2019年秋ドラマ

【俺の話は長い】8話のあらすじネタバレと感想!魔性の女(?)の覚醒と春海のケジメ

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ドラマ「俺の話は長い」第8話が2019年11月30日(土)に放送されました。

満(生田斗真)は返品され、ついうっかり会社を辞めてしまった光司(安田顕)はポラリスを継ごうとしたものの挫折して、まさかの”ニートブラザーズ”が結成されてしまいました。

満はほぼ通常営業でしたが、光司は現実世界への命綱だったスーツを脱いだ途端に顔つきがもうニート…。

波乱含みの岸辺家・秋葉家ですが、小さな変化が大きなうねりになりそうで、これまでとは異質な空気を感じます。

ここでは、「俺の話は長い」第8話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【俺の話は長い】視聴率(最新速報)と推移分析!視聴者の評価評判は?日本テレビ系・土曜ドラマ「俺の話は長い」は、コメディホームドラマになっています。 主人公の岸辺満(生田斗真)は、大学卒業後に起業に...

【俺の話は長い】8話のあらすじ(ネタバレ)

8話

其の十五「ゆで卵と福引き」

二人で夜食を食べながら

夜も更けたころ、春海(清原果耶)はキッチンのテーブルで勉強をしていました。

ぼちぼち受験準備も佳境です。

そこに降りてきた満に「あ―疲れた!」「小腹が空いたなぁ」と、春海は巧みに夜食をねだるのです。

なんだかんだ言っても春海には甘い満がリクエストの通りに温かいそうめんを作り、トッピングはかまぼこ、わけぎ、お麩ととろろ昆布と、地味に贅沢な逸品に仕上がりました。

座卓で二人で食べ始めると、満は春海を気遣って話しかけます。

彼は、陸(水沢林太郎)に失恋したことでまた不登校になるのでは、と心配していたのです。

もうその状況を受け入れるしかない、と腹を括った春海。

そして満のこれからについても、春海は結構辛口ですが、やりたいこと探しをもう一度やるという叔父には少しだけ反応がマイルドです。

「俺も日々成長してんだよ」

「就職してから言ってくれる?」

しかし、本当につかみかけたと思えた何かがぽしゃってしまった満にとっては、その再起動は結構な負荷になっていたのです。

行くか、まだそこに留まるか

空が白む頃。

満はノートを眺めていました。

“嫌じゃない事”をまとめたページの下半分には、破綻してしまった明日香のために作ったあの日のカレーのレシピが書かれていたのです。

おもむろにそのページの下半分を破りゴミ箱にダンクするも、二回失敗。

小さなことですが、心は折れそうです。

朝になり、満が階下に降りていくと、光司は久々にスーツにコートといういで立ちで支度をしていました。

「満くんも一緒に行く?」

「はい?どこ行くんですか?」

「ハローワークと人材派遣会社の面接!」

「うん、お一人でどうぞ~」

再就職に前向きになった光司と、まだうだうだと“やりたいこと探し”を続けようとする満の間には温度差が生まれていました。

「そんなに張り切って就職活動されると迷惑なんですよねぇ…姉ちゃんに“光司はこんなに頑張ってるのに、満は~!”って嫌味言われるもん」

母の房枝さん(原田美枝子)は洗濯物を畳みながら満に「一生懸命頑張ってる人になんてこと言うのよ」と窘められますが、喋り出したら満の舌はとまりません。

元気よく出ていった光司の背中を見送って、満は遅い朝食にありつきました。

「今日行くんでしょ?」

「どこに?」

その日は、亡き父の月命日だったのです。

いつもその日は、満が父のお墓まで房枝さんを車に乗せていくのがこの数年の習慣でした。

しかし、房枝さんは「もう行ってきちゃった」とさらりと言って満を驚かせました。

「檀野さん(長谷川初範)が車を出してくれたの」

近所の大きな屋敷の住人で、車は四台所有、地域の名士でもある檀野は、吹き矢サークルの副会長であり、房枝さんに急接近している男性です。

「満には極力頼らないようにするから」

房枝さんは洗濯物を抱えて元気に立ち去りました。

色々と思うところはあるようです。

沈黙と新メニュー

春海は、自分からは絶対に声をかけてこない陸の前に立ち、しかし、やはり何も言えないまま離脱してしまう
のです。

その日、春海は珍しく店の方に帰ってきました。

房枝さんは試行錯誤の真っ最中のハヤシカレーの味見を頼みました。

ハヤシライスのご飯をカレーチャーハンにしたもので、これもまた檀野スペシャルともいうべき彼のリクエストによるものだったのです

春海にとっては「毛蟹くれた人」であるところの檀野は牧本(西村まさ彦)のオムドライに対抗して裏メニューを作って欲しい、というのです。

「そりゃあ美味いよ!バカみたいな食べものって、だいたい美味しいから」

「汚い言葉遣わないでよ」

しかし檀野はただの毛蟹のおじさんではありませんでした。

光司の再就職の口利きをしてくれることになり、その夜は彼のおごりで、光司と綾子(小池栄子)は超高級鉄板焼きを食べに行く予定だったのです。

就職のあっせんと肉

檀野は気前よく、滅多に食べられないほどのステーキを光司らにふるまいました。

「奥さんも不安だと思うけど…その気になったら就職先なんてすぐに見つかる」と豪語する檀野。

彼は房枝さんに振り向いて欲しくて、自分にできることで精一杯に貢献しようと光司に議員秘書の仕事を紹介します。

ちょうどその頃。

満は薗田(本多力)のアパートでゲームに興じながら檀野のことについて聞いていました。

彼は信じていませんでしたが、房枝さんは本気でモテているようです。

どうせ再婚するなら大金持ちの檀野とすればいい、と口にする満ですが…そんな彼に、薗田は言うのです。

Barクラッチのマスター、海星(杉野遥亮)が寂しがっている、と。

しかしその店のオーナーの明日香と破局した今、そうそう飲みに行けるわけもなく。足が遠のいていたのです。

母がモテる

春海は陸にハヤシカレーのことを伝えました。

自分から話しかけないと、きっとこの先陸と言葉を交わす機会は亡くなってしまうだろうという満の忠告に背
中を押され、勇気を振り絞ったのです。

房枝さんは家族の夕食のおでんを前日から仕込み心おきなく吹き矢の稽古に向かったのですが、そこでは檀野
の猛アタックが続き、牧本を苛立たせます。

房枝さんが不在の食卓では、光司の議員秘書への転身が話題になっていました。

檀野はその国会議員の後援会の有力者で、これまでにあっせんした人がなれなかったことは無かった、というのです。

むしろその仕事が光司に務まるのだろうかという疑問を呈する満ですが。

「議員秘書って、海千山千のひとばっかりで、ピカピカの経歴の人の方が少ないんだって」

光司の言葉に、春海も「満兄ちゃんでもなれるじゃん!」とまぜっかえします。

「俺の話は良いんだよ!」

満は、なんだかんだ言ってその仕事が大変そうだな―、というイメージを植え付けようと試みますが、光司と綾子は乗り気で、すでに愛かったかのような安定感で話をしていました。

しかし、もう一つの満の関心事は、檀野が房枝さんに猛アタックを仕掛けていることについて、でした。

光司曰く「俺の就職の話は15分で終わり、あとはお母さんの魅力について熱く語っていた」という檀野。

問題は房枝さんの気持ちでしたが、綾子は、二人が再婚してくれたら安心だな、というのが正直なところだと吐露しています。

「じゃあもうあの檀野さんで良いじゃん」

春海の言葉にすかさず満は「またあの毛蟹が食べたいだけだろ」と言いますが、応援する理由としては十分というのも間違っていません。

綾子は、房枝さんの老後のためには再婚した方が安心だ、と言っていて、それは母親を思う娘としては間違っていない意見ではあります。

「まぁ、牧本のおっさんと結婚されるよりはいいと思うけど…」

諸手を挙げて賛成とはなかなか言えない満でした。

プリンアラモード

房枝さんの老後も心配だけれど、自分の将来のやりたいこと探しもままならない満がぼーっと座卓でノートを見つめていると、房枝さんが「海星くんが来てるわよ」と声をかけにきました。

彼は房枝さん特製のプリンアラモードを食べていましたが、満を見るとちょっと寂し気に言いました。

「薗田さんから聞きましたよ。もううちに来る気はないらしいじゃないですか」

「まぁ、こればっかりはしょうがないよなぁ…」

事情が事情だし、と暗に明日香のことを引き合いに出していた満でしたが。

海星は、明日香が滅多に店に出ないこと、現に満とバッティングしたこともなかったはず、と言いました。

「しょっちゅう来てくれていたお客さんが、店からいなくなる、って、そんなに簡単なことじゃないんですよ」

そういわれてバツの悪い顔をする満。

房枝さんとも軽口をたたいて去っていく海星は、店長としてだけではなく、友達として、後輩として、満を変わらず慕っているのです。

常連として

自宅に戻ろうとした満を追って、牧本が飛び出してきました。

曰く、房枝さんと檀野の恋路を阻んで欲しい、というのです。

彼はすでに、房枝さんと割ない仲になりたいという訳ではなく、ポラリスが継続すること、そして落ち着いてコーヒーを飲める日が続くことを望んでいたのです。

「母親の色恋沙汰にまきこまないでくだいよーーー…マジで気持ち悪いんで!」

牧本は、かつて、あわよくば…と思っていたことは否定しませんでしたが、

「俺はポラリスに通えなくなることが怖いんだ…あの店の常連でいられなくなることが怖いんだよ」

次の休日に、房枝さんと牧本が習う吹き矢の大会が行われました。

綾子たち一家は応援に訪れていたのですが、そこに満も加わります。

帰りに檀野を交えてみんなで食事するという綾子に、予約していた中華料理店をキャンセルした、という満。

「檀野さんとの再婚は賛成できないんだよ」

それは久々に満の屁理屈が始まるゴングでした。

選挙違反⁈

「檀野さんには重大な選挙違反がみつかっちゃったんだよねえ」

「選挙関係なくない?」

春海が言うと、そこから怒涛の満のターンです。

「まだ決まってない役職なりポストを、誰にするか選ぶという意味においては恋愛も立派な選挙だぞ!自分といるとこんなに良いことがあるというマニュフェストを掲げて好きな人の定数一を目指す恋愛は人間にとって最も重要な選挙と言っても過言ではない!」

綾子に「酔っぱらってるの?」と言われるほど滑らかに意味の分からないことを言う満でしたが。

「酔ってたらもっと饒舌に話せるよ~?」

「これ以上は勘弁してほしいなぁ」と光司も顔を引きつらせていました。

「同じ店に通う常連同士なんだから、正々堂々と戦って欲しかったね!まして檀野さんは実際に国会議員の後援会長してるひとなんだから、こんな汚い真似してほしくなかった~」

「檀野さんの選挙違反て、何なの?」

満は光司と綾子が檀野に買収されているのだと断言しました。

例の会食の件です。

春海は自分が誘われなかったから、と満の側に寄ってきました。

「家族のことだから、娘も連れて行っていいですかって言ってくれても良かったんじゃない?」

先日の毛蟹のこともあり、春海にとっても檀野が振舞う高級食材は大変な魅力だったのです。

檀野がターゲットにしていたのはむしろ光司の就職ではなく、房枝さんとの再婚で最も障壁になりそうな綾子だったのだ、という満。

あっさりと篭絡された感のある綾子は「なんのためにそんなデタラメなこと言うのよ」と満と牽制しましたが。

鉄板焼きの店で出されたワインのうち一本が綾子の生まれ年のビンテージだったことを暴露しました。

「そんなのはバブルを経験した人が本命を落とす時に使った手段だ」と指摘し、さらに三人で食べたのが飛騨牛A5ランクの一番高い肉だったと聞いて、春海が目を剥いて「さぞお高いんでしょうねぇ!」と糾弾し始めたのです。

まだ強気の綾子と、バツが悪そうな光司でしたが。

そこに追加情報としてタラバガニとアワビとマツタケまでトッピングされたら、春海の食いつきは数倍になりました。

「ずっる!…マジで許せない!」

情報ダダ漏れの裏には、人望があるはずの檀野さんの周囲が一枚岩ではないことも露呈していました。

「これでもまだシラを切るの?」

目つきも一層鋭くなった春海に、呆れた綾子が言いました。

「あなたは本当に食べものの話になると人が変わるわねぇ!」

光司が「最初からご馳走になる気なんて無くて、払おうとしたら既に檀野さんが会計を済ませていたんだ」と言い訳しましたが。

「払うつもりがあろうがなかろうが、払ってもらったらそれはもう買収です!」

いつものように張り付いた人形のような顔でまくしたてる満と、唇を尖らせてふてくされる春海。

光司は意趣返しのつもりで、満が牧本と飲み屋のカウンターで一緒に飲んでいた、という話を持ちだしましたが、絶対的な金額の違いと、満も牧本の持ち合わせで足りなかった勘定を払っていることから、それは買収に当たらない、と言われて撃沈しました。

さらに満は「俺は袖の下から金品受け取るような真似はしてませんけどねー」と続けます。

鉄板焼きの支払いでもらった商店街の福引券40枚を帰り際に貰った綾子。

「“金品”じゃないでしょ?ただの福引きの券でしょう?!」

3000円で一枚もらえる抽選権が40枚…おのずと食事代が導き出されて春海はまた「ほんんっと許せない!」と怒りを再燃させたのです。

綾子と光司は、お金がないよりある人との再婚の方が良い、と主張しましたが。

満は「そもそも檀野さんには母さんと再婚する資格がない」と結論付けていたのです。

父親の月命日に車を出してもらったのだという房枝さん。

「何の見返りも求めず送ってくださったのよ?いい人じゃない」

しかしその日檀野が乗ってきたのは自分が持つ車の中で最も高価な赤いオープンカーだった、というのです。

「車の色とか関係なくね?」

「いやー、俺は親父がバカにされたと感じたね!」

「それは考え過ぎじゃ…」

「だって、ふつう墓参りに行くとなれば、もっとも地味な車で行くんじゃない?」

だからあれは、墓参りよりも房枝さんに対するアピールだったのだ、と。

そのとき、前方で歓声が上がりました。

なんと牧本が優勝してしまったのです。

母は魔性の女

とにかく房枝さん本人の気持ちを聞いてみよう、となったその場で、彼女は朗らかに笑い飛ばしたのです。

「何バカなこと言ってんのよ。ただのお客よ。お父さんとは逆で、面白いし。友達としては良いかなぁって。
むしろ男としては苦手なタイプ」

意外とバッサリ、房枝さんは断じました。

「そんな人に毛蟹なんて貰っちゃって良いの?」

判断基準が食べものの春海のポイントはやっぱり毛蟹でした。

「どうしてもうちで食べて欲しいって言うから…」

満は半ば呆れて言いました。

「自分の母親にこんなこと言うのはナンだけど…あんた、魔性の女だな!」

「ひっどーい!」と言いながらも、房枝さんはけらけらと笑っていたのです。

墓参りも、しつこく誘われたから、ついでにお父さんのことがどれほど忘れられないかということをしっかり教えてあげたのだという房枝さん。

牧本についても「大切なお客さん」でしかないというのです。

「私がポラリスを閉めるまで、カウンターに座っててもらわないと困る人!」

「ふうん。意外と大事に思ってんだね?」

「長い付き合いだからねぇ」

その言葉に、ふと思うところがあったのか。

満はその夜クラッチを訪れました。

「いらっしゃいませ!」

「相変わらず暇な店だねぇ」

「満さんが静かに飲めるようにって…」

満の顔を見て、海星も小雪ちゃん(きなり)もとても嬉しそう。

「どうして来てくれたんですか?」

「うん。行きつけの店に行けなくなるのが嫌で、駄々こねてるおっさんを見たから」

そんな会話を交わすことも、とても大切なのだと満は改めて感じていたのです。

光司は面接で落とされてしまい、強力な檀野のコネもむなしく議員秘書にはなれませんでした。

そんな時、ポラリスには陸が現れ、ハヤシカレーをオーダーしたのです。

春海の言葉は通じていました。

その頃満は福引きにトライした結果、参加賞ばかりを引き当て、使い捨てカイロやラップなどを戦利品として座卓に並べ、「あそこの福引き、当たらないので有名だから」とため息をついていました。
それを見た房枝さんは「そんなことないのよ、牧本さん、昔一等のハワイ旅行」当てたんだから!」というのです。

当の牧本本人が今回一枚の抽選券で当てたのがエステ券一万円分。

それはそのまま房枝さんのもとに流れてきて、彼女はますます艶を増して“魔性の女”っぷりを上げていったのです。

其の十六「ミカンとコタツ」

お揃い…?

とある昼下がり、満はやきうどんをつくっていると、背後に忍び寄るグレーのスウェットの影が。
光司です。

ビンカンの不燃ごみを分別している姿にぎょっとした満。

光司は議員秘書になれず、他の面接もダメで、次第に生活リズムがくるってきていたのです。

「焼うどん食べませんか?」と満が言うと、「せんべいを食べたから大丈夫」と言います。

明らかにやつれて、不健康っぽいヤバい風情ですが、本人は気にしていません。

綾子は満を飲みに誘いました。

「家ではしにくい大切な話があるの」

クラッチに来て綾子が言い出したのは、光司の事です。

前夫が、やはり突然仕事を辞めてしばらく働かず、いきなり離婚届を残して出ていった、という経験から、今の光司の状態を憂えていたのです。

「姉ちゃんも、ホント…ダメな男捕まえるのうまいよねぇ」

「別に狙ってるわけじゃないから!」

「春海もその才能受け継いじゃってるのが心配なんだよ」

…陸のことをたった15歳でダメンズの一員としてカウントしている満。

「あれは女をダメにする男だよ…まぁ、良い奴なんだけどねぇ」

光司は日に日に部屋に引きこもっている時間が増えて、食事も不規則で、酒を飲んでいる気配もあったのです。

満は、綾子に頼まれて、光司の普段の様子を見はることになってしまったのです。

何故か、マチュピチュ

まず家の中で観察していると、光司が鉢植えに水をやってニコニコ話しかけているヤバいところを見てしまった満。

それから家を出た彼は酒を買い、そしておもちゃ屋を訪れて大きな荷物を抱えて帰宅したのです。帰宅した光司に呼ばれて部屋に入った満の前には意外なものが広げられていました。

マチュピチュの写真のジグソーパズルでした。

部屋に籠っていたのは、これに没頭していたからだったのです。

「昔からどういうわけか、マチュピチュに惹かれちゃってさー」

満は過去の放浪の旅でマチュピチュを訪れていましたが、光司は特に現地に行きたいという訳でもないようです。

「次はとうとうラスボスの3000ピース!」と嬉しそうに袋から取り出した光司。

そして五時前だというのに自分で育てたミントでつくるモヒートを呑まないかと、誘ったのです。

彼がどんどん堕落していく様子に不安を覚えつつ、現状を綾子に報告する満。

「もともとニートとしてのポテンシャルは光司の方が上」という姉に言葉もない満です。

しかしそれも家のリフォームが終わるまでのわずかなバカンスだと彼女は考えていたのです。

人類最終兵器:コタツ

満は光司に手伝いを頼んで、岸辺家の茶の間にコタツを設営しました。

「今から…世界の革新に迫ること言っても良いですか?」

「是非聞きたいねぇ」

天板の上には籠に入ったミカンという念の入れようです。

「コタツって日本にしかない文化ですよねぇ…もしかしたらなんですけど、世界から戦争を無くす秘密兵器ってコタツなんじゃないですかねぇ?」

「ホントだ…今確実に世界の核心を突いたよ…」

二人ともコタツに足を突っ込んでごろごろしている幸せをかみしめて脳みそのねじが飛んでいるようです。

「満くんはコタツに似てるって言われたことない?」

「ないですよ…そんな有能じゃないし」

「二か月近く一緒に暮らして、傍に居ると心地いいし、物凄く温かいんだってことにいづいたんだ」

「ありがとうございまーす」

「でも同時にやる気と働く気力を急速に奪っていくんだよね」

そんな会話を交わしながら、二人は到来もののミカンをパクパク食べていました。

「ずっと気になったことを聞いても良いですか?」

そう前置きして尋ねた満。

「もしかしてワザと同じようなスウェット着てます?」

「満くんがグレーのスウェット着てる理由がだんだんわかってきたんだよね。ぐれーって、働いてない人間にとって一番落ち着く色なんだよ。つまりこれが、ニートの公式ユニフォームだ」

そんな話の合間につまんでいたミカン。

光司は中の薄皮を残す食べ方をしていました。

綾子さんが凄く嫌うのだと言いますが、そのせいで「自由にミカンを食わせろ」っていう歌まで作っちゃった、と笑う光司。

ベースを引っ張り出して歌い始めると、二人してだんだん止まらなくなってきたのです。

その歌は、綾子には聞かせていないけど、結婚する前の春海には聞かせたことがあったと光司は言いました。
だんだんノリが激しくなる2人は、とうとう新曲まで作ってしまうのです。

広告の裏紙にマジックで書いた歌詞___「ニートブラザーズ」は思いがけないノリノリな曲になり、絶対綾子には聞かせられない歌になりました。

しかしそれを春海には聴かれてしまったのです。

目が合って演奏をやめてしまった光司に、春海が聞きました。

「光司さん、あれ覚えてる?お母さんの財布からお金借りる歌」

それはまだ春海が小さかった頃によく歌っていた曲です。

春海が何年も前の歌をちゃんと覚えていたことから、光司とセッションが始まりました。

それを房枝さんが動画にとって、帰宅した綾子に見せると、目を潤ませ、鼻をすすっていたのです。

父から買ってもらったもの

春海が使っていたラジオは、実の父親から買ってもらったものでした。

しかし、光司と歌ったことで吹っ切れたのか、彼に新しいものをねだり、そして、春海は古いラジカセを処分
すると決めたのです。

リサイクルショップで1000円になったそれと、新しい白いラジカセ。

春海の中で一つのケジメがついたのです。



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【俺の話は長い】8話の感想

魔性の女・房枝さん。

言われてみれば確かに、本人は何もしていないのにまわりがざわめくことが多い、そんなキャラクターです。

原田美枝子さん、ピッタリ。

どうしてこんなに綺麗な人を当てたのか、と思いましたが。

当然、生田斗真&小池栄子という美形の母親だからそういう系譜を表すのには適任であったけれど、そうか、魔性の女という隠れキャラも潜ませていたのだな、と思うとちょっと笑ってしまいました。

そしてニートブラザーズ。

「ニートとしてのポテンシャルは光司の方が上」と評する綾子さん。

前夫もそんなだったんだ…?!とびっくり。

そして、春海が陸に惚れたのも、ダメンズウォーカー的な才能だったとしたら、前途多難すぎるんですが…!

それにしても凄い量のセリフ。

よくよく聞いているとかなり巻いて喋ってますよね、みんな。

そうでなかったら、これだけの情報量は一時間に到底収まるものではないと思うのです。

改めて、その筆頭である生田斗真、凄い。

そしてきちんとその尺を収める演出と編集、ネ申レベルです。

さて、春海ちゃん。

なにやら光司とやっと雪解けムードになってきましたね。

もともと仲が良かったんだったら、歌を通していい方向に行ってくれたらいいのになぁ。

安田顕さん、歌も巧そう。

最終回の日、マラソン大会の余興で歌ってくれたら、大団円になりそうな予感がするのですが、どうでしょう…?



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【俺の話は長い】8話の視聴者の声


↑ 終盤でこの歌が流れ始めると寂しくなる。切ないシーンが多いから。


↑ 無駄に説得力があって怖い(笑)。


↑ ほんと、大人向けサザエさんていう感じ。


↑ え、あれ、マジだったんすか?!


↑ あ、ホントだ、ニートブラザーズふたりとも室蘭出身だった!


↑ 毎回、怒涛の展開なんだけど、日常の範囲なんだよね。だからとてもリアル。


↑ 褒めてます、多分。


↑ マジっすか(笑)?!

まとめ

ええと、あと二話?
終わるのかな、これ?!

ニート生活から脱却するかと思えばヒモになりかけ、そして返品されてしまった満。

今日はさらにごろごろだらだらが酷くて、前進どころか退化してるじゃねーか、と笑ってしまいましたが。

そこに光司さんまでが加わって、絶望的ですらある岸辺家なのに、何かさらに笑っちゃう要素が加速。
それは綾子さんの構築する経済基盤の盤石さ、その安定感があるから、まだなんとかなるかもしれない、と思えるベースがあるからだと考えているのですが。

でも、世の中って、それほど甘くないよねー…。

牧本さん、車の免許は取れたのかな?

もう檀野さんの車に乗ることがないのなら、そのまま満の車に乗っておいてくださいよ、房枝さん、て思います。

岸辺家と周囲の愉快な仲間たちが、一人もかけることなく今年一年を終えて来年を迎えられますように。

…でも日テレだから、きっとでかい何かが起こるのでは、とまだ危惧しています。

せめて春海の受験くらいはうまいこといってくれるといいなぁ。

そして屈折したダメンズ候補の陸はちゃんと真っ直ぐに人を見ることを覚えて欲しい。

二人がうまく行ったら、大人たちも巧く回っていくはず、と、祈りを込めて、ここから先を見守っていきます。



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