。

仲井戸とは違う意味での傍若無人っぷりに、強行犯がかりの皆はうんざりしていました。

真島もイラつきを隠すことなく。

そんな彼に、みなみは「じゃあ、仕事終わったら、ご飯行きます?」と声をかけました。

仲井戸は、被害者が入院している病院を訪ねました。

妻と、幼い娘がそこには付き添っていたのです。

ガラス越しに父親をみつめる娘に、彼は「大丈夫。お父さんは目を覚ますよ。お兄ちゃんが約束する」と言いました。

態度

みなみと真島はOKAZU-YAに来ていました。

元・裁判官のかほり(奥貫薫)の店です。

「こんなにあからさまに“みなみちゃんが好き!”っていう態度、普通の大人は隠すものよね」

職業的な洞察力で彼を見ていたかほりが言うと。

平気なわけではないが、もう慣れたのだ、とみなみは誘導尋問されていました。

「真島さんは浮世離れしてるから」

とかほりに評されていました。

司法試験に通る人は普通じゃない、そして裁判官辞めておばんざい屋の女将さんになるっていうひともそうそういない、とみなみは笑います。

誰もが特別じゃない、とかほりが言いますが。

真島は「弁護士はともかく、検事は特別でしょ」と鼻の穴を膨らませていたのです。

その時、みなみの脳裏には「検事に文句を言う警察官なんて初めてだ」と言っていた彼の嘆きを思い出しました。

「そういうプライドは大事だと思いますけど。皆さん、言ってますよ。警察の人が検事の指示に異議を唱えるのは珍しいことではありません」

「え?…またまたぁ…そんなの、聞いたことありませんよ?」

「私は、事務官だから(皆が)言いやすいんです」

「何が…不満なんですか?」

「証拠を探せっていうけど、本当に必要な証拠なのか…とか。現場を見てもいないのに、解った風なことを言うな、とか」

「だって…検事なんだから…」

かほりは、静かに真島に言いました。

「そう思われてる、ってことくらいは自覚した方がいい、ってことよ。みなみちゃんが、真島さんのことを思って教えてくれたのよ?」

「僕を、思って?」

「すみません…事務官の立場で」

「嬉しいです!みなみさんが僕のことを思って、だなんて…!」

かほりは「…わかってない…⁈」とその様子に一抹の不安を感じていました。

検問、そして

事件があった階段の側で、ほぼ同時刻に検問を展開していましたが、めぼしい手掛かりは見つからないままに時間は流れていました。

仲井戸は、先輩の田口とともにその場にいました。

「俺が職質した猫田が犯人じゃなかったのか?」

「検事が“物証”がないって、言ってるんすよ」

「お前、俺の手柄邪魔しようとしてんじゃないだろうなぁ?仲井戸!」

「してない!」

田口は、一人で出し抜いて刑事になった仲井戸を根に持っていたのです。

そんなやり取りをしていた彼らを、近くの窓から撮影している少年がいました。

結局その晩も手掛かりがないままに帰宅した仲井戸は、ソファにどっかりと腰を下ろしてため息をついていたのです。

「今日、犬塚さんの娘さんに会うたわ」

「娘さん?」

「可愛い女の子やったわ___もしこのままお父さんが目覚めなければ、あのおっちゃんウソついた、って思われるんだよなぁ」

「私でも同じこと言ったと思うよ」

「犬塚さんをケガさせたやつ、罪を償わせないかん。猫田を起訴できる証拠、見つけな」

翌朝、樫村に呼ばれてその捜査の進捗を問われた真島でしたが。

今のままでは起訴は難しいな、と言われて焦っていました。

心象としてはクロ。

猫田は次第に尊大な態度を見せ始めており「証拠がないなら、マジで人権侵害で訴える」などと言い始めていたのです。

必要なのは物証。

「検事としての捜査能力が疑われるぞ」とハッパをかけられたのです。

焦った真島が多胡に迫るも、その日駆けずり回っていた仲井戸や目黒は何も得られずに戻ってきており、不穏な空気が流れていました。

「検事は人に師事するばっかりで、自分で汗をかくつもりはないんですか?!」

仲井戸に反論されて、真島は裁判所に交流延長手続きをしようとしますが。

みなみに、延長したとしても、状況は変わらないのでは、と言われてしまいました。

彼女は、真島に現場に出ることを勧めたのです。

「私は…真島さんが動くところを見てみたい」

彼女は、ようやく真島のトリセツに気づいたようです。

「だって猫田を起訴できるのは、真島検事だけなんだから!」

「みなみさん!現場に行きましょう!」

すぐさま現場に行くと、まだそこでは検問が行われ、警察の必死の捜査が続いていたのです。

「横浜地検みなと支部の真島検事です!」

みなみが紹介すると、田口らは驚いていました。

こうした現場に出てくる検事はまずめったにいなかったからです。

その彼が、現場の階段の上の道路から周囲を見回した時に、一軒の民家の二階の窓のカーテンが揺れたのに気づきました。

誰かが、そこから現場の方をじっと見つめていたのです。

「あそこは西田さんというお宅です」

田口が言うと、仲井戸は「40代夫婦と、高校生の娘の世帯です」と手帳をめくり、確認しましたが。

人影は若い男性のものでした。

二階の窓から

「引きこもってる?」

西田家に向かった真島と仲井戸、そしてみなみに、対応したのは西田夫人でした。

二十歳になるタカシという息子が一昨年から二階の部屋に引きこもっているのだというのです。

話を聞ける状態ではない、という彼女を説得したのは仲井戸でした。

「お母さん、僕は高校の教師でした。大丈夫、僕に任せてください」

階段の上にあるドアの前まで来ると、部屋の中ではゲームをしている音が響いていました。

仲井戸は彼に、10日前にあった事件のこと、そして転がり落ちた男性が瀕死の重傷を負ったことを話しかけたのです。

「でもね、タカシくん…実は目撃者がいなくて、困ってるんだ」

あの夜、何か見ていなかったか、と真島と仲井戸は懸命に問いかけましたが。

ドアの外側では、それぞれ自分のペースで話を聞き出そうとする仲井戸と真島の小競り合いが展開されていたのです。

あまりのグダグダっぷりに、部屋の中にいたタカシはイラつきを隠せず。

ドアにものをぶつける音が響き、激高した真島は社会正義を説き、無理やりドアをこじ開けようとしますが、仲井戸とみなみはそれを制止しました。

「ダメだって!」

仲井戸は、切々と犬塚の現状を話し、このままでは彼が死んでしまっても誰にも罪を問えなくなることを伝えたのです。

「見たか、見なかったかだけでも教えてくれないか?タカシ君!」

しかし、部屋の中では「うるせぇ!」とタカシが絶叫しており、その声にとうとう仲井戸も「うるせぇって何やねんボケが!人が大ケガさせられてんねん!小さな女の子のお父ちゃんやど!酷いと思わんか?!」とブチ切れてしまったのです。

限界だ、と思ったみなみが止めに入り、仲井戸と真島の頭をスリッパでひっぱたきました。

「ド阿呆!何なのよ二人とも!真島さんは上から目線!お兄ちゃんは無神経!タカシ君は理由があって引きこもってるのよ!」

その声に、部屋の中でうずくまっていたタカシは顔を上げました。

「もしかしたらいじめにあったのかもしれない、生きてる意味が分からなくなったのかもしれない…自分を守るために引きこもってるかもしれないのよ!」

タカシは、自分のために声を張り上げているみなみに、ふっと感情を揺さぶられたのです。

そして、それが先刻、カーテンの向こうに見えた美しい女性の声だと気づいたのでした。

「誰のおかげで生きてるのかなんて、そんな人の気持ちが解らない人に、検事が務まるんですか?!真島さん!!アホンダラはお兄ちゃんの方や!」

そしてドアの向こう側に向かって、みなみは真摯に謝りました。

「ごめんなさいね、タカシくん、本当にごめん。手掛かりがなくて、焦ってたの。でもそれは、こっちの都合だものね。許して…!タカシくん…」

みなみは与り知らない事でしたが。

その最後のひと言「許して」は、彼の好きな萌えキャラのポスターに書かれた台詞そのものでした。

奇跡が起きたのです。

まるで、心を打ちぬかれたように。

タカシはドアを開け、そしてこれ以上はないほどの証拠をもたらしてくれたのでした。

未来に向けて

タブレットの中にあったのは、猫田が犬塚さんに絡み、そして殴って階段から突き落としたうえで逃走するまでの一連の流れが撮影された動画で、しかも逃げていく猫田の顔までがばっちり映ったものでした。

猫田は観念し、ようやく完落ちしたのです。

その夜、近所の寺の本堂で行われた将棋教室に、大貫と樫村が対局している姿がありました。

彼らは同業他社的に旧知の中として、将棋仲間として、互いに切磋琢磨する仲だったのです。

若い世代に対するお互いの苦労を分かち合いつつも、彼らはほっと息を抜く瞬間を楽しんでいました。

その頃。

公開された動画で猫田を追い詰めたタカシは、部屋のパソコンでその様子を知り、安堵の笑みを浮かべていました。

彼が自分の意志でこの部屋を出る日も近いかもしれません。

そんな彼のおかげもあってか。

犬塚さんは意識を取り戻し、傍に付き添っていた娘の名を呼ぶことができたのです。

「パパ!」

その一家の姿を、真島と仲井戸兄妹は見つめていたのでした。



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【ケイジとケンジ】2話の感想

良いキャラなんだよなぁ___。
生まれはバリバリの大阪人、その設定そのまんまの桐谷健太君=仲井戸と、ズレてるけどチャーミングな東出昌大さん。

このまま彼らがバトルを繰り広げながら共闘し、次第に歩み寄っていく、という王道パターンになると思っていたこのドラマ。

非っ情~~~~に残念なことがあり、なんだか先入観なしに見るのが難しくなってきてしまいました。

はい、文春砲…いい仕事しましたね。

なんでこういうことしちゃうかなぁ、という、ドラマ以外の、ドラマに集中しづらくなるような現実が押し寄せてきています。

しかし、みどころがたっぷりのこのドラマですから。

せっかくなら楽しまなくっちゃね、というところで、いくつかのポイントを紹介してみましょう。

今回の犯人、猫田は「仮面ライダードライブ」でブレイクした稲葉友君。
サブのライダー“マッハ”としてナイスなキャラクターが大人気でした。

みなみの同僚事務官の森岡奈緒子を演じる奥山かずささんは、「怪盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー」のパトレン三号、ピンクでした。

テレ朝だからでしょうかね。
こういう若手の役者さんたちがどんどん器用されるのは嬉しいです。

さらに、みなと支部に勤務する日下(渋谷謙人)のプチエリートな嫌味だけどどこか憎めない芝居や、持丸(峯村リエ)の樫村をもしのぐような重鎮感が凄く良い。

かほりさんの着物と半襟のコーディネイトも素敵でしたね。

頑張って作り上げているんだから、こういう余計なことで邪念をさしはさませるのはマジでやめて頂きたい。

ていうか、放送中止にならなくて良かったですねぇ。



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【ケイジとケンジ】2話の視聴者の声


↑ そういえば磯村くんもライダーつながりだ。


↑ 雑念入り込み過ぎちゃって…。


↑ ドラマは面白いのにねぇ…。


↑ ノーコメントで。


↑ 長い間には、いろんなことが起こるものだなぁ、と。

まとめ

このドラマは、テレ朝公式からボランティア・エキストラの募集を行っています。

参照:【ケイジとケンジ】エキストラ募集ページ

連ドラは、最終回寸前まで撮影を行っていますので、まだまだチャンスはあるかもしれません。

興味のある方は、とりあえず登録だけでもしてみる価値はありますよ。

応募要項と、注意書きをよく読んで応募フォームから是非!

恐らく競争率は高いはずですが、運よく当選したら“現場の空気”を吸えるかもしれません!



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