2020年冬ドラマ

【ケイジとケンジ】5話のあらすじネタバレと感想!誤認逮捕(?)、強敵の弁護士現る

ドラマ「ケイジとケンジ」第5話が2020年2月13日(木)に放送されました。

仲井戸(桐谷健太)は目黒(磯村勇斗)と仕事帰りに居酒屋に寄り、ワークライフバランスについて話していました。

堅実な目黒と、中途転職組の仲井戸のスタンスはかけ離れたものでしたが…その帰り道に、二人はケンカに巻き込まれてしまったのです。

ガタイの良い源(深水元基)が向谷(荒川浩平)に襲い掛かろうとする姿を見て、即座に止めに入った二人。

しかし、それが思わぬトラブルを引き起こすもとになったのです。

ここでは、「ケイジとケンジ」第5話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【ケイジとケンジ】5話のあらすじ(ネタバレ)

刑事のライフプラン

「僕にはねぇ、ライフプランがあるんです」

仕事帰りの居酒屋という気安さで、目黒(磯村勇斗)の口調はいつもより滑らかでした。

「ライフプラン?」

仲井戸はつまみをもぐもぐしながら聞き返しました。

「警察官としての将来設計ですよ」

警察は基本的にお役所です。

昇進するには、特別なことがない限り、きっちりと試験を受けていかなければなりません。

「大学卒業して、警察に入って、昇進試験に合格して、今巡査部長」

目黒は今28歳です。

「予定では来年も一発合格して、警部補」

「どんだけ偉くなりたいんだよ?」

「ノンキャリアでも頑張れば、県警総務部長にはなれます!定年退職しても、困ることは無いですよー」

ニヤニヤしながら、ジョッキを傾ける目黒は上機嫌でした。

「頑張るところがなんか違うなぁ」

中途採用で高校教師からの転職経験がある仲井戸の目標は“横浜からの犯罪撲滅”です。

「出世するために一番大切なことは何だかわかりますか?中井戸さん!…ミスをしないこと、ミスをせず堅実に職務を全うすること___ミスをしないためには、冒険しない、挑戦しない…」

甲子園をたとえに、守りの固いチームが優勝するのだ、と目黒は言いますが、彼は卓球部だったとのことで、今一つ説得力に欠けました。

ほろ酔いで帰る途中に、二人は酔っ払いの諍いに遭遇しました。

一人がよろけて道端のゴミ捨て場に突っ込み、流血したのを見た二人は、襲い掛かろうとしたもう一人の男を取り押さえました。

緊急逮捕です。

真島の想い

その頃。

ハイクラスなレストランに横浜地検みなと支部の樫村部長検事(柳葉敏郎)と持丸検事(峯村リエ)、若手の日下検事(渋谷謙人)とともにテーブルを囲む真島(東出昌大)の姿がありました。

樫村の声掛けで行われた夕食会です。

「たまにはいいだろう。ここは美味いぞぉ?」

しかし彼は禁酒中ということでトマトジュースをチョイス。

トマト嫌いの真島も、それに追従するように同じものを頼みました。

肉料理は白トリュフの香りも豊かなステーキです。

「美味しい~~~!すっごく美味しい~~~!」

持丸検事もご満悦です。

「美味い料理は、人の心を解きほぐす___真実を語らせるためにはこのロッシーニのように被疑者の心を解きほぐす検事にならなければなぁ」

従順に「はいっ!」と返事をする真島でしたが。

その直後に持丸検事が言った言葉に固まりました。

「立ち合い事務官を変えるっていうお話でしたけど、どうなりました、支部長?」

「へ?」

持丸も日下もこだわりがないようでしたが。

「今のままで良いです!」

真島は、みなみ(比嘉愛未)と離れるなんて、考えられません。

「お前、仲井戸くんと特別な…?」

「いえ!そう言う関係ではありません!」

持丸と日下に思い切り茶化されましたが。

頑強に「僕はずっと仲井戸さんがいいです!」と主張し続けている真島に、樫村は「分かった!…なんでこんな中学生みたいな会話しなきゃいけないんだか…」と呆れていました。

誤認逮捕?!

逮捕した男の名は源義和(深水元基)。

その写真を見て、強行犯係の紅一点、ひかる(今田美桜)が何事かに気づいて駆け出していきました。

仲井戸も目黒も偶然の逮捕劇を自慢してドヤ顔でしたが。

そこにILA法律事務所の神田川という弁護士がやってきました。

一流の法律事務所で、源の父親の会社が重要なクライアントというのです。

目黒にはその顔に見覚えがありました。

中学・高校と同級生だったのです。

「目黒?お前、警察官になったのか?!…そんなことはどうでもいいか___とにかく、皆さんに見て頂きたいものが!」

彼が取り出したのは、防犯カメラの映像です。

警察が捜査するより早くそんなものを入手していることに驚く強行犯係の面々。

そして、そこには驚くべきものが映っていたのです。

最初に手を出したのは、源ではなく、被害者かと思われた男性の方だったのです。

「これは、明らかに誤認逮捕です!」

真っ青な係長の多胡(矢柴俊博)は署長室に駆け込み、釈放の手続きを頼みましたが。

俯く目黒に、神田川は言ったのです。

「気にするな。このことは同窓会であっても言わないでおいてやるよ」

平身低頭で報告する多胡と「誤認逮捕?!ダメよ誤認逮捕は!」と声を上げる大貫署長(風間杜夫)。

そこに、ひかるが一枚の似顔絵を持ってきました。

三年前の傷害事件の容疑者でした。

バーの店員が客に大怪我をさせられたその事件の容疑者は逃走したままいまだにつかまっていなかったのです。

それはまさに、源にそっくりでした。

しかし、今回の誤認逮捕の件については釈放をせざるを得ません。

大貫は横浜地検の樫村と連携をとって傷害事件の捜査を行うことに決めました。

神田川に伴われて桜木警察署を出た源に、三年前の事件に関して任意同行を求めたのです。

抵抗した源の手が目黒に当たり、それは公務執行妨害の体で、逮捕___彼の身柄は再び署内に引き戻されたのです。

三年前の傷害事件

それは桜木町駅前のルマーカというイタリアンバーで起こりました。

店員が、二階から投げ落とされて重傷を負った、という事件で、その日に犯人が飲んでいた酒のグラスに残された指紋と、源のものが一致したのです。

「ビンゴ!」

喜ぶ仲井戸でしたが、源は頑強に認めようとはしません。

警察が勢いづいて源を即座に逮捕したことに危惧を覚えた樫村は、送検前にもかかわらず真島を警察に派遣し、その取り調べを指示したのです。

「誤認逮捕の件もありましたから…」

その真島の呟きに、仲井戸の妹のみなみはそれが兄の仕業であったと直感したのです。

「昨夜、上機嫌で帰ってきたんです。ケンカの現場に居合わせて容疑者捕まえた、って」

まさにビンゴなその直感に真島は顔をしかめましたが。

「でもその誤認逮捕の相手が今回の容疑者で」

「は?」

「だから…つまり始末書出して、賞状貰う、みたいな?…でも僕はそんな危なっかしい生き方はしませんよ、みなみさん!」

「あ?」

「堅実で、穏やかな家庭を築きたい…そしてその隣には…」

時折発揮される妄想スイッチが発動しかけた真島に、みなみはカツを入れます。

「仕事!真島検事!」

「行きましょう!」

「はい」

そうして二人は桜木署へと向かったのです。

弁護人としての仕事

神田川は接見室で源に会い、本当のことを聞きたい、と言うと。

それまで否定していた彼がガラスに顔を寄せて答えました。

「俺だよ」

はっとした神田川に、源は続けて言いました。

「酔っ払ってて…なんかイラついてて胸倉掴んで振り回したら、勝手に堕ちたんだよ、あいつが」

「心配しなくていいです。源さんの息子さんを守れと、ボスから言われていますから」

神田川はにやりと笑いました。

車椅子バスケの青年

重症を負ったという被害者の青年・伊勢谷(池岡亮介)は下半身不随となり、しばらく引きこもっていたというのですが。

今では車椅子バスケをプレーするまでに回復していました。

真島と仲井戸、そしてみなみは、彼に改めて事件の詳細を聴くためにその練習場所である体育館にやってきたのです。

その事件の夜、既にかなり酔っ払っていた男は、二階席に呼びつけた伊勢谷に因縁をつけて手すりに体を押し付け、階下に放り投げて脊髄を損傷させたのです。

みなみが読み上げた当時の事件調書に。

「その通りです。落ちてからのことは、僕は覚えていません。店長から聞きました」

絶望したまま一生を過ごしたくなくて、車椅子バスケを始めた、という彼に仲井戸は「良く立ち直ってくれた!」と称賛しました。

しかし、そこで意外なことを伊勢谷が言ったのです。

「捕まってるんですか、犯人…?さっき、弁護士さんから電話があって…神田川さんていう」

神田川は源が伊勢谷を突き落とした張本人であり、この三年間そのことを悔いていた、と彼に伝えていました。

「ついては、お見舞金として500万円受け取っていただきたいと…」

それは、巧妙な示談の申し入れでした。

さすがにILA法律事務所の仕事は早いものだったのです。

「弁護士さんは、源という人が逮捕されたなんて、ひと言も言いませんでした」

「ウソつきやがって…神田川の野郎!」

仲井戸が毒づく中で、しかし伊勢谷は「頭が混乱してるから、考えさせてほしい」と保留にしたと言うのです。

「あのね!自分を責めるどころか、しらばっくれてますからね!源は!」

そんな中井戸の言葉に「…もう、訳が分からない」と表情を曇らせる伊勢谷。

真島は、体をかがめて伊勢谷に視線を合わせ、真っ直ぐに見つめて問いました。

「示談に応じられますか?伊勢谷さん…その条件で納得されるなら、それは伊勢谷さんの判断です。我々に止める権利はありません」

「はぁ?納得できるわけないやろ?!」

仲井戸が声を荒らげると、みなみが「でも示談は、合法的な解決法なんです」と言ったのです。

「おまえまで!源を見てないからそんなことが言えるんだよ。神田川だってしれーっと嘘つく弁護士だぞ?悪人コンビやないか!」

「示談が成立しても、送致して起訴することはできます。ただ、刑が軽くなる可能性が高いでしょう」

「あかん!俺は許さへんぞ!」

「お兄ちゃんは黙ってて!」

「黙ってられるかい!」

伊勢谷の見解は明快でした。

「示談には応じません。今の僕は、前向きに生きてるつもりですが、犯人を許すことはできません。それとこれとは、話が違います」

仲井戸はポケットから写真を何枚か取り出して伊勢谷に見せました。

彼が認めたのは、間違いなく源だったのです。

送検

目黒から神田川へ、源をみなと支部に送検することを報告すると、「そうですか」と一言帰ってきただけでした。

しかし、その電話のあとで苦虫を噛み潰したような顔をした神田川は「何言ってんだ、あいつ」と嘯き、他の番号をタップしました。

「はい?」

それは伊勢谷の番号です。

「神田川です」

「あなたと話すことは、もう…」

「待ってください、切らないで!」

その頃、真島のオフィスでは、完全黙秘に陥った源と、真島が対峙していました。

それは神田川の指示だったのでしょう。

名前も本籍地も、何一つ言葉を発しません。

そのままでは、起訴はできても、刑が軽くなる可能性をはらんでいました。

警察と協力の上で、伊勢谷の被害などの確認を再度行うことになったのです。

伊勢谷の過去

事件現場になったバーで、マスターが教えてくれたのは、伊勢谷が将来を嘱望されたバスケットボールの選手だったこと。

「身長はそんなに高くなかったけど、ポイントガードとして大学で日本一になって…Bリーグのナントカっていうチームに入ることが決まってたんですよ」

仲井戸と目黒は驚くばかりです。

マスターはその当時のことを思い出して涙を浮かべました。

「こんなとこでバイトしてる暇があったら練習しろって言ってたのに…!あんないい奴いませんよ!!」

マスターはその事件の転落の瞬間を見ておらず。

バイトの大村が目撃していたというのです。

自分のデスクで目黒は動画サイトに残っていた伊勢谷の華々しい活躍の記録を見てため息をついていました。

「僕らに、何が出来るんだろう…」

その呟きに、仲井戸は伊勢谷の治療とリハビリの記録を調べに行こう、と提案しました。

「検事が起訴するときの材料になるだろう」

消極的な目黒を鼓舞するように、彼は次に出来ることを促したのです。

東大のトップ

横浜地検みなと支部を訪れた神田川を見て、日下が驚いていました。

「東大の二年後輩…弁護士になったのか…?!」

事務官の亀ヶ谷と森岡が「友達がいない日下さんが知ってるんですか?」と驚いていましたが。

「あの学年じゃ一番頭良かったからなぁ~」

「え?一番?!」

「すごっ!」

神田川は真島を訪ねてきていたのです。

真島は源の完全黙秘を彼の指示だと考えていましたが。

「黙秘は被疑者の正当な権利であり、源さんは酒に弱いんです。問い詰められても覚えていないんです」

彼は、事件の瞬間を目撃したバイト店員の大村が伊勢谷に借金していて忖度を含む証言をしたのではないかということ、そして治療を受けた病院の報告書も、その病院が保険金詐欺に協力して家宅捜索を受けていた、という事実を突き付けてきました。

「源さんはそんな乱暴なことはしていません。手が当たっただけでしょ?もっとまともな病院にかかっていたら、半身不随にはならなかったかもしれないでしょう?すべての責任を、源さんに負わせるのは、如何なものかと!」

その態度に目をすがめた真島は、ふっと顔を緩めて問いました。

「熱心な弁護士さんだ。源の父親はそんなに偉い人なんですか?」

「うちの事務所の、大事なクライアントです」

「しかし、検察としては源を起訴せざるを得ません。伊勢谷さんご自身が、源の犯行を証言されてるわけですから」

「やった、やらない、で争うつもりはありません。しかし。源さんには“悪意”がなかったわけですから、重い求刑は勘弁願いたいわけです」

みなみは、顔をこわばらせて「そんなことをおっしゃるためにいらしたんですか?」と問いましたが。

神田川の答えは意外なものでした。

「伊勢谷さんとの示談が成立しました」

「示談?」

「被害者がもう許してるんですから、裁判所も寛大な判断をしてくれるでしょう。これ以上の取り調べは必要ないですよ?検事さん」

お天道様が見てる

OKAZU-YAで、真島とみなみからその話を聞いて、仲井戸は「どういうことや?!」と語気を荒くしました。

「どういうことも、こういうことも…示談は示談です」

神田川は2000万円を提示し、伊勢谷はそれを呑んだのです。

許せない気持ちはあっても、どうせ実刑にはならない…初犯だから、執行猶予が付くだろうことも見越して、神田川は彼に迫ったのです。

「僕はもう新しい人生を生きているんです。こんな体になってしまったのはしょうがない…だから、現実を見たら、やっぱりお金は必要なんです」

どんなに思い判決が出ても、執行猶予がつくなら、何の意味もない、と彼は真島に吐露しました。

「ああ言われたら…どうしようもない」

「何言ってんだよ!2000万円なんて、源の親にしてみれば痛くも痒くもない金額なんだろ?俺は納得できん」

元裁判官の経歴を持つ女将のかほり(奥貫薫)はグラスを出しながら仲井戸に言いました。

「クライアントを守るためなら手段を択ばない…それはある意味良い弁護士よ?」

神田川の詰めの緻密さに、検察もお手上げに近い状態になっていたのです。

「当然、判決も軽くせざるを得ないでしょ」

かほりも認めてしまう現状のどうしようもなさに、仲井戸は悔しさを滲ませて言ったのです。

「おかんが昔言うとったやろ。人が見てなくても、お天道様が見てるんやーって!」

その頃、神田川に呼び出された目黒は示談が成立したことを聞かされました。

「だからもう終わったんだよ」

そして、彼は「ゆっくり話したかったんだ」と言いました。

なぜ、警察官になったのか。

「正義感から、とかいうなよ。そんなの、一ミリも持ってなかったもんな、お前」

「一ミリくらいはあったさ」

「俺だって、正義感から弁護士になったわけじゃない。医者でも弁護士でも良かったんだけど。兄貴が医者になっちゃったから実家継げないし…まぁ、弁護士で良いかなって」

その言葉を聞いていた目黒の表情は冷めたものでした。

「これからも俺たちは関わることになっていくだろうけど、穏便にやっていこうぜ、な?」

その時、目黒のスマホが鳴りました。

「このままじゃ終われねぇだろ?メグちゃん」

仲井戸はまだリベンジを諦めていませんでした。

「結局、金で解決されるんだぞ。示談になったとしてもさ、源がやったことをちゃんと立証して検事に伝えようぜ。一緒に逮捕したんだから。そうだろ?」

「そうですね」

「やってやろうぜ!」

「分かりました!」

電話中に勝手に会計を済ませようとしていた神田川に「俺の分は自分で払うよ」と言った目黒。

その表情には、刑事としての矜持が蘇っていました。

源の経歴

翌日仲井戸が真島に見せたのは、事件の概要を現場で再現したビデオでした。

撮影に協力してくれたのは、目撃者の大村です。

供述の通りのバージョンと、神田川の主張するバージョンを比べると明らかに無理がありました。その体制では、階下に落下することは難しかったのです。

そして真島は言いました。

「源は、これまでにも酒でトラブルを起こしていなかったとは思えませんね」

「だよな!」

そして、目黒やひかるは片っ端から近隣の臨場記録データベースを絞り込み、源の行状を表すデータを探し始めたのです。

そして伊勢谷に話すと素直に驚いていたのです。

「え、今までも?」

仲井戸は調べた記録から分かったことを話し始めました。

源が川崎で飲むことが多かったのに、いろいろやらかして出禁を喰らっている店が多いこと。

「でもその旅に、弁護士が入って示談にしてきたんです」

みなみの言葉に驚いていた伊勢谷。

「あいつは常習犯です。伊勢谷さんにやったこと、許しちゃダメ!」

そして真島も畳みかけます。

「示談不成立なら、実刑にできる可能性があります」

それでも経済的な問題があって、示談を受け入れざるを得ないのだと言う伊勢谷に、真島はある提案をしたのです。

反撃!!

真島とみなみはILA法律事務所に神田川を訪ねました。

高層階の窓から見下ろす景色は圧巻で、みなみは思わず「すごい…」と呟いたのです。

「天気が良ければ、地球の丸さを感じることも出来ますよ」

そんなことを言う神田川に、真島は提案…というよりも報告をし始めました。

「源義和を、傷害罪で起訴します」

「それは分かっていますよ。でも伊勢谷さんとは示談ということで話が進んでいるわけですから」

「示談には応じないそうです」

その真島の後方支援でみなみも言葉を添えます。

「伊勢谷さんは、源さんとは示談しないと仰いました。源には最大限の罰を与えて欲しい、と」

「待ってください!それは!」

慌てた神田川は唇を噛んでいました。

「示談不成立なら当然求刑が重くなるでしょう。執行猶予が付くかどうか、わかりませんね」

「伊勢谷さんに電話させてください!」

「あ、それは後で!」とみなみは神田川を止めました。

「わざわざ検事が出向いてきているのですから!」

呆然とした神田川は「2000万円の示談金を蹴るなんて…」と呟きましたが。

真島はそれで追撃の手を緩めることはしませんでした。

「それともう一つ。伊勢谷さんは、民事でも源を訴えられるそうです」

彼が優秀なバスケットボールの選手だったこと。Bリーグのチームに入団することも決まっていたこと。事件のせいで、将来はいるはずだった年俸の全てがふいになってしまったのだと、じわじわと攻めていきました。

“検察は民事には介入しない”と言いながらも、真島は自分が司法修習生だった当時の指導役で民事訴訟のレジェンドと呼ばれている藤堂俊介弁護士を“偶然”紹介し、伊勢谷に不利益が生じないよう計らったのです。

余りのビッグネームの登場にビビった神田川は顔をこわばらせ、固まりました。

「では!我々はこれで!」

「失礼します」

そして、真島は源を傷害罪で起訴し、示談不成立だった事実からも、それはそこそこ重い求刑になりました。

「警察が事件の様子を再現してくれました。アレは無い!打ち所が悪ければ死んでいたかもしれない。それでもかまわないと言う未必の故意があったと考えて、殺人未遂で起訴することも考えたんですけどねー」

「さ つ じ ん み す い?!」

「でも傷害罪にとどめておきました。でもそこそこ重い刑罰になると思います」

「神田川先生は?!」

「全然役に立ちませんでしたねぇ」

伊勢谷はその後車椅子バスケでもミラクルなプレーを繰り出す選手になっていきました。

その試合を見守っていた仲井戸は目黒に言ったのです。

「メグちゃん、守ってばっかじゃつまんねぇだろ?」

「…はい」

「冒険しろ!」

「ハイッ」

「挑戦しろ!!」

「ハイッ!!」

その背後にいた真島は伊勢谷の雄姿に涙をぼろぼろ流し、号泣していたのでした。



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【ケイジとケンジ】5話の感想

そう言えば、“ポルトガル”はどこに行っちゃったんだろう…!?

一話であれほどのこだわりを見せた真島検事のポルトガル好きは、無かったことにされています。

残念、面白かったのに。

やるときゃやる、的な今回の真島検事。

そのメンタルは、案外、中学生くらいなのかもしれません。

さて。

今回嫌味な神田川弁護士を演じた堀井新太さんは、昨年末には「ミス・ジコチョー」で松雪泰子さんの助手・燈(ともる)くんを演じていました。

大きい目と、ふっくらしたくちびるがチャーミングですが、いずれも知的なキャラクターですね。

そして、源役の深水元基さん。

ちょっと前にはウルトラマンR/Bでラスボス一歩手前の悪いおじさんを演じていましたが。

圧倒的にこういうアウトローが似合っちゃうんですねぇ。

正しく裁かれて、人生変えてくださいね、と言いたくなる安定のクズっぷり。

この方もカメレオンな俳優さんです。

ちなみに、彼の身長が187㎝。

珍しく東出さん(189㎝)に匹敵するでかいのキター!と思いましたが。

残念、二人で立っているとか、そういうシーンがありませんでしたね。。

今回、警察~検察に加えて弁護士というお仕事が追加されました。

弁護士ドラマは結構多いですが。

こういう絡み方をする作品は少ないように思います。

ようやく折り返し地点を超えて、どんな風に彼らが関わっていくんでしょうか。

とりあえず東出くんのあれこれがとても残念だけど、その分おそらく桐谷さん、めっちゃ頑張ってるんだと思うのですよ。

長期的なシリーズになるかも、という作品だっただけにまだまだいろんな思いが去来しますが。

キャストさんたちの頑張りが報われる結末まで引っ張っていってほしいです。



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【ケイジとケンジ】5話の視聴者の声


↑ さらっとしゃべっていたけど。心中如何ばかりであったろうか。


↑ その発想はまだなかったなぁ>兄妹バディなドラマ


↑ あ…ホントだー!


↑ え…マジで?岡田将生かー…。


↑ 同じテレ朝だし、すっごい見てみたい!


↑ ぐいぐい攻め込まれたうえでの巻き返し、お見事でした。


↑ どっちも納得。

まとめ

さて、強行犯係の残念な無駄美人…ひかるちゃんが次回のメインキャストになるのでは?

いつもスーツでクールに決めてる彼女ですが、実は女子力が著しく欠けているのだとか。

そんなひかるちゃんが次回では活躍するとのこと。

可愛いカッコで合コン帰りにコンビニ強盗を捕まえたとか、なんだその武勇伝は?!という感じ。

しかし、その事件は一筋縄では行かなかった的な匂いがします。

今回、目黒が救われたように。

ひかるちゃんにもいいコトありますように!



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