ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第16週「熱くなる瞬間」93話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
信作(林遣都)は百合子(福田麻由子)に電話をしてサニーに呼び出します。
今まできちんとプロポーズしていなかった信作は改めて百合子にプロポーズします。
その言葉に涙を流して喜ぶ百合子。
一方、喜美子(戸田恵梨香)は自分の作品がなかなか進まず悩む日が続いているのでした。



朝ドラ「スカーレット」 93話のあらすじ(ネタバレ)
川原家ではみんなで朝食を囲みます。
大嫌いな人参が食卓に並んでおり不満そうな武志(中須翔真)をみんなで「気のせいや!」と一蹴します。
そして、八郎(松下洸平)から喜美子(戸田恵梨香)に東京から帰って来てサニーにいるという電話がかかってきます。
八郎の明るい声を聞いて「ハチさん、東京行って良かったんやな。ほんで、誰と居るの?」と聞く喜美子。
喜美子は着替えをして急いでサニーへ向かうと、そこにはジョージ富士川(西川貴教)がいました!
「いつぞやはありがとうございました!!川原です!!」と挨拶をしてジョージ富士川の隣に座る喜美子。
ジョージ富士川は自分の芸術についての考えを熱く喜美子たちに語り始めます。
「いつもな、これで終わりにしようと思うねん。これ作ったら終わり!全部出し切ってすっからかんになってもうええ!!って思うんや。」
「それが、また湧いてくんねん。次の想いがまた湧いてくんねん!!ここがな。」
胸を押さえるジョージ富士川に「熱いんですね。」と言う喜美子。
「そうや!わかるか?誰にでもあんねん。熱くなる瞬間!!」と熱弁するジョージ富士川。
ジョージ富士川は、以前見せた信楽焼の欠片にまた興味を示し、かわはら工房へ見に来ます。
「これや。前に来た時に見て気になってたんや。」と言うジョージ富士川に「室町時代の物らしいです。」と教える喜美子。
「なんや、心惹かれるなぁ。この色合い。ええなぁ。芸術がここに宿るやな。」と言って欠片を見つめるジョージ富士川。
窯業研究所の柴田(中村育二)は「おそらくその時代の日用品でしょう。その頃は日常生活で使うものは全部焼いて作ってましたから。」と言います。
「薪やな。」と言うジョージ富士川の言葉に「薪でこの色が出せるんですか?」と驚く喜美子。
「そやで。これは、灰がいい感じに被さったんやろな。薪を焼いた灰がこれに被さって、溶けて、こういう色合いを出すんや。」と言う柴田。
灰が釉薬の代わりになるという話に興味が湧く喜美子。
そして、柴田は信楽の土に含まれる鉄の割合が他の地域の土とは違うために生まれた色だと話すのでした。
ジョージ富士川が帰ると八郎は美津(黒島結菜)に「ただいま。」と言って東京での話をします。
嬉しそうに「おかえりなさいませ!!」と満面の笑顔を見せる美津。
夜になると八郎は喜美子が書いた夫婦ノートを読みます。
「陶芸展で金賞をとる」、「夫婦で加賀温泉」など書いてあることを見て、夫婦で笑顔で話します。
その後、1人で作業場に向かい信楽焼の欠片を見つめ今日聞いたことを思い出す喜美子。
すると、八郎がいつも喜美子が作っているおにぎりを不器用ながらも作って来てくれます。
「何これ!!」と笑顔で驚く喜美子に「下手すぎて気持ち悪いから早く食べ!」と言う八郎。
八郎は東京に行って団地を見て感じたことを喜美子に話し始めます。
「東京と大阪の、団地見てきた。信楽にはないからな。首から鍵ぶら下げてる子もいた。武志と同じくらいの子やで!鍵っ子いう。」
「それでもお父さんんとお母さんが帰って来たころになると明かりがついて、ライスカレーの香りがした。美味そうやった~。」
「あの灯の向こうに僕の作った和食器セットがあったら嬉しいなって思って。熱い瞬間や。心込めて和食器セットつくろうやないかと思った。芸術を極めるのは喜美子に任せた。」
喜美子は「やめて~。うちはそんなんと違うわ。」と言います。
ずっと何かを考えてる様子の喜美子に八郎が「何考えてる?」と聞くと喜美子は今思っていることを八郎に話し始めます。
「狸の道あるやん。あの道をずっと登っていくねん。うちが大阪へ行く前の日や。不安でも歩き続けて、すると道がパーっと開けて夕日が差し込む。お父ちゃんに教えてもらった。」
「そこで見つけたんがこの欠片や。きれいな夕日が写ってたように見えた。頑張り言われてるみたいでな。あしたから頑張るでって思った。熱い瞬間や。あの時の気持ちを残したい。それがこの色や。」
「いつかこの色合いを出して、誰かを励ましてあげたい。夢や。いつか叶えたい、うちの夢や。」
そう話す喜美子の話を真剣に聞く八郎。
翌日、調子の悪かったかわはら工房の電気釜が壊れてしまいます!!
電気屋さんもすぐには来れず困り果てる喜美子たちでした。
朝ドラ「スカーレット」 93話の評価評判は?
「自慢の卵焼きはいつ披露してくれるんやろ?」
明太子とか糠漬けとかサイドに欲しい…
芸術は喜美子に任せた、の伏線でワザと下手におにぎり作ったよね、ハチ#スカーレット pic.twitter.com/ZSXDrh8LPG
— N♥o♥i♥s♥e♥t♥t♥e♥ (@UpuadT0agRGrRr6) January 22, 2020
#スカーレット 確かめてみたらと言われてわざわざニンジンだけ選って取る武志君。ポテトサラダといっしょに食べたらおいしいんだよ~(笑) pic.twitter.com/8MNchqM2t6
— satosi_s (@satosis) January 21, 2020
いよいよ信楽焼締編に入る模様。八郎もきみこも釉薬の勉強もしてるし電気窯の簡便さも十分承知の上で、信楽の土の不思議さを改めて感じる。ジョージ藤川の制作の話もあってとても濃密な回だった。 #スカーレット pic.twitter.com/atauetiQeW
— 篠原希 (@shinoharanozomu) January 21, 2020
「細い道をずーっと歩いていくと、パァーッと道が開けて明るい夕陽が見える。」
父常治の、喜美子の心をいつも前に押し続ける未来へのメッセージ。
欠片を見つけた時の気持ちを再現して誰かを励ましたい力になりたいと言う喜美子、目指す形は違っても八さんと共通する想いだね。#スカーレット pic.twitter.com/ydu21P7KaB— マルマルコ (@marukodorama) January 21, 2020
きみちゃんの夢、決まりましたね!#スカーレット pic.twitter.com/bT3C6BA4S9
— 朝ドラ「スカーレット」第16週 (@asadora_bk_nhk) January 21, 2020
和食器セットを作る事に迷いがなくなったハチさん
工房を出て気分一新
東京と大阪に行って良かったね#スカーレット pic.twitter.com/J6oThBg05Y— 三沢 ♡ようこ (@2251_Mai) January 21, 2020
八さんの迷いの底が抜けた。
東京へ行って銀座の様変わりと急激に増えた周辺の団地群。
その何百何千とある家庭に自分の和食器が並んでいたらどんなに嬉しいだろうと言う。使う人の喜ぶ顔を感じる自分の作品。
芸術は喜美子に任せたと晴々とした顔で話す八郎、後は進むだけ。#スカーレット pic.twitter.com/idcrwhchzD— マルマルコ (@marukodorama) January 21, 2020
信楽焼の欠片の色は、信楽の土に薪の灰が降りかかった事により自然に出来た色。
喜美子、何かに気付いた瞳の色。
ここから電気釜ではなく薪で燃やす穴釜を模索していくのか。#スカーレット pic.twitter.com/QRRkuOVKs9— マルマルコ (@marukodorama) January 21, 2020
朝ドラ「スカーレット」 93話の感想
八郎が東京から戻ってきて、今までの迷いが吹っ切れ自分の目指す道が見えてきたようです。
東京や大阪の信楽にはない風景を見て、自分の作った食器を使ってくれる人のことをイメージすることが出来たのですね。
しかし、それは芸術を極めることではなく自分の作った食器を喜んでもらいたいというただそれだけの八郎の純粋な思いのようです。
そして、「芸術を極めることは喜美子に任せる」と言っていました。
八郎は、ジョージ富士川が話していた「熱いもの」が喜美子には溢れていると感じたのでしょう。
そんな喜美子にも新しい夢が出来ましたね。
喜美子が大阪へ行くときにお守りとして持って行った、信楽焼の欠片の色を再現することです。
喜美子は夢が明確に見えてきましたから、これからどんどん前へと進んで行くような気がします。
最近夫婦関係が心配だった2人ですが、喜美子のために八郎がおにぎりを作って持ってきてくれたシーンにはホッとしました。
美津は八郎が帰って来てとても嬉しそうにしていたので、八郎への想いがどんどん募って来ているのではないかと感じました。
美津の想いが心配ですが、喜美子と八郎の関係が2人が進むべき道を見つけたことによって良くなっていくことを期待したいです。


朝ドラライター

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