ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第13週「愛いっぱいの器」74話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
ある日、照子(大島優子)が川原家にやってきます。
作業場で仕事をしている八郎(松下洸平)に、常治(北村一輝)の病気について知っていることを話す照子。
その話は、常治が1人で病気に行っておりもう長くは生きられないという話でした。
八郎は喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田真由子)に常治の病状を話しますが、なかなか受け入れられない喜美子なのでした。



朝ドラ「スカーレット」 74話のあらすじ(ネタバレ)
常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)が温泉旅行から帰ってきます。
帰って来るとすぐに「疲れたから寝るわ。」と言って布団へ行ってしまう常治。
そんな常治を喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)は心配そうに見つめます。
常治が横になるとマツから話を聞く喜美子と百合子。
「ほんまに楽しかったよ。最初に大阪に行ってお母ちゃんの実家のお墓参りと、疎遠になってた親戚にも頭下げて。それから温泉に行って、ほんまに楽しかった。」
「お父ちゃん、強い痛み止め飲んでるんや。何か出来ることないか聞いたんよ。何回も。でも、ないって。だから出来ることは泣かんことだけや。」
その言葉を聞いて、喜美子も百合子も「うちで見よう。」と言うのでした。
作業場では窯業研究所の柴田(中村育二)が来て、八郎(松下洸平)の作品を見ていました。
そこには常治の姿もあります。
年末にジョージ富士川が特別講演会をしに信楽へやって来る話をしていました。
「これはすごいことなんです!あ、お父さんも行きませんか?絵描いたり陶芸したり。楽しいですよ!」と言う八郎でしたが「こっちの常治はその頃何してるかわからんわ。」と呟く常治。
八郎はその言葉を聞いて寂し気な表情を浮かべます。
一緒にやってきた美術商の佐久間(飯田基祐)は「八郎さん、金賞取るにはもっと強い個性を出さんと。八郎さん、本気が足りんとちゃうか?」と言われてしまいます。
柴田と佐久間が帰ると「おまえ信楽の人にぎょうさん可愛がられとるやろ。なんでかわかるか?」と八郎に聞く常治。
「何でしょう?」
「川原の人間になったからや。俺が信楽に根っこはやしてそれをお前が引き継いだんや。川原家に入って、俺の息子になったからや。」
「それは、今の俺があるのはお父さんのおかげだということですね。」
常治はその八郎の言葉に喜んで「お前、俺の葬式には喪主としてそう挨拶せい!」と言います。
するとそこへ「八郎さん!!何で仕事断ったん?」と大きな声を出して喜美子が作業場に入ってきます。
「え?何?断ってないよ。喜美子、今すぐ出来るやろうか?って言っただけや。」と驚く八郎。
「勝手に言わんといて!出来るか出来ないかは私が決める!うちの仕事やん!!」と怒る喜美子。
すると、少し怒ったように八郎が「やりたいならやればええ。それとな、この辺勝手に片付けんといて。大事なメモもあるんや。」と言うと「片付けてないわ!」と言い合いになる2人。
そんな2人の様子を見ていた常治は「しょうもない…。」と呟いて作業場を出て行くのでした。
その頃、百合子はカフェサニーでコーヒーを飲んでいました。
陽子(財前直見)と忠信(マギー)に「直姉ちゃんがな、帰って来て欲しいって言うても忙しい言うてかえって来いひん。」と話す百合子。
「お医者さんは何て言ってるの?」と陽子が聞くと「往診には来てくれてる。痛み止めとか薬もだしてくれてる。」と言う百合子。
常治の容体は秋になるとずっと深刻になりました。
痛みが激しくなり寝たきりの日が続きます。
食事も摂れない常治の為に皿を作ることを思い付く喜美子。
「おじいちゃんが美味しいご飯いっぱい食べれるように器作ろう。」と武志(又野暁仁)に話すと、八郎は奥の棚から素焼きした大皿を持ってきます。
「素焼きした大皿や。僕も同じこと考えてた。」
そしてその大皿に武志、百合子、マツ、喜美子、八郎それぞれが常治が元気になるように想いを込めて絵を描くのでした。
朝ドラ「スカーレット」 74話の評価評判は?
本当に…本当に、素敵な夫婦です!#スカーレット pic.twitter.com/05oNEhdoZO
— 朝ドラ「スカーレット」第13週 (@asadora_bk_nhk) December 23, 2019
「愛いっぱいの器」の副題は、想像以上の意味だった。#スカーレット pic.twitter.com/hUI6b1f15V
— 康仁(やっさん) (@nyashito) December 24, 2019
ガンで死ぬのが怖くて怖くてしょうがなくて、でも子供の前では弱いとこ見せられなくて、唯一マツさんの前だけは甘えられる。
マツさんにしか見せない姿。
常治ほんとにマツさんのこと好きで好きで。。
受け止めてるマツさんも素敵で
こんな夫婦になりたいなあって思った#スカーレット pic.twitter.com/LUW9qu7Gv5— 江梨花@優子推し (@love_yuko0207) December 24, 2019
強い痛み止めまで打って マツを温泉旅行に連れ出し、何十年分も笑わせることで、長年 連れ添ってくれた妻の苦労に 最後に報いようとした常治。泣けるわ… o(ŏ﹏ŏ。)o #スカーレット pic.twitter.com/Iq8tcDofcA
— ひぞっこ (@musicapiccolino) December 24, 2019
食事も殆ど取れなくなって、いよいよ辛い常治の姿、今の喜美子には耐えきれるものじゃない。しっかりせな、なんて言われても出来ることやないよ……#スカーレット pic.twitter.com/nYgOg4GkXi
— 康仁(やっさん) (@nyashito) December 24, 2019
常「お前もやっと、大阪のボケに対応出来る様になったんやな~
まだまだやけどww」
八朗「精進します!」
大阪人は笑いにうるさいw#スカーレット pic.twitter.com/qE9mIr9GCg— ジークイオン (@710Sakurai) December 23, 2019
武志君の頭をポンポン。本当に孫が可愛いんだね。頭ポンポン。ジョージ #スカーレット pic.twitter.com/TEbNFXvGJm
— yuminasora (@nagsmafe15894) December 23, 2019
マツさんはやっぱり知ってたんやね…………#スカーレット pic.twitter.com/ZmQlHKc2ti
— ジークイオン (@710Sakurai) December 23, 2019
朝ドラ「スカーレット」 74話の感想
常治の病状がどんどん深刻になってきてしまいました。
先週の最後の放送で弱った姿になってしまい、今週に入ってどんどん病状が進んでいってしまっているので見ている方としてもキツイですよね…。
痛みで動くのが辛くほとんど寝たきりになってしまい、マツに背中をさすってもらっている姿は見ていて辛かったです。
そして、マツとの温泉旅行は強い痛み止めを飲んで夫婦の時間を作るために何とか行ったのでしょう。
それだけ常治にとってマツは大切な存在であり、弱みも見せられる存在なのですね。
マツは常治の病気のことを知っていたようです。
それでも気丈に振舞い、涙を見せないマツは本当に芯の強い女性だと思いました。
常治は、喜美子たちには強がって病状を知らせていませんでしたが、マツにだけは話していたのですね。
常治が1人で苦しんでいたのではなくて良かったです。
日に日に弱っていく常治の為に、家族みんなで絵付けをした大皿を作り始めました。
ご飯も喉を通らないほど弱ってしまった常治ですが、みんなの想いがこもったあの大皿が出来上がれば少しはご飯を食べることが出来そうな気がします。
みんなの常治への想いがこもった大皿が出来上がるのが楽しみですね。
そして、その皿を見て喜ぶ常治の顔が見たいです。


朝ドラライター

最新記事 by 朝ドラライター (全て見る)
- 【エール】120話のあらすじと感想!最終回特別編「エールコンサート」 - 2020年11月27日
- 【エール】119話のあらすじと感想!音との今までの歩みを思い出す裕一。 - 2020年11月26日
- 【エール】118話のあらすじと感想!東京オリンピックで裕一のテーマ曲が鳴り響く! - 2020年11月25日