ここでは、NHK朝ドラ「スカーレット」第16週「熱くなる瞬間」94話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
喜美子(戸田恵梨香)は東京から帰って来た八郎(松下洸平)に呼び出されサニーへ向かうと、ジョージ富士川(西川貴教)と再会します。
ジョージ富士川はかわはら工房にやって来て喜美子が持っている信楽焼の欠片の色に興味を示します。
窯業研究所の柴田(中村育二)の話によると、この色は薪で焼いて灰がかかった信楽特有のものでした。
喜美子は八郎に「いつかこの色を出して人を勇気づけたい。形に残したい。」と自分の夢を話すのでした。



朝ドラ「スカーレット」 94話のあらすじ(ネタバレ)
かわはら工房の電気窯を修理するために電気屋さんが来ていました。
喜美子(戸田恵梨香)の受注した絵付け小皿もまだ出来上がっておらず、困り果てる喜美子と八郎(松下洸平)。
しかし、電気屋は「女房と電気窯は新しい方がええで!」と言って直すことが出来ずに帰ってしまいます。
マツ(富田靖子)がサニーでお母さん合唱団の練習をしていると、陽子(財前直見)と忠信(マギー)に頼まれて川原家の様子を聞くため電話すると、喜美子たちは電気窯故障のせいで忙しくしていました。
「今日はダメやて…。」と言い、信作(林遣都)の結婚の挨拶がなかなかできません。
マツからかわはら工房の電気釜が壊れたことを聞いた照子(大島優子)は、すぐに喜美子の元へ向かいます。
とりあえず、絵付け小皿と八郎の個展の作品は丸熊陶業で窯を使わせてもらうことになり、一安心の喜美子。
一緒に来てくれた敏春(本田大輔)にもお礼を言います。
すると「先日、うちのがお世話になってしもうてありがとうございます。」と喜美子と八郎に挨拶する敏春。
夜になると、百合子(福田麻由子)と信作が電話で結婚の挨拶は家の中が落ち着いてからの方がいいと話をしていました。
2人の電話を聞いて思わずにやけて冷やかす陽子と忠信。
そんな2人を追い払うと、信作は「電話は嫌やな。会いたいわ。」と言います。
すると電話の向こうで顔を赤らめて「うちも会いたい。」と言う百合子。
「会いたい」
「会いたい」
何度も「会いたい」と恥ずかしがりながら繰り返す信作と百合子。
その話を隣の部屋で聞いていたマツがたまらず「いつまでやってんの!ちょっと御不浄!!」と言って慌てて出て行きます。
部屋に戻って来たマツに「話があるねん。」と言う百合子。
百合子は、丁度居合わせた美津(黒島結菜)にもいてもらい信作のこと話そうとします。
「お母ちゃんの頃はな、恋文や。紙飛行機みたいにして飛ばしてくれた。毎晩のように飛んできた。」
「お父ちゃん?どんな事書いてくれたん?」と聞く百合子。
「会いたい。って書いてくれた。汚い字でな。」
百合子が電話の相手をマツになかなか言い出せずにいると、マツの方から「信作くん?」と聞きます。
「知ってたん?」と驚く百合子に「何となくな。陽子さんの様子もおかしかったし。」と言うマツ。
「お姉ちゃんはしつてる?」と聞く百合子にマツは「喜美子はそういうところに疎いからなぁ。」と言います。
「良かったな。」と信作との関係を喜んでくれたマツの様子に安心する百合子なのでした。
一方で、八郎はかわはら工房に新しい窯をもう一つ入れようと喜美子に提案していました。
「喜美子のあの欠片の色を出すための窯や。」と言う八郎。
喜美子は「ええの!!」と喜びます。
翌日、喜美子が窯業研究所の柴田(中村育二)に薪で焼く窯について相談をしてみると、最近はもう電気やガス窯が主流で薪で焼くことは贅沢なことになっていると聞きます。
「薪で陶芸をやってるところはありませんか?」と喜美子が聞くと「芸術としてでやってる人はいるかもしれんな。穴窯っていうんや。実際に作った陶芸家の先生に聞くのが一番や。」と言う柴田。
「この辺にいらっしゃいますかね?」と聞くと「この辺りにはいないかもしれんな。前だったら穴窯やっている人がいたんやけど…。何ていう名前やったかな?」
柴田が考えていると「あっ!慶乃川!!慶乃川さんや。」と言う柴田。
喜美子は幼い頃に出会った信楽の土を褒めていた慶乃川(村上ショージ)のことを思い出します。
柴田に取り次いでもらい、慶乃川をサニーで待っていると喜美子と八郎の前に現れたのは喜美子の考えていた慶乃川ではない男性でした。
その男性は分厚い封筒を出して「ここに穴窯について一通り書いてあります。仕事の途中なのでゆっくりは出来んのです。」と言います。
「ぼくは、保険の営業をやっています。」と言う男性に「あの、慶乃川さんは?」と喜美子が聞くと「僕の叔父にあたります。去年亡くなりました。」と言います。
「穴窯は維持費が大変です。薪の代金がえらいかかります。焼きあがった作品が上手くいって売れたらいいですけど、売れるか分からないもんに薪のお金何十万のかけて…。」と苦労した話をする男性。
穴窯にかかる費用について書かれた慶乃川のノートを見る喜美子。
喜美子は家に帰ると慶乃川との昔の会話を思い出すのでした。
朝ドラ「スカーレット」 94話の評価評判は?
ノートを引き継いだ喜美子 #NHK #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/Mpkt4jSQXO
— きしめんバリトゥード (@kishimenV) January 22, 2020
「会いたい」
信ゆり朝からかわいい
信作と百合子がみんなに祝福されて無事に家族になれそうで良かった#スカーレット pic.twitter.com/jBEvkcZhr4— 花梨 ーかりんー (@genkini15) January 22, 2020
喜美子、いよいよ穴窯の模索へ。
道標となるのはあの子どもの頃信楽に来てから出会った慶乃川さん。
確か狸の他に自分の作品も作っていた陶工慶乃川さんが喜美子の救世主となっていくとは、凄い伏線…と思ったらもうお亡くなりになっていたのね。
そして穴窯はお金が掛かるのか。#スカーレット pic.twitter.com/2GX4Gb3Ith— マルマルコ (@marukodorama) January 22, 2020
お母ちゃんはなんでもお見通し#スカーレット pic.twitter.com/7REJgB0sKr
— 朝ドラ「スカーレット」第16週 (@asadora_bk_nhk) January 22, 2020
電話より携帯よりスマホより、マツさんの家の塀を越えて飛んで来た紙飛行機の恋文が羨ましく思える朝。
そして歳を重ねてほぼスッピンの富田靖子さんの顔が恋する乙女に見える朝。#スカーレット pic.twitter.com/aV8qnCkK9W— マルマルコ (@marukodorama) January 22, 2020
朝ドラでこういうカット割を見るとは #スカーレット pic.twitter.com/P5pdoRXR3z
— HiRO (@MDB_HiRO) January 22, 2020
慶乃川さんの人生がどんなものだったのか…いろいろ想像した(´・ω・`) #スカーレット pic.twitter.com/TFX0wNLiYW
— ほよっち@寝不足で短足 (@GR_hoyo_neko) January 22, 2020
スカーレット(94) お母さん合唱団、きっとコーラス練習よりもそのあとのお茶の時間の方が長いんやろな。会話が途切れて百合子が「怒った?」とか聞いてるけど多分その男百合子に何されても怒らんと思うで。まさかのショージヨシノガワ。久しぶり!再登場かと浮かれたらありゃ残念。穴窯の費用も残念。 pic.twitter.com/BwnaSkmqb2
— にじこ (@nijiko_dx) January 22, 2020
朝ドラ「スカーレット」 94話の感想
かわはら工房の電気窯が壊れてしまい、絵付け小皿200枚を受注している喜美子にとって、これは大ピンチです…。
こんな時にやはり手を差しのべてくれたのは丸熊陶業でした。
照子と敏春の好意は本当にありがたいですね。
そして、かわはら工房の新しい窯として、八郎が穴窯を喜美子に提案してくれました!
穴窯といえば、スカーレットの第1話冒頭で穴窯の中で燃え上がる炎を見る喜美子のシーンがありましたが、ここからあのシーンへといつかつながっていくのでしょうか?
ジョージ富士川に影響を受けて、信楽焼の欠片の色を出したいという喜美子。
目指す所が見つかった喜美子はそこへ向かってどんどん進んで行きそうですね。
そして、懐かしい人物の名前が今日は登場しました!
喜美子が幼少期に出会い、初めて陶芸家ということばを教えてくれた村上ジョージさん演じる慶乃川です。
陶芸の道を諦めて田舎へ帰ると話していた慶乃川ですが、陶芸に関わっていたんですね。
喜美子も陶芸家として再会したかったでしょうが、亡くなってしまったとは残念です。
一方、次から次へと川原家に問題が起こり未だに信作と百合子は結婚の挨拶が出来ません…。
ふたりの「会いたい」の連発には朝からこちらまでにやけてしまいましたね。
マツは喜んでくれましたので、あとは喜美子です!
ふたりの気持ちは固まっているのであとは時間の問題だと思いますが、時期が来たら信作にビシッと決めて喜美子にも許してもらえるといいですね。
「後々語り継がれる 信作、なかなか結婚の挨拶が出来ない。」という言葉か未だに気にかかりますが、そろそろ決めてもらいたいです。


朝ドラライター

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