2020年冬ドラマ

【知らなくていいコト】4話のあらすじネタバレと感想!不正入試の闇と父の事件の謎。

ドラマ「知らなくていいコト」第4話が2020年1月29日(水)に放送されました。

”父の事件”に翻弄されるケイト(吉高由里子)が見つけたのは、試験問題予想的中率100%という予備校講師の存在です。

何があっても目の前の事件から目を背けることをしない彼女の生き方は、しかし、誰かを傷つけてしまっていたことに、残念ながら気づけずにいました。

ここでは、「知らなくていいコト」第4話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

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【知らなくていいコト】視聴率(最新速報)と推移分析!視聴者の評価評判は?日本テレビ系・水曜10時のドラマ「知らなくていいコト」は、お仕事系ヒューマンドラマです。 週刊誌の記者として、忙しい日々を送る主人...

【知らなくていいコト】4話のあらすじ(ネタバレ)

それは元旦のこと

ケイトは、海辺の町にいました。

冷たい風にあおられながら見つめていたのは、古ぼけた小さな自転車屋です。

それが、乃十阿徹(小林薫)の今の住まいです。

一人の男が現れて、ふっとケイトと目が合いました。

一瞬、視線が絡み合い…しかし、何事も起こるわけもなく___ケイトは、その場を立ち去ったのです。

短い休暇が明けて…

週刊誌の仕事は絶え間なく続くネタと時間との戦いです。

お休みは、年末の合併号が出てから、元旦まで。

ケイトたちは正月の2日から出勤し、6日の校了までいつもと何ら変わることのないハードな日々を過ごしていました。

徹夜明け、岩谷編集長(佐々木蔵之介)からOKがでてようやく帰宅できる!と思った瞬間…点けっぱなしだったテレビの画面に走った速報に、全員が臨戦態勢になりました。

「山手トンネル」で、崩落事故発生 中に閉じ込められた車、多数あり」

(うっそ!)
(校了したとこやんか~…!)

どよめきと愚痴が入り混じる中で岩谷は咄嗟にスクープで記事を差し替えることを宣言し、編集部員たちがそれぞれの得意な方法で情報を集め始めました。

ケイトは、警察関係者から「トンネルの中に、名代学園高校のラグビー部の部員たちのバスが閉じ込められている」という事実を聞き出しました。

ラグビー部員から事故の通報があった、というのです。

岩谷は事故現場の写真の空撮を決意してヘリを飛ばし、ケイトらは陸路で現場を目指しました。

黒川班の下っ端・福西(渕野右登)は「僕、できないです」とグダグダ言ってなかなか動こうとしないところを、「お前何様や!!!偉そうに同情なんかすなっ!」と黒川に尻を蹴飛ばされるようにして叩き出されました。

“乙女の祈り”の顛末

ケイトは佐藤(森田甘路)と小野寺(今井隆文)と連れ立ってタクシーで崩落事故現場に向かっていました。

もう間もなく到着する、という時、目印の小さな神社前で、ケイトはあることに気付き、タクシーを降りました。

そこにいたのは、三人のセーラー服の女の子たちです。

小雨の降る中、かわいい傘をさして連れ立って社殿に向かって手を合わせていた女の子たち。

「あのう…ラグビー部の皆さんの無事を祈っていたのでしょうか?」

その制服は、名代学園の制服だったのです。

そして、涙を流して祈っていた女の子の彼氏がラグビー部の部員だということがわかり、ケイトは「お気持ち、聞かせてもらえませんか?」と声を掛けました。

果たして、その崩落事故現場から閉じ込められた人々は全員救出され、軽傷者が3名とはいうものの、奇跡的な生還を遂げたのです。

ケイトが撮影した女子学生の写真は「クラスメイトを救った乙女の祈り」としてスクープを飾りました。

記事差し替え締め切りギリギリ3分前のミラクルでした。

ジーザス?!

ケイトがその夜遅くに帰宅すると、暗い部屋に煌々とテレビが点けっぱなしになっていました。

「やば…」

その時、個性的ないでたちの男性が「おおジーザス!」と芝居がかった口調で祈りをささげるようなジェスチャーを見せていました。

帝進ゼミナールという有名予備校のカリスマ講師のCMです。

編集部でもそのキャラは話題に上っていたのです。

母の蔵書

ケイトは大きな荷物を手に、母の母校・慶英大学を訪れていました。

図書館に、母の蔵書を寄贈することにしたのです。

「ご寄贈ありがとうございます!」
「あんまり、アカデミックな本はないんですが…」

ケイトが謙遜するものの、母の杏南(秋吉久美子)は著名な映画評論家・翻訳家として知られているため、図書館の一角にコーナーを設けてくれていたのでした。

図書館長の中島先生は、杏南とゼミ仲間だったという話を聞いて驚くケイト。

「先生もスタインベックを?」
「いえ、私の専門はヘミングウェイです…お母様は、あの頃からお綺麗で、人気者でいらしたわ」

その時代のことを知っている人が目の前にいる、と思うと、ケイトは尋ねずにはいられませんでした。

「当時のゼミの担当教官は、どなたでしたか?」
「国原教授ですけど」
「…乃十阿徹というひとは、その頃はまだ教授ではなかったんですか?」
「まだ、その名前を知ってる人がいらっしゃったのね」

ケイトは、自分が週刊誌の記者であり、イーストが乃十阿徹のことを扱ったことがあるのだというと、中島先生は重い口を開きました。

「遠い昔のことでしたけれど…あの事件は、慶英大学にとっても汚点なんです。どうぞあなたも、忘れてください」

バスの中で

帰りのバスの中で、ケイトの背後に座っていた女子学生ら三人がキャッキャと大盛り上がりしているのを何とはなしに聞いていると、たった今訪れてきた慶英大学医学部の入試について、話していました。

一人の女の子の彼氏が医学部生で、合格圏内にはいなかったのに、有名予備校の特別講義を受講して合格した、というのです。

それがまさに、ジーザス富岡のクラスで、月謝30万円の講義でやったテーマがそのまま入試に出た、というのが聞えてきて、ケイトは思わず彼女らに声をかけ、その受験を経験した彼氏も呼び寄せてお茶を奢り、話を聞きだしました。

「これって…“イースト砲”のイースト?」

名刺の効果は絶大で、女の子たちはペラペラと知っていることを喋ってくれたのです。

ジーザス富岡の特Aコースとは、11月から1月までの三か月間だけ開講され、受講料が90万円で、慶英大学の医学部二次試験対策のみに特化された講座でした。

彼氏のショウ君は素直に「ジーザスには感謝しているんです」と語りました。

昨年の入試の小論文のテーマは「医者として必要な資質とは何か」でした。

慶英大学では、一次の三教科がどんなに点数が高くても、小論文がダメだと合格しない、という特殊な入試システムを取っています。

「日本語能力・表現力・伝達力のない人間は、医師には向かない」というのがその理由だというのです。

帝進ゼミナールでは、その特Aコースの合格率を70%と公言していましたが。

ショウらが受験した年の10名は、全員合格していたのです。

(なんか…あやしい…)

なんでも、ジーザスが問題を次々に的中させるのは、霊感のおかげという話なのだとか。

理系のはずのショウ君も、その得体のしれない何かに疑問を持つこともなく、ただ妄信しているように見えて、ケイトは疑念を深めたのでした。

一月八日___

ケイトが撮った「乙女の祈り」はスクープとして掲載され、面目躍如と言ったところでしたが。

「三年連続で小論文の問題当てるのって、おかしくないですか?」

今のケイトには、もうジーザス富岡の一件しか見えていません。

黒川班の編集会議でケイトは、実情が100%の合格率なのに、公称70%だと話すと、佐藤と小野寺も「低く言ってるの?!」と食いついてきました。

「CMにも出演しているカリスマ講師が不正入学に加担しているとなると大スクープですよ?!」

そのケイトの熱意に押された黒川でしたが。

暴走する癖があることを知っている彼は、佐藤をサポートに付けました。

予備校の外で見張る二人は、生徒らに囲まれて出てきたジーザス富岡を見ていましたが。

生徒想いの熱心な先生である様子には疑いようがありません。

「良い先生じゃん…」

ケイトがぽつりと呟くと。

「テレビで見るよりもカッコいいですよねぇ」

佐藤も同意しました。

ケイトは直撃するだけのネタがないから、と外堀を埋め始めました。

テレビ局の知り合いが、ジーザス富岡を番組で起用すると聞いて、話を聞きに行ったのです。

「へぇ…まるで第二の林修ですね!」

関係者の話を聞くことは出来たものの、肝心なジーザス富岡本人に繋がるルートがなく、ケイトはもどかしい思いをしていたのです。

「予測力と予感力」

ケイトのジーザス富岡のネタを黒川がデスク会議で提案すると、連載班デスクの東山(本多力)が「そのネタ、来週はやめてください!」と言いました。

連載班では、ジーザス富岡の「予測力と予感力___成功へと導くジーザス発想法」という著書の発刊について、翌日に著者インタビューを行うと決めていたのです。

春樹(重岡大毅)が担当するそのインタビューに、ケイトを突っ込むように指示した岩谷。

スキャンダルの可能性があったとしても、著者インタビューは何かの役に立つ、と強引に決められてしまい、東山は不快感を隠しません。

ちょうどその頃、経費の精算で編集部を訪れていた尾高(柄本佑)はベテラン庶務の里見(宮寺智子)に苦言を呈されながらも「尾高くんだからねぇ」と認めてもらい、ほっとした顔を見せていました。

自分の仕事にケイトの横やりが入った春樹は東山以上にムッとしていましたが。

ケイトは「明日は問題の特Aコースがあるのに、どうしてそれを見せてもらわないの?」と突っ込みました。

「それは非公開だからと断られたんです」

「粘んなさいよぉ!取材は断られた瞬間がスタートなんだから!」

視線を合わせることなく、怒りをあらわにしていた春樹に、畳みかけるようにケイトは言います。

「もう一回電話して!」

春樹も「著者インタビューの場で他のスキャンダルを嗅ぎまわるのは失礼では?」と負けていませんが。

「不正入試があれば、それを告発する大義はある!」

ケイトは「それなら私は好きにやるから!」と宣言して、バチバチと火花を散らしていたのです。

その様子を、連載班の小泉愛花(関水渚)が不審な目で見ていました。

ケイトは編集部のフロアで尾高の姿を見つけると、後を追いました。

そして、乃十阿徹に会いに行ったことを告白したのです。

二人は気づいていませんでしたが。

その様子を物陰で春樹がうかがっていたのです。

尾高の仕事場で

その夜。

ケイトは尾高のスタジオを訪れました。

「何で乃十阿徹の居場所がわかったの?」

「SNSで検索したら…出てきた」

「そう。話したの?」

「ううん…でも、目は合った…スタインベックを研究していた大学教授には見えなかった…ママが愛した人って言われても、全然…」

「25年も刑務所に入っていたら、変わってしまうさ…誰だって」

「尾高さん、あの自転車屋の場所、知ってたでしょ?ねぇ、小出しにして私を苦しめないでよ」

尾高は、ケイトに静かに詰め寄られて、乃十阿と会ったこと、話したことを吐露しました。

三年前の出所の時に彼の写真を撮り、話しかけたのです。

それ以前にも、尾高は獄中の乃十阿に手紙を出していました。

「また弁護士さんを通じて連絡させてもらいます」

傘をさして無言で歩く乃十阿は、尾高の言葉には反応を見せませんでした。

尾高が乃十阿に興味を持ったのは、駆け出しの頃にイースト以外の雑誌の仕事をしていたこともあって、古い事件の現場写真を撮るという撮影を請け負ったことがきっかけだった、というのです。

「2人殺し、3人も後遺症が残るほどの重症を負わせたのに、一切動機を語らず、でも罪は認め、25年も服役したっていう犯人に、違和感を覚えたから、かな」

「冤罪かもしれない、ってこと?」

「いや、罪は認めてるんだから…冤罪ではないけど。まぁ、本当のことは乃十阿本人にしかわからないんだ」

ケイトは、真顔で言いました。

「私の父親が…殺人犯でないと良いなぁ」

それには、尾高は何も言いませんでした。

「もう一つ聞いて良い?」

「うん、まだあんの?」

彼は、二人の思い出のコーヒーメーカーから、一杯注いでくれました。

「尾高さんがニュースカメラマン辞めたのは、なんで?」

「乃十阿徹の写真が出た後、すぐに動物カメラマンに転向しちゃったでしょ?前の編集長が乃十阿の写真を出せって尾高さんに迫って、グラビアで掲載して、人権侵害だってバッシング受けて、それでイヤになっちゃったの?」

尾高はふっと小さく笑うように息を吐いて「向いてないと思ったんだよ」と言いました。

「向いてない…って、凄い仕事いっぱいしてたじゃん!」

パリの路上でバンクシーを撮ってピュリッツァー賞候補になったり。
某国の脱北シーンも…。

「尾高さんのなかで、何が起きたの?」

責め立てるような口調のケイトに、尾高はじっくりと言葉を選ぶように答えました。

「人間関係がどうあろうと、追いかけようと思ったものは追いかける、それがジャーナリストだろ?」

「うん」

「だけど、俺には、そういうの…出来ないなって思ったんだ。カメラマンて、レンズに映ったものと、自分の心って、案外遠いんだ」

彼がディスプレイに映し出したのは、脱北しようとする両親の前で号泣していた小さな女の子の姿でした。

「目の前に死にそうな人がいても、助けるよりもシャッターを切ることの方が大事でなければできない仕事なんだよ。もっと言えば、撮っちゃった写真には責任感を感じないっていう図々しさが無いとダメだ。だけど、お母さんの話聞いて、考えが変わった。今、レンズの向こう側に乃十阿徹が現れたら…冷静にはシャッター切れないな、って思ったんだ___そんなぬるい自分に、幻滅した___終わり!」

彼は今も乃十阿徹の写真を撮り続けていることを告白しましたが。

それは仕事ではなく、心の記憶として残しているのだと言います。

「私とママがいなかったら、尾高さん、ニュースカメラマン辞めてなかったんだ…?もっともっと、世界に羽ばたいていたかもしれない」

ケイトは深く頭を下げて「ごめんなさい」と詫びました。

背を向けていた尾高がケイトに近づくと、ぱっと手を上げ…ケイトは思わず身体をすくませて身構えたのですが。

「ナニ自惚れてんだバカタレ」
彼はそう言うと、ケイトの頭をポンと叩きました。

「バカタレ?」
「バカタレだよ。“みんなみんな私のせいね”…みたいな…」

ケイトが新人のころ、初めて仕事で組んだころにはしょっちゅう言われていたその“バカタレ”という言葉に懐かしさを噛みしめるケイト。

送っていくという尾高に「あんまり優しくしないで。つけあがりそうだから」というのでした。

一人で歩く帰り道、ケイトは思ったのです。
「尾高さんを手放した私は、本当に大バカ野郎だな…」

ジーザス富岡という男

大きな教室で黒いマント姿で現国の授業をする長身の男___カリスマ講師のジーザス富岡の取材です。

笑いを交えながらぐいぐいと生徒たちを引き込む話術は素晴らしいもので、生徒たちは麻の6時から並ぶようになった、というのです。

「ほっといたら徹夜もしますので、徹夜は禁止しました」

予備校の広報担当者が誇らしげに言います。

その講義は、衛星放送で全国20か所の生徒たちが同時に受講しているという大掛かりなものでした。

ジーザス富岡は、話のポイントになるところに来ると、大仰に十字を切って「ジーザス!」と叫ぶのです。

春樹の前で、ケイトは広報担当者に「特Aコースとはどんな授業なのでしょうか?」と尋ねると、小論文対策に特化した少人数制の授業だという答えが返ってきました。

見学も拒まれたのですが、春樹はそんなケイトに厳しい目を向けていたのです。

講義の後で、校長室に招き入れられ、その応接スペースでインタビューは行われることになりました。

カメラマンは市川(渋谷謙人)。

ケイトは、自らを「付き添いです!」と名乗り、春樹が仕切るより前に富岡に特Aコースを見せて欲しい、と申し出ました。

ところが、彼は「今日は休講になりました」とあっさり断ったのです。

著者インタビューが始まる中で、ケイトは富岡の様子を観察し、その“隙”を伺っていたのです。

彼は、予測力や直観力が人より優れていたことを実感していたのだと言いました。

「ある日、ぽろっと口から出たんです…“ジーザス”って。そしたら生徒がいきなり増えて、CMにもでることになったんです」

そんな彼に、ケイトは特Aコースについてさらに押して尋ねました。

春樹はインタビューを邪魔され、空気が悪くなることに反発を感じていましたが、ケイトは気にする様子もありません。

「試験も迫っているのに、不思議だなぁ、と思いまして」

そんなケイトに、彼は「聞いていなかったんですか?今のインタビュー」と眉間にしわを寄せて問い返しました。

「“降りてこない”んですよ…予測力と予感力が働かない…だから、今日は休講にして、土曜日に振り替え授業をします」

「降りてこない、とは、小論文のテーマが降りてこない、ということでしょうか?」

「そうです。そんな時に授業するのは、生徒に対しても失礼でしょ?」

そして彼は不快感を春樹にぶつけ、春樹は理不尽さを噛みしめながら頭を下げることになったのです。

小論文のテーマ

ケイトは単身で慶英大学に向かい、図書館長の中島の元を訪れ、慶英大学の入試制度について尋ねました。

医学部の小論文のテーマは10パターンから2パターンに絞られ、そのどちらを使うかは当日決定されるのだと言います。

しかし、決定権を持つ生方医学部長は入院中でした。

「それで小論文のテーマが絞り切れていないから今日の特Aコースは休講になった…ていうことなら繋がりますよね?」

編集長デスクのわきで、黒川と岩谷とひそひそ話をしているケイト。

春樹と東山デスクがずっとこちらを窺っています。

もし、生方医学部長とジーザス富岡、帝進ゼミナールがつながっているのであれば、振り替え授業のある土曜の朝までに何かが動く、とケイトは言い、その二人に加えて予備校の校長に張り込みをかけることなりました。

デリケートな問題に対して、証拠が残るメールなどは使わないだろう、というのがケイトの考えでした。

病院と予備校に黒川班とヘルプで愛花を加え、コンビネーションを組んでの作戦が展開されたのです。

必ず、誰かが動く

ケイトは生方医学部長に張り付いて、病院のトイレの個室で夜明かしをするほどです。

しかし、その日はこれといって証拠が取れないままに暮れていったのです。

タイムリミットは特Aコースの授業開始前。

そして翌朝、まず校長が外出しました。

その手には緑の菓子の紙袋が。

バイクでそのタクシーを追いかけると、そのまま病院に向かっていた校長は、病院長とすれ違いざまに同じ紙袋を取り換えるという古典的な方法で入試問題と現金を受け渡ししたのです。

それは全て、イーストのチームのスマホによって追跡されていました。

そして、コンビニで買い物していた富岡に「上手くいった」という報告を入れた校長の姿と音声、そしてそれを聞
いて「良かったー!安心しました!」といった返事もすべてが記録されていたのです。

医学部長が持ち去った紙袋の中身が札束であることも確認が取れたところで、ケイトは岩谷に呼び戻されました。

疑惑と確証

医学部長と校長のやり取りは確認したものの、その場にはジーザス富岡がいなかったことから、証拠が足りない、と岩谷編集長は危惧していたのです。

そこに来島(永野宗典)が駆け込んできました。

文科省の大学教育局長と、医学部長とのつながりを見つけたのです。慶英大学医学部の新キャンパスの許可で賄賂が渡っていることがはっきりしたという報告を受け、岩谷は決断しました。

小論文のテーマ漏洩の対価の札束が、文科省の大学教育局長に流れている___。

証拠が固まったとして、翌日、校長・医学部長・局長・ジーザスに同時刻に全てに直撃をかけることに決まったのです。

「待たせたな、ケイト!」
「どうも!」

やる気満々で飛び出して行ったケイトです。

その頃。
“特Aコース”の教室では、やっと判明したテーマに沿った小論文の授業が行われていました。

テーマは「100年後のあなたについて」。

教室・校長室・病院・文科省に張り付いた担当者らは、その授業が終わった瞬間に対象の部屋に飛び込みました。
ケイトは勿論ジーザスの教室です。

病院の待合室で展開された現金授受の動画を見せられて、ジーザスは無言で教室を出ました。

ケイトは追いかけて、その疑惑を追及したのです。

黙って歩くジーザスに対してどんどん鋭くなっていくケイトの声に、彼は一言返しました。

「世の中には“知らなくていいコト”もあるんだよ!」

そう言われて、ケイトは固まりました。

「それはつまり、不正に入試問題を入手したということを認めた、ということですね!」

ジーザスは、文科省にその金が渡っていることを知りませんでした。

彼もまた、権力に利用されていたのです。

スクープ、そして…

連載班の仕事を滅茶苦茶にされて、春樹はジーザスの著書をゴミ箱に投げ捨てて「バカみたいだ」と吐き捨てました。

しかし、イーストは前代未聞のスキャンダルを暴き、ケイトは久々に広告の“右トップ”をゲットしたのです。
ケイトは尾高に、ジーザスの言葉を伝えました。

「世の中には“知らなくていいコト”があるって、言ったの。でも、私には“知らなくていいコト”なんて、ないの」

「みんな喋ったけどな…」

尾高の持っている情報に物足りなさを感じていたケイトは、彼に頼んで事件現場のキャンプ場に向かったのです。

「乃十阿の事件、私もっと知りたい」

辿り着いたのは、荒れ果てたキャンプ場の跡地でした。



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【知らなくていいコト】4話の感想

凄いゲスト連れてきたなぁ!と思いました。

ジーザストミオカこと、新納(にいろ)慎也さん。

その芸歴はどこから説明したらいいかわからない程に多彩ですが。

かいつまんでいえば、NHKの歌のお兄さんで、トップクラスのミュージカル俳優で、「エリザベート」の初演時に出演していて、「仮面ライダーキバ」でレギュラー出演を果たし、大河ドラマ「真田丸」ではかつてないほど強烈な豊臣秀次が視聴率を押し上げた伝説をつくった、というとんでもない人です。

いい意味で大仰な芝居がかったキャラのジーザス富岡をナイスな濃さで演じていましたね。

そういえば、図書館長役の長野里美さんも「真田丸」仲間です。

ちょっと前には「G線上のあなたと私」でいい具合の姑さんを演じていました。

そのあたりに居そうなひとをさらっと演じることに長けた女優さんです。

さらに、編集部の記者やカメラマンたちが個性豊かにいい仕事してました。

ケイトだけがスクープを取ってきたわけじゃなく。

連係プレーが見事だ、ということですよね。

しかし、その余波を受けた春樹は、気の毒すぎる…。

ケイトはいい意味でフラットなんでしょう。

仕事と、プライベートは別!とすでに割り切っている感じが、余計に彼を苛立たせている感じがして、痛いなぁ、と。

そうそう。

もう一人、濃い人がいました。
黒川=山内圭哉さん。

流れの中で一人関西弁喋り倒してまくし立ててるのに群像劇の中で違和感なく馴染んでるのが、凄い。

そして〆の岩谷編集長=佐々木蔵之介さん。

何でしょう、彼の声音の説得力。

もともと不思議な周波数の声の人だと思っていたのですが。

彼がばしばしと指示を飛ばすと、周囲の空気がぐるりと渦を巻いて凄い速さで動き出します。

本気で週刊誌作ってる感が画面からびしびし伝わってきて…模擬でもいいから、週刊イースト、その記事をネット上で良いから公開しないかなぁ、と思ってしまいました。



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【知らなくていいコト】4話の視聴者の声


↑ 確かに彼にも問題はあったけど、現状、ケイトがいろいろと酷過ぎるので、彼に新しい春が来ればいいなぁ。


↑ 彼らは、どうなっちゃうんだろう。それが不正だと知らなかったら悲劇がここにも起こる予感。


↑ こういうところが良いのです!


↑ 口調というか、テンポが独特で良いなぁと。


↑ 尾高の株、爆上がりなう。


↑ え、ちょ、この推理凄い!


↑ 確認して見たらほんとにそうだった…すごいなぁ、よく気付いた!

まとめ

面白いコンビネーションが見られた取材方法とか。

もしかして大石静さん、マジで文春を取材しているのでは、と思ってしまいました。

話が進むにつれて、記者たちの個性が際立ってきましたね。

福西君とか、何かやらかしそうで目が離せない、と思ったら、愛花ちゃんが伏兵でした!

ケイトと春樹の破局に気づいたのか、彼にアタックし始めるようです。
いや、むしろガンバレ、と思いますが。

春樹の屈折がどんどん酷くなり、また、それも無理はないなぁ、と思うほどのケイトの天然ぶりに、観る側もイラっとするほどで…。

よく言えば天然?
傍若無人ともいえる振舞いに、春樹はまだ翻弄されちゃう若さがあるよなぁ、と思った次第。

そろそろ中盤で、毎回の事件に加えて乃十阿徹の事件が少しずつ明らかになってきていて、その多層構造的な作り込みと、そのクオリティの安定感に毎回驚かされるのです。