ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第18週「炎を信じて」107話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
喜美子(戸田恵梨香)は、武志(伊藤健太郎)に進路について聞いてみますが、はぐらかされてしまいます。
武志は、マツ(富田靖子)から喜美子が進学したくても出来なかったことを聞き自分の将来について向き合い始めます。
喜美子が作業場で作陶しているところに武志が向かうと、喜美子に促されて電子ろくろをまわす武志なのでした。



朝ドラ「スカーレット」 107話のあらすじ(ネタバレ)
喜美子(戸田恵梨香)は武志(伊藤健太郎)が高校に入ってから陶芸を教えるようになっていました。
陶芸をしながら「お母ちゃん、陶芸楽しいな!」と言う武志。
喜美子は武志に「陶芸やりたいと思うてんの?陶芸家になりたいん?」と尋ね将来について2人で話します。
「なりたい思うてなれるものでもないやろ。小さい時から見てきて分かってる。そんな甘い世界じゃない。」
「そやから言わんかったん?」
「陶芸家になってほしいん?お母ちゃん、大学行って欲しいんやろ?違う?」
「やりたいことがあるんならやったらええ。それが陶芸ならやったらええ。」
「やりたいことをやって上手くいくかどうかはわからん。ほんまはどうしていいかわからん。」
「そうか、自分の人生や。自分で決め。」
「そうや、テレビジョンが来た日のこと覚えてる?日曜日やった。俺まだ寝ててん。俺のこと起こしに来たお母ちゃんが来たで!!やっと来たで!!って言ったんや。俺、お父ちゃんのことやと思ったんや。」
突然、武志が八郎(松下洸平)の話を始めたことに驚く喜美子。
「言わんかったけど。子供やったから。テレビジョンも嬉しかったけど、その後もずっとお父ちゃん帰ってこんかった。知らぬ間に離婚してた。お母ちゃんは陶芸家として成功する代わりに大事なもんを失った。」
喜美子はその武志の言葉に何も言葉が出ません。
「そこまでして陶芸を出来るのか分からん。分からんのや。」と言って武志は作業場から出て行きます。
喜美子は7年前穴窯に成功した日、八郎が見に来たことを思い出します。
八郎はただその作品を見て何も言わずそこにいました。
喜美子も声を掛けることはしませんでした。
喜美子が夫婦ノートを机から取り出すと、その最後のページには「すごいな、すごいな。すごいな喜美子。」と書いてあります。
その後、八郎は信楽から京都へ移り住みました。
喜美子が穴窯で成功し2年が経ったころ、個展会場にやって来た柴田(中村育二)から八郎が愛媛に移ったことを聞きます。
「一から出直したいというてたわ。」という柴田。
個展の芳名帳には「十代田八郎」の名前がありました。
そのことを機に「一から出直す。」という意味を感じ取った喜美子は八郎に離婚届けを送ったのです。
友人の宝田(大江晋平)と永山(七瀬公)とともに遊んだ後、進路について話しをする武志。
2人とも進路は父親に相談したと言い、武志にも父親に相談するように進言します。
そのことを聞いた武志は、家に帰ると箱の中に入っている八郎からの手紙を見つめ考えこみます。
そして、意を決した武志は八郎の職場に電話をかけます。
電話口に出た声は5年ぶりに聞く父・八郎の声なのでした。
「川原です。お父ちゃん。武志やで。」
朝ドラ「スカーレット」 107話の評価評判は?
離れていても、親子の縁はずっと続いていますからね#スカーレット pic.twitter.com/5u0Wl14OAK
— 朝ドラ「スカーレット」第18週 (@asadora_bk_nhk) February 6, 2020
「陶芸家になります」
で二人は一緒になり「陶芸家になります」
で二人は別れた。同じ言葉で二人の生活の始まりと終わりを告げる脚本に脱帽した。#スカーレット pic.twitter.com/4h2W9ZNlCU
— は っ か (@hakka_et) February 6, 2020
「金賞受賞・川原八郎」という肩書きを捨て十代田の姓に戻る。いつか八郎が「結婚する前の頃の作品に戻りたい」と、そう思うきっかけを作ったのは皮肉にも三津だった。喜美子が目にするであろう芳名帳に十代田の名を残す。それを見つけた時の喜美子の表情に胸がしめつけられた。#スカーレット pic.twitter.com/bUz40dZIZQ
— えりさや (@moyairaman) February 7, 2020
八郎の中で貴美子が「女」から「陶芸家」になったこのシーン、いろいろ胸に刺さるな…#スカーレット pic.twitter.com/TsvEtzOHe2
— ✠御影石ベオ✠迷宮式アマラリルク (@3kageishi_Be0) February 7, 2020
今日のスカーレットほんとに泣いた
武志はずっと思ってた本音を吐いたけど凄い後悔してたし喜美ちゃんは本音を聞いて後悔してたしなによりハチさんのめおとノートに書き残していった言葉と去り方が悲し過ぎてほんとに泣いた#スカーレット #川原喜美子 #戸田恵梨香 pic.twitter.com/ECz5g2DSY0— (@Actress_idol_N) February 7, 2020
信作から武志に渡される封筒の中身は八郎からの手紙
その二人のやり取りを個展で柴田から聞かされて何年も前から知っている喜美子昨日の放送でいつものトンチキで現れた信作が本当に騙していたのは武志
(だから玄関のところで喜美子に顔芸)
ただ、喜美子に真意が伝わってない不憫#スカーレット pic.twitter.com/ZwQNsYAvQT— スナ@スカーレット沼 (@gtgDRxZ6fnK0Osb) February 7, 2020
#スカーレット
八郎さんはどんな気持ちでめおとノートの最後のページに喜美ちゃんへの賞賛の言葉を書いたのかと思うと胸が痛い
もう、朝ドラとして気楽に見られる域を超えている pic.twitter.com/j7ztR9JE1M— しろいるか (@shiro_iru) February 7, 2020
#スカーレット #八郎沼
どうか、この八郎さんが見納めなんてことになりませんように。これからは武志を支える存在であり続けてほしい。
涙する姿が私たちが見る最後なんて悲し過ぎる pic.twitter.com/sJFhefxuar— しろいるか (@shiro_iru) February 7, 2020
#スカーレット
テレビジョンとお父ちゃんの話をする武志に泣けた。小さい無邪気な武志がそうやって胸を痛めてたなんて辛すぎる。
まさか武志の口から2人の別れを聞くとは思ってもみなかった pic.twitter.com/U4C39iPB4o— しろいるか (@shiro_iru) February 7, 2020
朝ドラ「スカーレット」 107話の感想
やはり喜美子と八郎は正式に離婚していたのですね。
八郎が喜美子の目指していた作品を見て、心の底から素晴らしいと思ってくれて本当に良かったです。
これからは同じ陶芸家として尊敬しあい、そして武志の親としては協力しあって欲しいですが難しいのでしょうか?
夫婦ノートには最後に「すごいな。喜美子。」と書かれていました。
八郎は早くから喜美子の才能を認めていましたから、改めてその才能のすごさに驚いたのでしょう。
ふたりの別れは寂しいですが、陶芸家として生きることを喜美子は選んだのですから仕方ありません。
喜美子の陶芸家としての成功と八郎との別れを経て、今度は武志の今後に注目です!
武志は陶芸家としての才能に溢れていると感じるので、喜美子や八郎のように陶芸家として活躍して欲しい気持ちもあります。
しかし、陶芸家である両親の苦労を見て育っていますので決断が難しいそうです。
きっと陶芸家になっても武志にもたくさんの苦悩があるのだと思います。
武志は喜美子ではなく八郎に進路の相談をしたいようですね。
喜美子には言えない気持ちが八郎には話せるのでしょうか?
緊張の面持ちで八郎に電話をする武志が印象的でしたね。
伊藤健太郎さんは、若いながらも多彩な役柄を演じることが出来る演技力のある俳優さんなので、これから楽しみです!


朝ドラライター

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