ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第15週「優しさが交差して」88話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
喜美子(戸田恵梨香)が橘(紺野まひる)から大量注文を受けて帰ってくると、作業場で八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)が親しげに話していました。
その様子を見て不安が募る喜美子。
八郎は帰宅した喜美子に「銀座の個展は中止せずにやることにした。結婚前の作風に戻そうと思う。」と伝えます。
喜美子は銀座に下見に行くという八郎について行きたいと考えますが八郎に「喜美子は喜美子のやりたいことをやり。僕は僕でやるから。」と言われるのでした。



朝ドラ「スカーレット」 87話のあらすじ(ネタバレ)
マツ(富田靖子)の喉の調子は良くならず、未だに声が出ない状態が続いていました。
お母さん合唱団で張り切りすぎだと注意する喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)。
百合子が友人の出産祝いに出かけようとすると「私も最初は女の子が欲しいなぁ。」と呟きます。
「百合子、子供の前に結婚やで。順番間違ったら許さへんで!!」と注意する喜美子。
喜美子が作業場に行くと、喜美子がすぐに小皿作りに取り掛かれるように準備がしてありました。
「準備万端です!!喜美子さん、絵付け小皿の注文受けたんですよね。」という美津(黒島結菜)。
「そうや、200枚や。」という言葉に美津は「200枚!?」と驚きます。
そして喜美子は「今日中にやるからな。」と言って、早速絵付け小皿の作業に取り掛かります。
「何か手伝います!」と言う美津ですが、あたふたして何を手伝ったらいいのか分からずにいると「とりあえず、黙っててくれる?」と笑顔で言う喜美子。
喜美子が小皿作りに取り掛かると、美津は喜美子の集中力と陶芸に没頭する様子を目のあたりにします。
その頃、八郎は喫茶サニーで悩んでる様子でお茶を飲んでいました。
忠信(マギー)が「ええ茶碗や。昔、ハチさんが作ってくれた。」と八郎が持っている茶碗を褒めます。
「実は去年2個割れていもうて。必死に欠片集めたけどどないにもならんかった。」と言う忠信に「言ってください!いくらでも作りますよ。」と言う八郎。
しかし忠信は「いやいや、川原八郎言ったら信楽の立派な陶芸家や。有名な先生や。」と言います。
しかし八郎は「作ります。なんぼ作ればいいですか?僕は昔お2人に救われたんです。」と言うと、「そんなら。」と言って指だけでは表せないほど作ってもらおうとする忠信の様子を見て笑う八郎。
忠信はずっと笑顔のなかった八郎に「やっと笑った。」と喜んでくれるのでした。
そこへ信作(林遣都)と照子(大島優子)が柔道着を着てサニーに入ってきます。
照子に柔道で全く歯が立たず声も出ない信作。
照子は「私は子供4人も産んでんねん!若い頃の筋肉は無くなってもうボロボロや。そんなうちに投げ飛ばされるってどういうこっちゃ!!」と信作は喝を入れられます。
それを聞いていた八郎は「信作、照ちゃんに投げ飛ばされたん?」と聞くと八郎にしがみつき甘えようとする信作。
陽子(財前直見)と照子は「甘えんな!!」と信作に言います。
「どうすんの?結婚許してもらえんで?」と照子が言うと「えっ?信作結婚するの?」と聞く八郎。
「うちもさっき聞いたばっかりや。相手は内緒やって言うん。そんでな、その相手のお姉さんが柔道で投げ飛ばすくらい勇ましくてたくましくて強い男やないと許さん言うてきたらしいわ。」という照子。
八郎は「そら大変や。そんな厳しいお姉さんに頭下げなならんのか。俺も大変やったな…。」と昔を思い出すのでした。
喜美子はその頃、美津と休憩をして話をしていました。
「生かしてますね!!すごいです!!あっという間に何十枚も。」と喜美子の作業のスピードに驚く美津。
「まだまだやん。」
「先生の言っていたことが分かりました。喜美子さんには才能が有ります。私もそう思います!!」
「才能なんかわかるの?」
「かなわないなっていうのは分かります。横にいられるのがしんどいなぁっていうのも分かります。」
「ハチさん、そんなこと言ってたん?何でやろ…。」
「才能のある人が横にいると息苦しさを感じることがあります。一般的な話ですけど。喜美子さんはそっち側の人だから。努力してもダメな人間もいるんです。」
「ハチさんは違うで。優しいけどそんな弱い人ちゃうで。」
「繊細なんです。繊細な人なんだと思います。」
「そやけど、わたしはずっとハチさんに教わってたんやで。」
「先生は僕を超えてったって言ってました。誰よりも喜美子さんの才能をわかっているんです。」
「そんなことも言うてたん…。」
喜美子は今まで知らなかった八郎の本心を知り驚きます。
そして、喜美子はその日のうちに絵付け小皿200枚の形作りを終えるのでした。
その日の夜、武志(中須翔真)がまた靴下に大きな穴をあけてきます。
今度は新しいグローブが欲しいとねだる武志に「自分で稼ぎ!!」と言う喜美子。
武志は「どうやって稼ぐ?」と聞いてきたため、喜美子は「ほな、この靴下繕うたら12円あげるわ。」と言います。
すると大喜びで喜美子に裁縫を習う武志。
その頃、八郎は美津とともに新しい作品作りに励むのでした。
朝ドラ「スカーレット」 87話の評価評判は?
結婚前に陶芸展の作品に悩んでいた時も、この笑顔に救われたんですよね#スカーレット pic.twitter.com/jlXaYGT54N
— 朝ドラ「スカーレット」第15週 (@asadora_bk_nhk) January 15, 2020
スカーレット(88) お母ちゃんのジェスチャーゲーム。今後声上げる場面に遭遇するも声が出なくて、ってことになるんだろか。信作わんこに女たちは厳しい。「(八郎は)優しいけど強いひと。弱くない」妥協せず高みを目指して欲しい貴美子と「繊細なんです」まずは越える山を低く設定する三津の違い。 pic.twitter.com/Bxv0PspyDV
— にじこ (@nijiko_dx) January 15, 2020
これで相手が信作って知った時の喜美子がどうなるかww
とりあえずちゃぶ台ひっくり返す?w#スカーレット pic.twitter.com/mpBcZTjIwr— ジークイオン (@710Sakurai) January 15, 2020
#スカーレット 信作が泣きつくのはいつも八郎。照子に投げ飛ばされて声も出ない。でもね、弱くたっていいじゃないの。アタシも信作と同じ女子に投げ飛ばされるのでございます。#戸田恵梨香 #松下洸平 #黒島結菜 #林遣都 #大島優子 #マギー #福田麻由子 #NHK大阪
この日は「いい人」たちのオンパレード pic.twitter.com/ercjHWA8zQ— cookie forever (@00tq7pW6njs8E6j) January 15, 2020
一足12円!!懐かしい#スカーレット pic.twitter.com/gL7k8HRmkL
— 朝ドラ「スカーレット」第15週 (@asadora_bk_nhk) January 15, 2020
八郎が準備をしていてくれたのを知り迷いが無くなったのか「やるで」と短く宣言してろくろに向かう喜美子の驚異の集中力。一日で200枚の皿の形作りを仕上げてしまおうとするとは。#スカーレット pic.twitter.com/0jahHxoMr3
— マルマルコ (@marukodorama) January 15, 2020
台詞なしで目だけの演技でボロボロ感を出せる俳優は林遣都しかおらん!#スカーレット #信作 pic.twitter.com/WU2RUKFQqf
— 小物おしゃれ番長 (改)冬場は支度中! (@country_baba) January 15, 2020
朝ドラ「スカーレット」 87話の感想
喜美子が橘から注文された小皿をすごい集中力で作り始めました。
その集中力に三津も驚き、喜美子のその集中力と才能を改めて確認しているようでした。
喜美子はこの小皿を作りたくて仕方がないと言っていましたから、喜美子がその才能を発揮してやりたいことをやれて幸せなはずです。
しかし、八郎は今自分が苦しんでいるからこそその才能を隣で見ているのは辛いのですね。
喜美子が集中してたくさんの作品を作り上げるのを見たくなくて八郎はサニーへ出掛けたのでしょう。
八郎の本心を知らなかった喜美子ですが、三津から八郎の本音を聞いてしまいました…。
喜美子はその言葉がショックだったに違いありませんが、それを三津から聞いたということもショックだったと思います。
自分には言えない本音を三津には話していた。
この現実は喜美子にとって辛いですよね。
三津は悪気がなさそうですが、そのあまりの素直で前向きなのも罪深いです…。
これからの喜美子を心配する日々はまだまだ続くのでしょうか?
見ているこちらも喜美子と八郎同様にしんどくなってきました。
そんな中で、信作の百合子との結婚へ頑張ってる姿が癒しになっています!
喜美子を投げ飛ばせるようになるようにために、照子と練習するなんて偉いです。
信作はもともと柔道が苦手でしたから猛練習が必要になりそうです(笑)
それでも喜美子には簡単に投げ飛ばされそうですが…。
喜美子と八郎も早く明るい未来が見えてくるといいですね。


朝ドラライター

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