ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第1週「はじめまして信楽」5話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
喜美子(川島夕空)は草間(佐藤隆太)の心を元気にしようと陶工の慶乃川(村上ショージ)の家を訪ねます。
慶乃川の作った茶碗を見て「こんなんゴミといっしょや!」と言う喜美子。
その喜美子の言葉を草間は「人の心を動かすのは人の心だ。きみの言葉は酷い。」と話します。
その言葉を聞いた喜美子は慶乃川に謝りに行きます。
そこで白い紙をもらった喜美子は、夜何かを書き始めるのでした。
朝ドラ「スカーレット」 5話のあらすじ(ネタバレ)
喜美子(川島夕空)は一晩かけて一枚の絵を描き上げます。
その喜美子の描いた琵琶湖の絵を見て「驚いた。良く書けてる。すごいなぁ。」と感心する草間(佐藤隆太)。
喜美子は草間の言葉に自然と笑顔になります。
その後も喜美子は絵を描くことに没頭し、学校に行くことも忘れてしまいます。
喜美子が学校に行っていないことに気が付き驚くマツ(富田靖子)。
夜、喜美子は大野雑貨店で酒を飲み酔いつぶれた常治(北村一輝)を迎えに行きます。
常治の前で「きみちゃん、今日学校行かなかったんだって?」と言う陽子(財前直見)。
陽子は言ってしまった後に「言ったらまずかった!」というような顔をしましたが、常治は酔っぱらっているせいか「どうでもええ。おなごに学問なんか必要ない。うちの家訓や。」と言います。
酔いつぶれて床で寝てしまう常治に手を焼く喜美子なのでした。
そのころ川原家では草間が一枚の写真を手帳から取り出して見つめていました。
それは草間と1人の女性との結婚写真で、その写真を思い詰めた表情で見つめる草間。
翌日、喜美子は学校に行きますが、授業を全く聞かず教科書に隠れて絵を描いていました。
その様子を先生に見つかり注意された喜美子は「お父ちゃんにおなごに学問は必要ないと言われています。川原家の家訓です。」と言ってしまいます。
家に帰った喜美子は作り上げた紙芝居を草間とマツ、直子(やくわなつみ)に見せていました。
そのきれいな絵に感心するマツと草間。
喜美子が草間に絵のこだわりを説明していると、常治が「喜美子!!!」と言いながらすごい勢いで走って帰ってきます。
「お前学校で何を言うた?丸熊の社長に笑われたやないか!!」と怒る常治。
照子(横溝菜帆)が父親である丸熊社長(阪田マサノブ)に、クラスメイトである喜美子が父親の教えで全く勉強をする気がないことを話していたのです。
「そんなわけないですよね?」と丸熊社長に言われ、笑うしかなかった常治はすぐに帰ってきて喜美子を問い詰めに来たのです。
「これからは勉強せい!なんのとりえもないんやから勉強くらい出来んでどうするんや!」と常治が喜美子に言うと、草間が「なんのとりえもないなんて、そんなことはないです。きみちゃん、お父さんにも絵を見せてあげて。」と言います。
喜美子の絵を手に取る常治でしたが「こんなんただの落書きや。なんの腹の足しにもならん。丸熊の照ちゃんが勉強教えてくれるから今すぐ行ってこい!」と言って喜美子の絵を認めません。
うつむいて悔しそうな表情を見せながらも「分かった!行ってくる。夕飯までには帰って来るわ。」と言って絵を投げ捨て出かけて行く喜美子。
喜美子は精一杯の笑顔を見せているようでした。
丸熊陶業に着くと、信作(中村謙心)も呼びつけられていました。
照子に言われて理科の教科書から読み始める喜美子。
なかなか漢字を読むことが出来ない喜美子でしたが、教科書の題目が「じゃがいもとサツマイモ」だったことが功を奏し「じゃがいもって増えるのか!うち、じゃがいも育てるで!」と言って元気に読み進めて行きます。
家に帰った喜美子はマツに「じゃがいもとさつまいも、うちで育ててみる!」と元気に話しますが、マツは「草間さん、出て行った。急やけどお世話になりましたって言って。」と喜美子に話します。
草間は喜美子が出かけている間に常治とマツにお礼を言い、喜美子へ紙芝居代と手紙を置いて出て行ってしまっていたのです。
急に草間がいなくなったことを聞いて驚く喜美子。
草間から預かった喜美子への手紙を「まだ読めへんもんな。」と言って渡すマツでしたが、喜美子は「読める!!」と言って手紙を受け取り外へ出ていってしまいます。
その手紙を開き読めないながらも草間の心を感じ、涙を流す喜美子なのでした。
朝ドラ「スカーレット」 5話の評価評判は?
人は、出会いと別れで成長していくものですよね…#スカーレット pic.twitter.com/D3guan3nUL
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 3, 2019
読み書き出来なけれは大事な手紙も読む事が出来ない、草間は最後にもう一つ大事な事を教えてくれた。#スカーレット pic.twitter.com/req87bAZzK
— 本田啓壱 (@K1Honda) October 4, 2019
#スカーレット 巻き込まれる信作君(笑)。 pic.twitter.com/qfBWLziz2j
— satosi_s (@satosis) October 4, 2019
#スカーレット 身から出た錆ですよ… pic.twitter.com/m7VXC0y52W
— satosi_s (@satosis) October 4, 2019
狸の信楽焼の横にしっかりと本物の狸も描かれてる。妹の直子ちゃんも、驚くほど似ているけど、その自分の絵に反応する直子ちゃんの表情と間が絶妙。っていうか、表現がいつも絶妙なんだよね。しかし、きみちゃん、こんな才能があったなんて!#スカーレット pic.twitter.com/DQiL9XbCtS
— blues安兵衛 (@1968Wizard) October 4, 2019
子供って褒められると並外れた集中力を発揮する時あるよー、しかも自分の好きなことや得意な事ならなおさら、大人になってもずっと覚えてるし、一方で、腹の足しにならんもんは何の意味もない。ダメ親父の様に見えるがこれはこれで大事な事、こうして段々喜美子の人格が形成されてる!
#スカーレット pic.twitter.com/HjKaRn3ToB— 本田啓壱 (@K1Honda) October 3, 2019
きみちゃんは、紙芝居を作ってたんやね。きみちゃんの子供らしい笑顔、とてもきらきらしてる。夢と希望の紙芝居のはじまりはじまり~!#スカーレット #きみちゃん pic.twitter.com/z9nCjPktsb
— blues安兵衛 (@1968Wizard) October 3, 2019
草間さんの心に栄養が足りないのは、この写真の奥さんが関係しているんだろう。戦争の犠牲になってしまったのかな?#スカーレット #草間さん pic.twitter.com/pJoIGuhWKl
— blues安兵衛 (@1968Wizard) October 3, 2019
朝ドラ「スカーレット」 5話の感想
喜美子の素晴らしい絵の才能が開花しましたね!!
急に描き始めてあれだけの美しい絵を描くことが出来るのはすごいと思います。
これから陶芸家の道を歩んでいく1つのきっかけになるような気がしますね。
しかし、常治から絵を認めてもらえずに勉強しろと言われてしまった喜美子は絵を描くことを辞めてしまうのでしょうか?
絵を投げ捨てて照子の所へ勉強に行った時は、悔しさを押し殺しているようにも見えましたが、勉強で呼んだ教科書でじゃがいもとサツマイモの育て方について書いてあったことですぐに元気を取り戻していましたね!
「私、じゃがいも育てるわ!!」と明るい笑顔をすぐに取り戻すところは流石喜美子です。
そして、草間が喜美子にサヨナラを言わずにいなくなってしまいました。
草間は喜美子にとって自分の絵の才能を認めてくれ、間違ったことをしたときはきちんと注意をしてくれた人です。
喜美子の中で徐々に草間の存在が大きくなっていただけに、いなくなってしまったことにショックを隠せませんでしたね。
そして、草間が喜美子に最後に残した手紙が漢字で書かれていました。
草間はきっと漢字で書くことで読み書きの大切さを喜美子に伝えたかったのではないでょうか?
また、喜美子と草間が再会できる日がくるといいですね。
朝ドラライター
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