2019年秋ドラマ

【俺の話は長い】9話のあらすじネタバレと感想!春海の憧れと満の揚げたてトンカツ!

ドラマ「俺の話は長い」第9話が2019年12月7日(土)に放送されました。

秋葉家のリフォームが終盤に入り、岸辺家での同居生活も終盤に向かっていました。

そろそろ佳境になる春海(清原果耶)の受験勉強に大問題が勃発し、満(生田斗真)は揚げたてのトンカツをお預けにされ…食べものの恨みを炸裂させました。

ここでは、「俺の話は長い」第9話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【俺の話は長い】視聴率(最新速報)と推移分析!視聴者の評価評判は?日本テレビ系・土曜ドラマ「俺の話は長い」は、コメディホームドラマになっています。 主人公の岸辺満(生田斗真)は、大学卒業後に起業に...

【俺の話は長い】9話のあらすじ(ネタバレ)

其の十七 トンカツと占い

HE LOVES トンカツ!

ある夕方、満が食卓に駆け込んでくると…そこには予告と違って地味なおかずが並んでいました。

あからさまに落胆する満(生田斗真)は肩を落としました。

「夜トンカツにするって言ったのに…なんで?!」

そのココロは「パン粉を切らしてしまったから明日にする」という理由でしたが。

満は揚げたてのトンカツを食べることを楽しみに昼を抜いていたため、不機嫌を隠そうともしません。

「ねえ、あの占い師のおじいさん、最近見ないけどどうした?」

商店街に出没する名物占い師のおじいさん、実は岸辺家の家族の節目にいろいろな影響を与えてきたことが発覚しました。

綾子(小池栄子)が引っ越してきてから一度も見かけていない、と言います。

「有名なの?」

光司(安田顕)が聞くと、実は房枝さん(原田美枝子)が、亡き夫・巌さん(久保酎吉)と付き合う前に見てもらったことがある、というほど昔から占っていた人だというのです。

魔性の女・房枝さんはもう一人良いなと思う人がいて、占ってもらったことで巌さんと付き合う方向に背中を押してもらった、というのです。

その会話の端々にもトンカツが今食べられない恨みつらみが噴出して、食卓の雰囲気をぶち壊す満です。

翌日、牧本(西村まさ彦)から、占い師のおじいさんがヘルニアで入院したのだと聞かされ、生存確認ができてほっとした房枝さん。

お米屋さんの隣で占っていて、40年も同じアパートに住んで、同じ服を着て仕事をしている彼のことでひとしきり盛り上がったのです。

マチュピチュのパズル

ダンボールに囲まれた部屋でジグソーパズルに没頭する満。

とうとう、光司が買ってきた3000ピースに手を出してしまい、おせんべいをポリポリ食べながら床の上の空白とにらめっこしていました。

「今日もお昼抜くの?」

昨夜の雪辱を果たすべく、と思いきや。

「パズルに集中していると全然お腹すかないんですよね」

ちょっと前の光司が陥った状況そっくりになっている満ですが、自覚はないのかもしれません。

「無理して完成させなくて良いからね!」

パズルの主の光司は言いますが、実は、光司は急速にあれほど没入していたパズルへの情熱を霧散させていました。

彼は綾子から許可を得てベースをいじることができるようになり、商店街のおじさんバンドに参加し始めて、他に愉しみをゲットしたことからつやつやとした良い表情をするようになったのです。

同世代のおっさんたちが集まって練習していたのはロッキーのテーマです。

何故かこの年齢層はロッキーとスタローンに異常に惚れ込んでいる層がおり、彼らが集まるとニッチなロッキー談議が始まるのです。

光司はそんな中にあって、とてもイキイキと笑っていました。

晴美の人生

その夜、春海は塾をさぼって憧れのラジオパーソナリティの入り待ちをしていました。声はかけられなかったものの、プレゼントは渡せたことからほっとしていました。

しかし、塾を休んだことはすぐに綾子の知るところになります。

「あなた、塾どうしたの?」

晴美が答えたひと言で、せっかくの揚げたてのトンカツが並ぶはずだった岸辺家の晩御飯はパニックになりました。

「高校は行かない」

満はソースをかけたトンカツを目の前にしていながら、春海のところに引きずっていかれたのです。

「満と二人で話をさせろって言うから!ちょっと来てよ」

やだ、という満に、房枝さんも「春海の将来とトンカツとどっちが大事なの?」というと、満は「トンカツだよ!」と即答してみんなをドン引きさせてしまいました。

話を聞いてくれたら自分の分も食べていい、という光司に「そこまで量は求めてない」と答えながらも、春海のいる仏間に放り込まれたのです。

「めんどくせぇなぁ!」

そう言いながらも、ラジオを聴いている春海の元にきた満。

「そこ閉めて」

「来いって言ったり、閉めてって言ったり、一体何様なんだよ!」

「大事な相談があるの」

「だったら自分から来るのが筋なんじゃないの?」

晴美は引き戸を閉めて、満に向き直りました。

「高校に行くのやめようと思ってる」

「知ってるよ聞いてるよ!その先をさっさと教えて!」

「私ね、ラジオパーソナリティになろうと思ってる」

「うん、ラジオパーソナリティ良いじゃん、ガンバレ!」

そう言って戻ろうとする満を「ちょ、待って!なんでちゃんと聞いてくれないの?」と引き留める晴美。

「トンカツ食べながらじゃダメなの?」

「トンカツと私の将来のどっちが大事なの?」

「だからトンカツだよ!」

「ひっど!サイッテー!」

「揚げたてじゃなかったらちゃんと話聞いてやるんだけど、揚げたてなんだよ!こっちは昨日から我慢してるんだよ!」

ふと、春海が気配を感じて「外にいるの、誰?」と声を掛けました。

聞き耳を立てていた房枝さんはそうっと後ずさって離れました。

「ラジオパーソナリティになりたいなら、まずトンカツ屋になれ」

「真剣な話をしてるの」

「俺だって真剣だよ!」

満曰く、大好きなラジオを聞きながら仕事できるし、その気になったら、食べに来たお客さんの悩み相談もできる___しかし、ふん、と春海はため息をつきました。

「ため息つきたいのはこっちだよ!春海がため息ついてるこの数秒間にもトンカツの劣化は進んでいるんだよ?!」

「じゃあもう良いよ、食べに行けば?」

しょうがないなぁ、と言わんばかりの大きなため息をつきかえした満は、部屋の隅に胡坐をかいて座りました。

「いつからラジオパーソナリティになりたいと思ってたの?」

「真剣に考え始めたのが二学期になってから」

「高校卒業してからでも遅くないんじゃないか?」

「満兄ちゃんがそんな当たり前のこと言うとは思わなかった…ほんっとガッカリ」

「受験勉強が面倒になったからワガママ言ってるだけじゃないのか?」

「ちがうから」

「じゃあ、高校行かなくてどうするんだよ?!」

「専門学校に行って、声のプロになる」

「専門に行ったからってプロになれるわけじゃないからね」

「じゃあ高校に行ったからってプロに近づけるの?そうじゃないよね?目標見えてきたのに遠回りしたくないの!」

「ラジオの仕事なめんじゃねえぞ!」

さすが、満と綾子の血縁だけあって屁理屈の才能は豊かな晴美です。

超えの仕事の厳しさを説く満に、だからこそ一刻も早く目指したいという晴美。

専門的な勉強をしたい、と立派なことを言いますが、そこは考えの浅い中学生の言うことです。

満は野球の落合選手がプロになる前にボウリング場でバイトしていた話や上原浩治が大学で浪人を経験していた話を引用し、中学卒業から一直線にプロを目指すことだけが成功への近道ではない、とねじ伏せようとしましたが、春海は大相撲の力士たちが中卒からはいっていくこと、大卒の力士はぱっとしないことなどを挙げて反論していきました。

中卒のラジオパーソナリティが、リスナーの悩みにどうこたえるのかと問われたら、彼女は高校に行かなかった視点から答えればよいし、高校に行けなかった人に寄り添えるから武器になる!と胸を張るのです。

グダグダなやり取りにケリをつけるべく、満が「ラジオ愛聴歴20年の俺がラジオパーソナリティの適正をテストしてやるよ!」と課題を出しました。

シミュレーションと適性

綾子たちは漏れ聞こえてくるやり取りから、放送部の活動が盛んな高校を検索したり、ミュージシャン時代にラジオに出た光司がしゃっくりが止まらなくなった話をして晴美の相談が終わるのを待っていました。

満は相談はがきを送るリスナーになりきって、6年間仕事がみつからないニートの悩みをぶつけてみました。それに対してきちんと答えてみせろ、というのです。

「もし、自分で決められないのなら、周りの人の勧めてくれたお仕事をやってみるっていうのは如何でしょうか?」

「はい!不合格でーす」

「ズルい!最初から否定する気満々だし」

ラジオネームの呼び捨てか尊称をつけるか、6年間仕事にありつけなかったことへの労りの気持ち、お疲れ様です、という言葉がなかった、等々、重箱の隅をつつきまくる満。

「それは生身の満兄ちゃんを見てるから無理」

「そうやって、言い訳してる時点でまだ無理だよ」

「こんなテストじゃ全然納得できない」

満は、パソコン、スマホ、youtube全盛の時代にラジオのパーソナリティをあえて選ぶことは素晴らしい、春海の複雑だった幼少期が無駄にならないし、応援もしてやりたいけれど、もっといろんな経験積んでから目指してほしいんだ、と説くのでした。

実は、満もコーヒー屋をやりたくて、大学を中退していました。

しかし、それはバイトしまくって資金を溜めるための決断でした。

「俺が開業資金を貯めたように、春海にはもっと“経験”を貯めて欲しい。友達作って、恋をして、勉強して、傷ついて、楽しんで…高校に行かなきゃ貯められない経験が確実にあるから!それを経験せずにラジオパーソナリティになりたいってのは嘘だよ、春海だってそう思わないか?」

「満兄ちゃんて、人の人生は饒舌にかたるのに、どうして自分の人生になると迷子になるんだろうねぇ」

「え…それって、春海より俺の方がラジオパーソナリティに向いてるって話?」

晴美は、部屋を出て、両親と房枝さんの元に行き、高校受験することを宣言しました。

綾子は検索した高校のリストを手渡し「そんなにやりたいなら、高校行きながら専門のスクールに行っても構わない」と言い、光司もかつての知己のつてを使えばラジオ局の人間にも紹介できる、と精一杯の気持ちを伝えました。

みんなでラーメン‼

「そういう話は晩ご飯食べながらにすれば?」

房枝さんの提案で夕食を再開しようとしますが、満は“揚げたてでないトンカツ”が許せません。

「トンカツって揚げたては最高のおかずだけど、揚げたてじゃないとモヤシ炒めくらいの価値なんだよね」

遅くなったから、みんなでラーメン食べに行こう、という房枝さん。

その道筋で占い師のおじいさんの姿を見て安堵する綾子たち。

実は綾子も結婚前に見てもらっていたのです。

「初耳だなぁ」と光司は笑いました。

その結果は“多少の苦労はあっても、楽しい家庭を築けるでしょう”とのこと。

「当たってるね!」

「えー、私も見てもらいたい!」と春海が言い、綾子と二人で帰りに立ち寄ることが決まりました。

他の皆がコタツに入って待っていると、上機嫌で戻ってきた晴美。

「しゃべる仕事が向いてる、って!何も言ってないのにそう言われた」

当たると信じて努力すればいい、と背中を押す大人たちでした。

残してしまったトンカツは明日の昼にカツ丼にすることになりましたが。

食いしん坊の晴美の関心事は三つ葉があるかどうかです。

すると、光司が「わかるよ、お雑煮にちょっと入れる柚子とか、ね」と賛同しました。

果たして、その翌日の昼は何とも贅沢なカツ丼4人前となったのでした。

其の十八 ラーメンとフリーマーケット

ニートブラザーズの今

グレーのスウェットでだらだら過ごしている満と光司はだいぶ進んだマチュピチュのパズルを前に「これが仕事にならないものか…?!」と手を動かしながら話し合っていました。

似たような分野だとレゴなどがありますが、満はそれをアーティストの領域だと言います。

仕事を考えた時、一つの分野でもいろいろありすぎてどれを選んでいいのかがわからないのだとも。

「その分野で片っ端からやってみる、っていうのではダメなの?」

「…どれを見ても、なーんか違うな、ってなっちゃうんですねぇ」

そんな会話を交わした夜に、満はやってみたいことノートに書いたことをおさらいしていました。

その頃、綾子がリフォーム工事完了後の引っ越しのためのダンボールが届き、さらに荷物を振り分けて処分するためにフリーマーケットに出店することを決め、満に歩合制で手伝え、と言ってきました。

5%を提示され「消費税が10%の時代に…?」とゴネてみせ、満は10%をゲットする約束を取り付けることに成功しましたが、綾子と房枝さんはあれこれ売れるものを整理して大わらわです。

この同居期間中に綾子が満を就職させると息巻いていましたが、やっぱり無理だった、と房枝さんが笑いました。

「これからどうするの?」

「どうもしないわ。あなたたちが来る前の生活に戻るだけ」

その手には、売り払おうとするタジン鍋がありました。

ライブハウスで…

光司はかつての盟友・田原のライブを聴きに来ていました。

誘われたけれど、やはりそちら側には戻れなかった光司…酒を酌み交わせる心境になって、改めて田原に詫びたのです。

せっかく声をかけてくれたのに、申し訳ない、と。

しかし、田原も光司に言われた「止めるのが怖くてしがみついているだけ」という言葉に触発され、柄にもなく考えた、というのです。

「それでもやっぱり続けたい、と思った。意志を持ってしがみついてやろうと…」

そう言う田原を穏やかな目で見る光司。

町内会のおじさんバンドに混ぜてもらって、そこでやっている音楽が楽しい、という彼の言葉に、乾杯のグラスをよこす田原。

衝突したのがウソのように和やかな空気がそこにはありました。

そのあと訪れたクラッチで、満と合流した光司は、音楽の才能とそれで食べていけるか否かについて軽く議論めいた会話を交わしました。

光司自身もかつてはそれで食べていた時期があったのに、その慣れの果てが40過ぎての無職だと笑うのです。

「満さんにもそういう才能って、ありそうですけどね」

店長の海星(杉野遥亮)が言うと、光司が「いつも感心しているんだけど、人の上げ足摂るところと、屁理屈こねるところに関してはものすごく才能があると思う」と述べました。

あまりにもそうした意見が多いので、本気で仕事にしようとした、という満。

政治家など、周囲にイエスマンしかいない人たちは、本当のことを言ってもらえないことが悩みになる、という話から、そういうお偉いさんたちのいうことを悉く否定したり、上げ足をとったりする家庭教師みたいな仕事できないかな、と思った、というのです。

「無職が長いと、そんな変なことを考えるようになるんだねぇ」

光司が変な関心の仕方を示しましたが。

これが意外な打開策を生むことになるのです。

フリマの朝に…

房枝さんと綾子が処分するものを箱詰めしていると、光司が駆け込んできました。

「満くんが望んでいる仕事がすぐ身近にあった!」

それは彼自身がつい先日不採用になった議員秘書です。

「でも…やるかしら?」

房枝さんは懐疑的でしたが、綾子は「引っ越し前の大荷物を片付けるとするかなぁ!」とやる気満々になり、紹介者の檀野(長谷川初範)に連絡するようにというのでした。

会場のテントとブルーシートのブースでは、綾子がため込んでいた衣類や、房枝さんが提供した食器を安価にバンバン売っていました。

利益を求めるのではなく、処分したいから、とこだわりを持たずに売り払っていたのです。

そこに檀野が現れて、満に話を持ちかけたら「聞いてないしやらないよ」という不遜な態度を見せる満。

「まさにそんな若者が求められている」と、檀野は調子のよいことを言うのです。

房枝さんが案内して檀野が去ると、苦々しい顔で綾子をにらむ満でしたが、綾子には痛くもかゆくもありません。

「どういうつもりだよ」

「あんたが一向に働く気配がないから!」と綾子はシレっと答えます。

議員秘書の仕事になんか興味はないし…という満に「どうしてそう逃げるのよ?」と追撃をかます綾子。

求めるならこっちに来るのが筋だという満に綾子は「あんた、自分にどんだけの高値を付けてるのよ?」と呆れ、「議員さんは500円の価値しかないあんたに5000円払うって言ってくれてるんだよ!」とぐずぐず屁理屈を重ねる弟を、さらに苦々しい思いで睨むのです。

「だからその屁理屈を議員さんの前で披露して来いって言ってるんだよ!」

呆れ果てて満を放置して、その場を離れた綾子。

戻ってきた房枝さんに「方向性の不一致。帰る」という満ですが、春海の同級生の陸(水沢林太郎)が来ていたことを聞き、彼に蒸かしたての中華まんを奢ることになったのです。

彼の小さな進歩

「うちの店で春海の小さい頃の服とか売ってるよ」

「…買ったらただの変態じゃないですか」

彼は、フリマや骨董市で古いレコードなどを探すのが好きなのだと言いました。

思わず「気持ちワルっ!」と言ってしまい、自己嫌悪に陥る満に「機嫌悪いんですね。僕で良かったら聞きますよ」と気遣われてしまった満。

「相変わらず親父さんとはうまく行ってないの?」

どストレートに突っ込む満ですが、以前、陸はエリートのステップファザーとぎくしゃくしていることを吐露していたのです。

母が留守の休日の昼に、義父がインスタントラーメンを作ってくれた、という陸。

「それが妙に美味しくて」

「そういうの大事かもね」

「そんな些細なことで許せるようになるんだなぁ、っていうのが不思議で」

唇を尖らせるようにして頷く満。

「ちゃんと美味しいって言ったの?」

無言で、しかし微笑む陸に満は「お前もまだまだだなぁ」と笑うのです。

幼さを残しながら、しかし陸も少しだけ進歩し始めているようでした。

クリスマスを前にして

海星が出勤すると、クラッチの店内に人の気配が。

オーナーの明日香がクリスマスツリーを搬入させていたのです。

「最近、満来てる?」

ふってしまった彼の事ではありましたが、明日香は気にしていたのです。

「明日香さんに言われた言葉、大事にしていましたよね」

バイトの小雪(きなり)がそう言うと、明日香は「出会った意味が少しはあったかな」と笑うのです。

その頃。
満は日曜だというのに働いている街の人々の姿を見つめていました___米屋さん、花屋さん、宅配ドライバー、そして介護士…。

その様子を牧本が見かけて声をかけてきたのです。

「働いている人がそんなに羨ましいか?」

「いや、日曜なのに大変だなぁ…って」

「あんまり悠長に構えて選り好みしてると乗り遅れるぞ。俺みたいなしけたおやじになっちまう」
___それは勘弁、と満は笑いました。

きれいにした秋葉家で、荷物の搬入前に綾子と房枝さんは満のことを話し合っていました。

「あいつはもうダメだよ。期待した私がバカだった」

「でも。家族が見捨てちゃおしまいでしょ」

「ただ働きたくないだけだ、ってことがよーく解った」

その頃、クラッチでは海星が満に議員秘書の仕事について「割と絶妙なライン」というコメントをしていました。

自分で仕事を見つけられなかったくせに、6年も探していた結果が誰かの持ってきた仕事だということを「恥ずかしくない?」というニート。

「コーヒー屋始めた時みたいな高揚感が全くないの。俺にはこれしかない、みたいな圧倒的な手応えがさぁ!」

「でも、コーヒー屋さんも違ったんですよね?」

「うん…まぁねー」

海星は、小学校の初恋を例にして、それが至高なんだから、「これしかない!」なんていうのは最初だけで、同じモノを求め続けるのは無駄なんだというのです。

「さすがに気付いてきた。だから悩んでんじゃねぇかよ!」

そんな満に、明日香は伝言を残していました。

たった二文字___「やれ」と。

さっさとやれ、とにかくやれ、彼女はこうして満の背中を押したのです。



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【俺の話は長い】9話の感想

さりげなく占いの話が出ていましたが。

よくよく考えたら、房枝さんがもう一人の男性を選んでいたら、満も綾子も、そして春海も生まれていないことになるのでは…?と考えると、ちょっとぞくっとしますよね。

ちなみに、この占い師さん。

マジで岸辺家の亡きお父さん、巌さん(久保酎吉)さんでした。

それにしても晴美の屁理屈には、イラっとしました。

大人になってから振り返ると、高卒の資格の大切さはデフォであり、いくら学歴は以前より重視されてこなくなっているとはいっても、さすがにリスクは高すぎます。

手近な大人でドロップアウトしている満なら理解してくれるだろうと甘えた結果、意外なモラリスト的回答が帰ってきてプチ切れしたり、ありがちな展開でしたが。

そこで意外だったのが綾子と光司の反応です。

以前の綾子なら頭ごなしに怒鳴ることもあったかもしれませんが、意外なほど穏やかに春海をみつめており、本人が気づいていないところで、綾子の内面が変化しているのではないかと感じました。

それにしても凄いトンカツ!

厚みもサイズも半端ないのが4人前…一枚何グラムあったのかなぁ?

流石にアレだと、満がごねるのも解ります。

揚げたてを食べられなくて暴れたくなる気持ち…責められません!



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【俺の話は長い】9話の視聴者の声


↑ 永遠のニートは、さすがに本人つらいでしょ(無間地獄みたいな…)?


↑ 明日香さんは、やっぱり満にとっての運命の女神だったのかもしれない。
次週、マラソンで再会するかな?


↑ 中毒性高いよねぇ。


↑ そう、その「さざ波」が味なんだろうな。


↑ こういう分析できる人って凄いと思います。


↑ 屁理屈大魔王の腐れニートを演じて視聴者をイラっとさせる生田斗真が素晴らしいと思うのですよ。
気持ち悪いくらい顔が違うんだもの。

まとめ

なんだか、急速に毒気が抜かれてしまったような印象を受ける展開です。

満は殊勝な表情で働く人々の姿を見つめ直し、己を顧みるような様子を見せ、綾子たちは新たな暮らしに向けて次の引っ越しの準備を始めたのです。

普通に、満が就職するか、収入を得る方向に進むだけで、このドラマ終わるのかなぁ。

もちろん平和にそういう「希望に満ちた将来」が描けるのであれば、一番なのでしょうが。

そんなシンプルな終わり方するのかなーとあれこれ勘ぐってしまうのは、魂がけがれているからなのでしょうか…?!

どこにでもいそうな家族の物語、あっという間にあと1話です。

無事に年が越せると良いですねぇ。