ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第6週「自分の決めた道」32話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
喜美子(戸田恵梨香)は、マツ(富田靖子)が倒れたという知らせを常治(北村一輝)から受けて急いで信楽へ帰ります。
しかし、倒れたというのは常治の嘘で、喜美子に荒木荘での仕事は辞めて信楽に帰ってくるように言います。
次の日には大阪に帰ると言う喜美子でしたが、川原家にはなにか事情があるようなのでした。



朝ドラ「スカーレット」 32話のあらすじ(ネタバレ)
喜美子(戸田恵梨香)はマツ(富田靖子)に「うち、明日大阪に帰るで。荒木荘の仕事をほっぽり出すことはできない。」と話します。
喜美子は「やっぱり言うとく。ほんまはお正月に帰って来て言おうと思ってたんや。」と改まってマツに美術学校の話をしようとします。
「なんやの?言うて!良いこと?悪いこと?」というマツに「良いこと。お母ちゃんにはわかってほしいんや。もう18歳やし。」と言う喜美子。
マツは目を輝かせて喜美子が結婚を考えていると勘違いをします。
「どんな?」と相手について聞こうとするマツに「どんなって。ジョージ富士川っていうっていうパリの学校を出た人が…。」と言うと「ジョージ!!お父ちゃんと同じ名前や。」と驚くマツ。
「来年の春には。」と喜美子が言うとマツは「とうとう結婚…。」と小さな声で呟きます。
美術学校の資料を持ってこようと「ちょっと待ってて!」という喜美子ですが、そこへ常治(北村一輝)が目を覚まします。
「話ってなんや?」と言う常治にマツは「喜美子、お父ちゃんも分かってくれる!お母ちゃんもお父ちゃんと出会ったのは18の時だった。お嫁さんになりたいと思うのは自然のことよ!」と言います。
「なんや。そういう話か。」という常治でしたが、「違うわ!!結婚して落ち着くなんてそんなつまらんこと考えんわ!!」と結婚するという話ではないと反論する喜美子。
喜美子はジョージ富士川(西川貴教)が世界的な芸術家であることを説明し、春からは絵の学校に通うことにしたと2人に話します。
「学校?誰の許しを得てそんなこと決めてんだ!ここで暮らせ言うたやろ!!そんな所に行くことない。行くな!!」と大声を出す常治。
「うちが学校で何を勉強するのか聞いてくれへんの?何をしたいか聞いてくれへんの?」と話を聞こうともしない常治にがっかりした様子で話す喜美子。
常治は「大阪に行きたくないと言っていたやないか!信楽にもどって来れるんや!絶対あかん!!」と怒鳴りつけます。
「あの時の喜美子じゃないで。もうあの時とは違う。明日、大阪に戻ります。仕事があるんで。」と言う喜美子なのでした。
翌日、朝早く喜美子は家をでて大阪へ向かいます。
そこへ「喜美子姉ちゃん!!途中まで一緒に行こう!!」と百合子(住田萌乃)が追いかけてきます。
学校と違う方向へ向かう百合子に「学校こっち?違うやろ?」と聞くと「お母ちゃんの貧血の薬もらいに行くの。」と言う百合子。
喜美子が「姉ちゃんが代わりに薬もらって来てあげるから、百合子は学校に行き。」と言うと「喜美子姉ちゃんは大人?大人はダメなんや。」と話す百合子。
そこへ直子(桜庭ななみ)が走ってやって来て「百合子、余計なこと言わないように言われてるやろ!さっさと行ってきな。」と言います。
「余計なことって何?何隠してんの?」と怒る喜美子。
そこへ信作(林遣都)が通りかかり「お、これから病院か?」と百合子に言います。
「あんた、知ってるの?知ってるなら教えて!!」と喜美子が信作に聞くと、「俺が話せば怒られへんな。」と百合子に言います。
うつむく百合子と直子。
「病院の支払いが溜まってんのや。大人が行けば支払いしてくださいって言われるやろ。子供が行けば、子供ならしゃあない、学校にも行けずにかわいそうだって薬もらえるんや。まあ、いろいろあるんや、3年もおらんかったら。」
信作のこの言葉に驚くばかりの喜美子なのでした。
朝ドラ「スカーレット」 32話の評価評判は?
自宅で宴会できるだけの酒があって、稼働してるのかどうかも怪しいオート三輪もある。なのに肉じゃがに入れる肉は買えず、病院の薬代はツケが溜まってる。おい常治! お前、十八の娘が遊ぶ暇もない程 必死で働いて稼いだ仕送りを どないな使い方してんねん!いっぺん琵琶湖に沈めたろか!#スカーレット pic.twitter.com/KuU6gtkpXk
— ひぞっこ (@musicapiccolino) November 4, 2019
大久保さんは女中の仕事の合間に内職をして子どもを学校に行かした。喜美ちゃんも仕事はこなし、家への仕送りを滞らせることもなく、内職で貯めたお金で学校に行こうとしている。それでも筋を通して、親の許可を貰おうとしているのに頭ごなしに否定する常治。同じ親でこうも違うか…… #スカーレット pic.twitter.com/kZuO8bj9t3
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年11月4日
3年間…短いようで長いですよね…#スカーレット pic.twitter.com/oiA4TZNgDD
— 朝ドラ「スカーレット」第6週 (@asadora_bk_nhk) November 4, 2019
百合子ちゃんが、(大人は)病院はあかんねん、と、なにやらわけのわからぬことを言う。直子ちゃん、信作がやってきて、その「大人は、あかん」の理由がわかる。病院には母マツの薬代の滞納があり子供がゆけば、哀れまれ、薬代を払わずに薬がもらえるらしいのである。きみちゃんどうする。#スカーレット pic.twitter.com/KvSIQBGrtV
— blues安兵衛 (@1968Wizard) November 5, 2019
直前まで、踏んづけて通っていい人間としか思えないのに、娘に言われて一番堪えること言われて悲しげな小動物みたいな顔見せるもんだからコイツは。#スカーレット pic.twitter.com/oJwfsomutW
— ロッシにゃんテ (@Boku_Crewe) November 5, 2019
#スカーレット 心の扉を閉じちゃった喜美ちゃん… pic.twitter.com/vqK5nGPjQQ
— satosi_s (@satosis) November 4, 2019
きみちゃんは結婚ではなく、美術学校に行きたいのだと告白をするが、父、常治は頭ごなしに反対して、きみちゃんに信楽に戻れと言う。子供の夢を、尊重するどころか、貧しい家庭では子供が親の奴隷になっていたようなそんな時代背景がまだあったんだね。#スカーレット pic.twitter.com/2kZzwo7wNJ
— blues安兵衛 (@1968Wizard) November 4, 2019
大人の3年と10代の3年は違うからな。#スカーレット pic.twitter.com/WEjklKkUah
— おすかる♡推し事にお金使いすぎなんだし (@osukru_andore) 2019年11月4日
朝ドラ「スカーレット」 32話の感想
喜美子が信作から、川原家の病院への支払いが溜まっていることを聞きました。
マツの薬代も払えないほど川原家の金銭事情が悪いということは、借金もあるだろうことは容易に想像できますよね。
しかも、大人が行くと支払いをするように言われるからと、まだ幼い百合子に薬を取りに行かせるとは酷い話です…。
この話を聞いた喜美子は大阪に戻ることをやめるのでしょうか?
最初は大阪には行きたくないと泣いていた喜美子ですが、本人も言っていた通り喜美子は3年前とは変わりました。
荒木荘での仕事を完ぺきにこなし、内職もして自分のやりたいことを勉強するためにお金も貯めました!
しかし、その喜美子の努力もまた家のために無くなってしまうのかと思うと喜美子がかわいそうでなりません。
川原家のお金がなぜそこまで苦しくなってしまったのかも気になりますよね。
また常治が何かしでかしたような気がしてなりません。
常治が何か失敗すると必ず喜美子を頼るしかなくなる川原家。
これから喜美子が大阪へ戻るのか、信楽に帰るのか、どう決断するのか気になります。
喜美子のことですから家族のことを助けるために信楽に戻ってくるような予感がしますが、喜美子には美術学校で絵を習わせてあげたいです。
いつか、喜美子が集中して自分の夢を追いかけられる日が来てくれることを祈ります。


朝ドラライター

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