ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第12週「幸せへの大きな一歩」68話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
直子(桜橋ななみ)が東京から信楽に帰ってきます。
喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)を手伝うため正月も丸熊陶業へ向かいます。
八郎の作業を手伝いたい喜美子ですが、基本が出来ていないからまだ早いと言う八郎。
八郎とともに歩み、苦難を乗り越えたい喜美子は涙を流すのでした。



朝ドラ「スカーレット」 69話のあらすじ(ネタバレ)
作品作りとコーヒー茶碗の制作に追われる八郎(松下洸平)を何とか手伝いたいと思った喜美子(戸田恵梨香)。
涙を流しながら「無茶したかった。一緒に作りたかった!」とその思いを八郎に伝えます。
そんな喜美子の思いを聞いた八郎は突然商品開発室から出て行きます。
いなくなってしまった八郎を1人で不安げに待つ喜美子。
すると八郎は帰って来て「信作の所に電話してきた。喜美子も手伝いますって言ってきた。ええって言ってくれはりました。」と喜美子に伝えます。
八郎を手伝えることになり笑顔になる喜美子。
電子ろくろの前に座って気合を入れた喜美子は、お辞儀をして「とやっ!」と呟いてから作業を始めます。
八郎の作ったコーヒー茶碗と同じ形にしなくてはならない為、集中して手先を狂いのないように動かす喜美子。
そんな喜美子の様子を八郎は真剣な表情で見守ります。
喜美子は1つの茶碗の形を作り上げますが、八郎の物とは違う形になってしまったため潰してもう一度やり直します。
八郎と同じものを作るのは簡単なことではありませんでした。
何度も失敗してしまう喜美子を見ていた八郎は、あと1つは自分が作るからもう1種類の10個のコーヒー茶碗の方を作って欲しいと頼みます。
「もう一回やる!やらせてください!!」と頼む喜美子。
しかし八郎は「人が作ったものと同じものを作るのは難しい。それに電子ろくろを使いこなすには時間がかかる。」と話します。
「勝ちか負けかで言ったら負け?」
「誰と戦ってんのや?」
「陶芸の神様…。」
「それよりまず自分の作ったコーヒー茶碗で喜んでくれる人を思い浮かべて作ってください。深野先生はニコニコしながらやっとったやろ。絵付してるときは喜美子もそうやったやろ?」
「絵付けと陶芸は違う。今分かったわ。」
「同じや。作っている人の気持ちが作品に伝わる。そこは一緒や。心は伝わるで!!」
その八郎の言葉に納得する喜美子なのでした。
そして八郎は作品作りに取り組み、喜美子はもう1種類のコーヒー茶碗と必死に向き合います。
その頃、川原家では直子(桜庭ななみ)が帰って来て賑やかにしていました。
徹夜で陶芸をするから今日は家に帰れないとマツ(富田靖子)に電話する喜美子。
マツは「大変やなぁ。分かった。」と言って電話を切りますが常治(北村一輝)は「朝までってどういうことや?」と納得いきません。
そこへ突然直子が「うち、お給金上がるで!副班長になったんや。だから手当てがでるねん。だからパーマネントあててもええですか?」と言いだします。
お給金が上がると言われ渋々パーマネントをかけることを許す常治。
喜美子のことが心配な常治はマツに「こんな夜中に2人きりで?様子見てこい!!こっそりのぞくんやで!!」と頼みます。
差し入れを持って丸熊陶業に向かったマツは喜美子が1人真剣な表情で陶芸に打ち込んでいる姿を目にします。
その喜美子の真剣さに心打たれるマツ。
その後も喜美子は朝までコーヒー茶碗作りに没頭し、とうとうコーヒー茶碗10個を作り上げます。
朝の日の光とともに、喜美子の表情は充実感に満ち溢れているのでした。
朝ドラ「スカーレット」 69話の評価評判は?
喜美ちゃんの手付きをじっと見ている十代田さん。仕事に対しては、妥協しない人ですね。
やらせてみる事が大切な事。
余計なことは言わない。無言の中に優しさと厳しさが有ります。#スカーレット pic.twitter.com/pGvOx6QFGL— yuminasora (@nagsmafe15894) December 17, 2019
嫁入り前の娘が男と一夜を共に過ごすなんて…ハレンチ!とお怒りのパパ。#スカーレット #北村一輝 #富田靖子 #桜庭ななみ #福田麻由子 pic.twitter.com/PKZUEbkxM6
— ねぎーむしゃむしゃ (@maenomeristep) December 17, 2019
副班長!おめでとう実家だとリラックスしてお行儀悪くなる直子、健康的でよろしいね#スカーレット pic.twitter.com/77Nc4uvnB2
— 康仁(やっさん) (@nyashito) December 17, 2019
#スカーレット
何かに打ち込む姿は美しい(*´ω`*) pic.twitter.com/e9SjQihlfG— モギ (@Mogiyogi33) December 17, 2019
こういう場面では陶芸家さんに作って貰い、手だけを撮す「吹き替え」が多いそうだが、戸田恵梨香さんは指が細く長いので「吹き替え」が出来なかった、と聞いた。そのため、戸田恵梨香さんは陶芸の基本をみっちり教えてもらったそうだ。ここにもリアルな「ものづくり」の物語がある。 #スカーレット pic.twitter.com/EoG7pufcII
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) December 16, 2019
感情を出し合ったら、きちっと切り換えて、作陶に本気で向き合うことが出来る、信頼できる人だよね。喜美子も八郎も。#スカーレット pic.twitter.com/sn0V70lBnz
— 康仁(やっさん) (@nyashito) December 16, 2019
フカ先生の教えが脈々と?#スカーレット pic.twitter.com/NYnZSlgYNB
— ジークイオン (@710Sakurai) December 16, 2019
まず、ろくろで形作るのが難しい。思うような形に作ることができる、そしてその形を揃えることはさらに難しい。それこそ1日に数十、数百と繰り返して作り、手が覚えないとなかなか同じにはならない。気持ちだけでは、どうにもならない世界。喜美ちゃんは思い知らされる。#スカーレット pic.twitter.com/eGA2PbEIfh
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) December 16, 2019
本人は同じに作ったつもりでも、なかなか思い通りにはいかない。形を揃え、同じに作るのがプロだとすれば、八郎さんはすでにプロ。しかし、それだけではプロにはなれない。これに自ら値段がつけられて、はじめてプロと言えるのだろうな。#スカーレット pic.twitter.com/hAzwfwQ5z8
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) December 16, 2019
八郎さん「作ってる人の気持ちが作品に伝わる」
草間さんもフカ先生も同じことを教えてくれましたね#スカーレット pic.twitter.com/qpWCVAM0WY
— 朝ドラ「スカーレット」第12週 (@asadora_bk_nhk) December 16, 2019
朝ドラ「スカーレット」 69話の感想
喜美子がコーヒー茶碗作りを手伝えることになりました!
まだ陶芸を始めてからそんなに時間が経っていないのにも関わらず、すごい進歩だと思います。
陶芸をしている時の喜美子の真剣な表情と手つきはこれから喜美子が陶芸家として活躍できる可能性が感じられた気がしました。
朝まで集中力を切らさずに10個のコーヒー茶碗を電子ろくろを使わずに仕上げるのはすごいと思います。
絵付けの修行でフカ先生に教わった「心を作品に込めること。楽しみながら作ること。」という精神も八郎と喜美子の中にちゃんと残っていました。
喜美子が作り上げた茶碗がこれから素焼きをして、色を付けて、本焼きをして、どんな色合いのどんな作品に仕上がるのか早く見て見たいです。
素晴らしい作品になる予感がしますよね!
そして、今日は直子の成長ぶりにびっくりしました。
負けん気が強くて意地っ張りなところは変わらないですが、何をやっても続かなくて弱音ばかりを行っていた直子が仕事が順調で副班長にまでなるとはびっくりでした。
お給金も上がるようですごいですね。
今まで家族のために頑張って来た喜美子を追いかけ続けたからだとおもいます。
喜美子のこれからとともに直子や百合子もどんな女性に成長していくのかも楽しみです!


朝ドラライター

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