2019年秋ドラマ

【孤独のグルメ Season8】8話のあらすじネタバレと感想!ワインと砂丘と横隔膜

ドラマ「孤独のグルメ Season8」第8話が2019年11月22日(金)深夜に放送されました。

仕事で訪れた鳥取で、井之頭五郎さんは不思議な夢を見て、とびっ切り美味しいローカルグルメに出会いました。

たまにはこんな時間を味わうのも悪くない。

そんな昼下がりです。

ここでは、「孤独のグルメ Season8」第8話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【孤独のグルメ Season8】8話のあらすじ(ネタバレ)

絶景!

鳥取に出張した五郎さん。

知己の吉川さん(遠山俊也)に誘われて鳥取砂丘を訪れてみたら、そこには想像を超える凄い光景が広がっていました。

“馬の背”と呼ばれる場所を目指して登っていると「砂と空のほかは何も見えなくなる…」と息を切らす五郎さん。

実は子供のころにお父さんに連れられてきたことがあったはずなのですが、その頃の記憶はあいまいで殆ど覚えていなかったのです。

登るたびに足がずるずると砂に埋もれそうになる砂丘は革靴にスーツでは厳しそうな場所です。

「おお!日本海!」
まさに絶景。
うつくしい海が見えてきました。

「ここ、海面から90メートルほどあるんです」

吉川さんが自慢げに話してくれました。

しかし五郎さんの関心事は別のところです

「なんだか、小腹がすいてきましたねぇ」

「ははっ!第一声がそれですか?!」

「すみません、素晴らしい景色ですね」

「遅いですよ。ていうかお昼まだですか?」

「食べたんですが、パーティまでに何か入れたいなと思いまして」

そんな彼に吉川さんが教えてくれたのが市役所の食堂の名物“スラーメン”です。

うどんの出汁に中華麺が入ったものです。

「期待しないで下さい、大したものではありませんから」

そういうものの、それはなかなかの美味だったのです。

【スラーメン】

関西風の出汁香る 素朴が素敵な素ラーメン。

いかにもな食堂で、250円の食券を買い、待つことしばし。

黄色い透明な出汁のシンプルなラーメンが提供されました。

吉川さんのお勧めの食べ方は天かすたっぷり、コショウをドバっとかける、というものです。

その通りにして席に着いた五郎さん。

まず一口。

(ん~?ラーメンだ…いや、うどんと言われれば…うどんに転ぶような…)

どばっとかけたコショウの風味が、ラーメンにひっぱっていて、天かすの油で煙に巻かれている、と思う不思議な食べ物。

(地味だけど、これ、好きだ!)

午後の空いた食堂で、五郎さんは最後の一滴までスープを飲み干し、ふぅ!と小さくため息をつきました。

(うん、これはラーメン!俺の脳が最後まで楽しく騙されてる!)

「ご馳走様でした」

真摯に首を垂れる五郎さん。

次に五郎さんが向かったのは、同業者のパーティです。

地元のワインを、その生産者から勧められてしまいました。

「私、下戸なんです」
「またまたぁ…そうは見えませんよ!」

せめて乾杯だけでも!と勧められてしまったそのワイン___断りづらい雰囲気で飲み干したのが運のツキで、五郎さん、頭クラクラの状態で部屋に戻ってベッドに倒れ込み、___その夜、彼は不思議な夢を見ました。
覚えていないはずの鳥取砂丘。

父と二人で登った時に交わした言葉が蘇ってきました。

「風の音が凄い」

そう呟いた幼い五郎さんに、お父さんが言いました。

「耳を澄ますと、いろんな音が聞えてくるよ」

その五郎さんの耳に、けたたましく鳴っている電話の音。

気づいたらチェックアウトの時間になってしまっていたのです。

朝イチで東京に戻るはずが、ワインのせいで大寝坊。

今日の予定をキャンセルしてスケジュール調整したとたんに空腹に襲われた彼は、鳥取市内に食べ物屋を探して探索に出たのです。

が、しかし!
どこを歩き回っても店が開いてない!

(悉く準備中…鳥取人は一体どこで昼飯を食ってるんだ?)

大通りを10分歩いて一件も行き当たらない…途方に暮れ、腹が立ってきたところで目に入った看板。

そこは“まつや”という食堂で、肉・ホルモン・飯と心躍る文字が並んでいたのです。

【まつや…砂丘のオアシス】

そこはお母さん(渡辺えり)が切り盛りする鉄板焼きやでした。

娘(伊藤修子)と息子(リアル店主)で営むいい雰囲気のお店に、五郎さん、大当たりの予感です。

カウンターに座ると、目の前に年季の入った鉄板。

いい具合に煮込まれたおでんも美味しそうです。

(おお、砂被り席だ!良いじゃないか!)

そして、手作り感あふれるメニューには、すきっ腹にドンと来い!な肉揃いです。

食べる前からニヤニヤが止まらない五郎さん。

(鉄板から立ち上る匂いだけで飯がイケるよ…)

シアワセの予感がもりもりです。

「お客さん、県外から来んさったと?」

「ええ、東京から」
「なーんと、えらい遠くから」
「でも飛行機だと一時間ちょっとですから」
「…近ぅなったよなぁ…ゆっくり食べてってつかぁさい」

そんな会話を交わして彼が選んだのはメニューのてっぺんにあるイチオシのオーカク(横隔膜)とホルモンそばと、ご飯(中)。

(コテと鉄板の奏でる音楽が溜まらん…鉄板にダイブしそうだ!)

そして五郎さんのめくるめくランチタイムが始まったのです。

【オーカク・めし(中)・タクアン】

青ネギがたっぷり入ったオーカクとタクアンの渋い取り合わせが素敵な逸品が目の前の鉄板で焼き上がりました。

ホルモンそばがタレの味付けなので、こちらは塩で頼んでみたのですが、絶品の予感です。

【オーカク(塩)】

ネギ塩味の上ハラミ、食べれば唸る…オー!カクベツ!

親父ギャグが飛び出してきそうなその立ち上る香りに、五郎さんは「いただきます」と手を合わせました。

そして一口目。

(おお~~~!美味い!美味いぞオーカク!)

ネギと一緒に口に放り込むと、これもまた素晴らしいハーモニーで五郎さんメロメロです。

流石イチオのシメニューだけのことはあります。

ご飯との相性も素晴らしく、足を踏み鳴らしたい衝動に駆られてしまいます。

その間に店に入ってきた地元の常連がオーダーした卵焼きが、これもまた鉄板の上で見事に焼き上げられていきました。

「そろそろホルモンそば作って良い?」

そうしてお母さんが、五郎さんの目のまえで手際よく焼き始めてくれたのです。

「ホルモンそば、初めて?」

「はい。鳥取の名物なんですか?」

「名物…そうだなぁ…私の子供の頃からありましたけぇ」

昔からどの街にもホルモン焼き屋があって、女たちが切り盛りしていた、というお母さん。

「今はぁ、少なぁなりましたけどなぁ」

お玉ですくった特製のタレをさっと回しがけると、じゅわわわっ!となんともそそる音とがして、ふんわりと香りが立ち上りました。

「はい!ホルモンそば。下味が付いてますけど、お好みでつけダレ使ってみて」

それはもう、五郎さんにして未知の美味しさだったのです。

【ホルモンそば】

ソースと塩しか知らない日々にもう戻れない、至福のタレそば!

ぷくぷくとしたホルモンにもやしなどの野菜を加えて、まずは一口目。

(おおおおおお~~~こういうものかぁ…!タレ味、むちゃくちゃイケる!)

美味しい!美味しいよ~鳥取くん!と心の中で絶叫する勢いの五郎さん。

タレの甘辛にんにくが素晴らしい風味を醸していて、ホルモンと溶け合う美味さが口の中で炸裂していました。

タレに浸して、ちょいとつけ麺チックに味わっていると、思わず「ふっ」と笑みがこぼれてしまう五郎さん。

つけダレにつけたホルモンそばを白飯に載せたらこれもまたぴったり!

五郎さん、一つ決断を下します。

(この店は、深追いするべきだろう!)

メニューを手に取り、瞬時に下した判断は、サイコロステーキの追加オーダーでした。

鉄板焼きって、つい頼みたくなってしまうんだよなぁ。

コテを使うお母さんの手元がとても魅惑的に見えてくる五郎さん。

やがて、その逸品が目の前に供されました。

【サイコロステーキ】

にんにくチップが魅惑の香り。砂丘の国の大ご馳走!

(おお~~~俺の肉たちで鉄板が渋滞してきた!)

残り少なくなったオーカク、ホルモンそば、そしてサイコロステーキと、目の前には幸福な光景が広がっています。

ぱりぱりという歯ごたえのにんにくチップと肉汁たっぷりのサイコロステーキの味わいには死角無し!

ステーキを、箸でわしわしと勢いよく食べる多幸感に酔いしれる五郎さん。

分厚いにんにくチップの香りが鼻に抜けて、止まりません。

肉がしみじみ美味く、年季の入った鉄板の凄みを実感していました。

ラスト・オーカク…今更ながらにその奥深さが腹に沁みていました。

(あ…そうだ…!)

五郎さん、何かを思いついたようです。

ホルモンそばのつけダレを、白飯にたらりとかけて、まぜまぜ。

(きっと鳥取君もやってるはずだ)

その口元は満ち足りて緩みっぱなしです。

勢いをつけて掻っ込むと、それがまた美味い!

(行儀ワル飯、大好き…背徳の美味!)

ラストスパートをかけてホルモンそばをすすり、鉄板の上を綺麗に平らげていく五郎さん。

B級とかA級とか、そんなのが付け入る隙のない、我が道を行くローカル飯です。

(美味かったぁあああああ!)

口元をぬぐい、大満足の五郎さん。

砂丘の国の見え方が変わった、と感動を反芻している中で、最後のひとかけらのタクアンを口に放り込み、余韻をポリポリと噛みしめると、ごちそうさまでした、と手を合わせたのです。

「ようけ食べてくれて、ありがとうございます」

お母さんの笑顔もキラキラしていました。

しめて2610円。

大満足、と思いきや、地元の常連さんが追加オーダーで発した言葉に愕然とする五郎さん。

「オーカク・カルビ・上ミノのミックスそば」___なんという魅惑的な響きでしょう。

そんな技があったとは、侮りがたい鳥取グルメ…まつやの看板を見上げた五郎さん。

シアワセな余韻に包まれて、東京に戻るのでした。

【ふらっとQusumi・鳥取編】

まず単品のホルモンをオーダーした久住さん。

ついうっかり、匂いに誘われてビールが進みます。

「死ぬ前に食べたいものっていう感じで、これを噛みながらって、良いんじゃないですかね!」___美味い物を食べ尽くしてきた彼をして、ある意味、それは最上級の褒め言葉です。

続いて、ごま油の香りも豊かな塩レバー。

青ネギとの見事なコンビネーションがたまりません。

「うんまい!」

レバーが苦手な人でも絶対美味しいと思われる一品です。

そして大好物のソース焼きそばを追加オーダーすると、顔がとろける久住さん。

60年前からやっているというこのまつやホルモン。

店主の方がドラマ本編でも調理していますので、その手元をじっくり見てください。



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【孤独のグルメ Season8】8話の感想

「おお、ここにこの人をキャスティングしてくるか!」と地方ロケなのに力が入っていて凄いなぁと思った一本でした。

まずは遠山俊也さん。

最初の短いシーンだけの登場に豪華なゲストキャラです。

「踊る大捜査線」で長らく制服警官の森下巡査をやっていた彼。

甲本雅裕さんと楽しい掛け合いをやっていたシーンは記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

最近では日テレの「ボイス」で真木よう子さんのお父さん役を、そして今週の月曜日にはフジテレビの月9「シャーロック」で悪徳施設長を演じていました。

軽妙さに渋みが加わって、ナチュラルなお芝居を見せてくださる方です。

渡辺えりさんが円熟味のあるお母さんを演じる傍らで、さりげなく店の中を行き来していた娘役、伊藤修子さんがまた秀逸な存在感を醸しています。

「おっさんずラブ」や「なつぞら」で知られるようになってきた女優さんです。

オーラを消してその場に溶け込む佇まいが素晴らしいです。

本作のように、食べものを前面に押し出した演出にさりげなく通り過ぎるような風情が良いなぁ~と思ってしまうのです。

それにしても、実に美味しそうなホルモンでした!

ぷりぷりでつやつやな透明感のあるその色合いは、滅多にお目にかかれない新鮮さの表れだと思われます。

何という贅沢なランチでしょう。

五郎さん、失敗を挽回して腹を括って味わったのは大正解でした。



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【孤独のグルメ Season8】8話の視聴者の声


↑いや、遠山さんを配するとは、地味に、結構な豪華さ具合だったんですよ!


↑ レトロでシックな、素敵なローカル・ホテルでした。


↑ ハッピーなんだけど、やっぱり空腹に苛まれるというか(笑)…飯テロドラマの運命ですね。


↑ おお、同志がここにいる!


↑ わぁ、作中でさしはさまれていたのはこのシーンか。これ読んでみたいなぁ。


↑ さりげなくカウンターに座っていたおじちゃん、現役鳥取県知事だったんですか?!

まとめ

こんなにおいしそうなホルモンがあるのか?!とテレビで見ているだけで口の中に唾液が溜まってきそうな飯テロです。

白レバーやオウカク(横隔膜)という珍しい食べ物がこれでもか、と繰り出されてきて、夜中に見るのは愉しみなような、つらいような…。

それにしても、下戸の人にワイン勧めちゃダメですよー。
アルハラです!

マジ突っ込みするわけじゃないけど、そこは誤解されないように番組作って欲しいなあ、とちょっとだけ思いました。

鳥取砂丘の現実離れした風景を見ていると、なんだか旅に出たくなりますね。
東京から一時間?マジで行ってみたくなります。

渡辺えりさんが素晴らしくいい味だしていて、本当におかみさんみたいだ、と思ってしまいました。

ああ、お腹すいちゃった。
こじゃれた料理もいいけど、こういうソウルフード的な地域密着飯、良いよね!

鳥取県鳥取市吉方温泉4-432
まつやホルモン


↑ わぁ、勿体無い…!



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