2019年夏ドラマ

【ボイス 110緊急指令室】1話のあらすじネタバレと感想!橘の耳に残された”声”

ドラマ「ボイス 110緊急指令室」第1話が2019年7月14日(土)に放送されました。

うわ、めっちゃ韓国ドラマっぽい!

暗闇に光る色彩や、追い詰められていく描写が見事にオリジナルのそれを継承していて、ぐいぐい引き込まれます。

主人公・樋口(唐沢寿明)の妻・未希(菊池桃子)の悲劇が、この物語の軸になります。

原作があるドラマではありますが、横浜を舞台にして進むその物語はとても、とても濃密な予感。

韓流ドラマの定番ともいえる、たたみかけるような理不尽の連鎖。

原作は今アマゾンプライムで視聴可能ですが。
見たいけど、見てしまったら先が…なんだかもったいない…そんな始まりでした。

ここでは、「ボイス 110緊急指令室」第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

https://dramagazine.jp/voice-netabare/

【ボイス 110緊急指令室】1話のあらすじ(ネタバレ)

始まりの、夜

花火が打ちあがる音が遠くに聞こえる夏の夜___人気のない市場の路地を駆け抜けていく女の影。

破れたストッキングからは血まみれの足がのぞいていました。
恐慌状態の彼女は懸命に逃げ、物陰から夫に電話を掛けたのです。

彼女は樋口未希(菊池桃子)。

夫の彰吾(唐沢寿明)は神奈川県警の強行犯一係の刑事で、間の悪いことに任務中でした。

110番に通報した未希の声を拾ったのが橘ひかり警部補(真木よう子)。

しかし、途切れたその電話にコールバックするようにという上司の指示で鳴らしてしまったその着信音で、未希は犯人に見つかり、面影が消えるほど酷いありさまで発見されてしまったのです。

省吾は容疑者グループを一網打尽にした打ち上げで馴染みの中華料理屋で部下たちと飲んでいましたが…そこに部下の石川(増田貴久)から連絡が入りました。

市場の中で、殺人事件があった…その被害者の持ち物から、未希の財布と、免許証がみつかったのだ、というのです。

まさか___。
半信半疑で現場に辿り着いた彼の目の前にあったのは、その日誕生日の省吾のための差し入れの弁当がぶちまけられた跡、そして、シートに覆われた未希の亡骸。

「助けてください…お願い、助けて!」

その残された最期の声が、三年後に橘と彰吾を結び付けることになるのです。

消された証拠

彰吾を含む神奈川県警港東警察署・強行犯一係は未希殺害の容疑者として“相良卓也(平原テツ)”という男を逮捕しました。

事件当日の防犯カメラの映像と、その犯行時に着用されていたと思しき血まみれのコートがその部屋から見つかったのです。

その現場で激昂して思わず彼を殴りつけた彰吾でしたが。

思わぬどんでん返しが…。

相良を裁くはずの法廷に、通報時の証人として呼ばれた橘でしたが。

事件当夜の通報の記録が途中でぶつりと途切れて、橘が確かにあの夜聞いたはずの「調子に乗るからだ」という犯人の声は消されていました。

そして、彼女が聞いていた殺害時の容疑者の声___それは相良のものではなかった、と証言。

30代半ばの男性、しかし相良より低く、顎からカチカチという音がしていた、というのです。

傍聴席でそれを聞いていた彰吾は「なぜ相良をかばうのか?本当のことを話せ!」と橘に詰め寄ります。

「私が話していることが真実です!」

彰吾は、相良が取り調べで“犯人しか知りえなかったこと”を話していたのを聞いていたのです。

その暴挙をとがめられ、退廷を命じられた彰吾と、ただ呆然とする橘の、それは最悪の出会いでした。

そして、三年後

再開発が進む横浜の下町で、彰吾は強行犯係を外され、制服警官としての日々を生きていました。

部下だった石川らと協力して街の“悪”を追い詰める地道な捜査をしていたのです。

目的は、未希殺害の容疑が晴れて横浜に舞い戻ってきた相良をみつけること、そして、未希を殺した真犯人を捕まえること…。

その姿はかつての異名“ハマの狂犬”そのものでした。

しかし、かつての部下たちはその頃横浜で続いていたバラバラ殺害事件の捜査で多忙を極めていたのです。

机上に広げられた新聞の一面を占めていたのは、頭を殴られてバラバラにされた女子大生…三人目の被害者の記事でした。

“ECU(Emergency Call Unit)”発足、目前

未希が亡くなった現場に、白いユリの花を供えて手を合わせる女性の姿___橘ひかり警部補は三年後に警視となり、科捜研・音声分析研究院の職を経て港東署緊急指令室の室長に着任するにあたり、“ECU”を設置することを提唱していました。

通報から三分で現場到着、五分で現場を確認、十分で犯人を逮捕する、という初動捜査の緊急性を強く訴え、強行犯一係・係長の沖原(木村祐一)に反発されていました。

「俺らをこき使う気か?!」

港東署の田所署長(小市慢太郎)も「従来通りではいけないのか?」と懐疑的ですらありましたが、橘の脳裏には常に未希の事件があり続け、二度と同様の被害者を生まないために、とあらゆる研鑽を積み重ねてきた結果の提言だったのです。

指令室の機能強化と、連携して迅速に動く新たなチームを作るのだ、と彼女は言いました。

再会

石川によって橘が希望して港東署に戻ってきたことを知った彰吾は、彼女がいる緊急指令室に怒鳴り込んできました。

ちょうど署長らが現場視察をして居合わせたのですが。

そこに一本の緊急通報が。

一人の女性が、助けを求めて電話をかけてきたのです。

荻原夏美、誘拐事件の被害者でした。

誘拐事件、発生

その女子大生はネットで相談に乗ってくれた、という男に誘い出されて駅で落ちあい、しかし話すだけ、という約束だったのが殴打されてどこかもわからない古いビルに連れ込まれたのだと言います。

荒果てた部屋にはビニールシートが敷かれ、カバンには包丁が何本も収められているのだと。

通話している携帯電話のGPSの信号を絞り込みながら、巧みに夏美の話を聞きだす橘の様子を、彰吾もじっと見つめていました。

夏美を誘拐したその男(般若)は、その廃ビルの中に写真の暗室を作っており、夏美は彼の眼が離れた瞬間に窓からコンクリートブロックを投げ捨てて逃亡したと見せかけて、通報してきたのでした。

午後7時15分、“コード0”発令。

まさに橘が想定していたECUが出動すべき案件と認定されたのです。

ECU、出動

ガラスの外からその様子を見ていた彰吾に、橘から出動命令が下されました。

「なんで俺が?!」

反発する彼に、橘はクリアに答えました。

「これからは私が指揮を執ります。一刻を争う事件だからです」

10分を過ぎたら、被害者が危険にさらされる、そのことはよくご存じのはず___その橘の言葉にかぶさるように、弱弱しい声が指令室に響きました。

「警察はいつ来るんですか…?私、怖いんです…!
助けてください、お願いです!」

その声に、あの日の出来事がフラッシュバックする彰吾。

橘に反発しながらも駆け出すその姿に、石川も「兄貴!」と後を追うのでした。

勝手な命令を出した橘に反発を隠さない沖原でしたが、彼女は言いました。

「あと10分、視察を続けてください。かならず、通報者を救ってみせます!」

それは、信念に裏打ちされた言葉でした。

街に飛び出していった彰吾に、石川は「あの女は自分のために兄貴を利用しようとしてる!」と言いますが、彰吾は強い瞳で彼を見て言いました。

「助けてくれ、って言ってんだよ」

それはあの日、助けられなかった未希への思いも込めた言葉でした。

手掛かりを求めて

夏美の証言で「赤い橋」と、「きらきらした何かが光ってた」という手掛かりをつかんだ橘は、夏美の電話の向こう側に聞こえる微細な音に気付いたのです。

午後7時18分、事件発生から3分経過。

彰吾らは指定された再開発エリアに到着し、検索を開始していました。

橘は、夏美に「もう少しの辛抱です」と励まし、その気力が萎えないように支えていたのです。

彰吾らは「きらきらした何か」の正体を探して商店街の中を駆け回っていました。

連れ込まれる時に見たのなら、派手な電飾か?と辺りを付けて走ったのですが、人が減った街の中にそれらしいものは見当たりませんでした。

そして、彰吾は無線を通じて疑問を橘にぶつけていました。
「なんで床にビニールシートを敷いているんだ?」

後にそれは大きな手掛かりになっていったのです。

そのころ、夏美は橘の指示に反してビルの中を動いていましたが、犯人が戻ってきてしまったことに気づき、物陰に身を隠しました。

彼女がいたはずの三階に誰もいなくて、暴れ出した気配が伝わってきたのです。

夏美は犯人がしつらえた暗室の仄暗い赤い部屋の中で息を殺して恐怖と戦っていました。

(彼女は三階以上の高さのあるビルの中にいる)

その手掛かりをもとに、彰吾らはさらに包囲網を狭め、聞き込みをする中で、派手な電飾のある風俗店が浮かび上がり、さらにその店長は過去何度も検挙されていたという事実が判明したのです。

諦めない心

「警察はまだですか…?」

夏美は、自分の過ちからさらなる危機的状況に陥っていることを悔いていました。

そして、母親からも「おまえはいつも人の言うことを聞かない、素直にならないといつか痛い目に合う」と苦言を呈されていたことを吐露したのです。

そんな母親よりも、ネットの中の誰とも知らない男を信じてしまったから、こんなことになったのだ、と嘆く彼女に、橘は「失敗しても良い」と優しく諭すのでした。

「失敗したからこそ、気づくことがある。
私も、取り返しのつかない失敗をした。
でもね、絶対に諦めない。
諦めない限り、かならずやり直せる。
だから、諦めないで___いい?」

その言葉に落ち着きを取り戻した夏美。

橘は冷静に彼女の向こう側にある音を聴いていました。
金属の音、犯人が近づく気配、そして体を縮めて身を隠す夏美の目の前を通り過ぎていく足音。

彼は一度部屋を出たのですが。
そのドアの前に落ちていたストラップのちぎれたパーツをみつけ、にやりと笑うのです。

つながる、点と線

目の前を通り過ぎた男の手にあったのは「何かが付いた長い木の棒」という夏美の証言から、それが恐らく50センチほどの長さのあるハンマーではないか、と橘は思い至ります。

そして沢山の包丁が入ったカバン。
床に、ビニールシート___それらがつながると、連続女子大生バラバラ殺害事件に結び付くのです。

そして、響く足音。
「夏美さん!いますぐそこから逃げて!」

しかし、その瞬間夏美の頭上から「見ぃつけた~」と男の声がしたのです。

一番近くにいる者

(やめてぇ!お願い…!)

男が気づかなかったスマホから、夏美の悲鳴が聞こえてきました。

引きずられ、暴行されている様子が伝わってきます。

連続殺人事件の被害者たちはみな頭部に陥没骨折の痕がありました。

ハンマーによる殴打だったとしたら…夏美の命はもう風前の灯です。

強行犯一係の沖原は、既に内偵している容疑者と思しき人物は特定されており、それとは違う人物が今回の事件を起こしているという橘に激怒しましたが、彼女は引きません。

そこに、現場に肉薄しているはずの省吾から無線が入りました。

犯人は厳重に証拠が残らないよう計画を立てているに違いない、港商店街跡地は、現在再開発のさなかで、一般人は立ち入れないことになっているのだ、と。

「誰にも邪魔されず、思う存分“殺し”を楽しむことができる」

そこにあるはずの、きらきらした“何か”___それさえわかれば、彼女の居所が特定できるはず。

「お前も深呼吸しろ!」
彰吾の声に、橘はハッとしました。

「落ち着け!
見えるものも見えてこない。
いいか、お前は通報者の一番近くにいるんだ!
きらきらした何かを突き止めろ。
俺が必ず救い出す!」

その言葉に、目を閉じて耳を澄ませる橘。

ずっと聞こえていたあの音。

そして“港商店街跡地”というヒントから、思い至ったのは水槽の水音。
そこに反射した光。

犯人は、アクアショップの跡地にいる。

「信じてください!」

その橘の声に突き動かされるように、彰吾は闇の中を疾走するのです。

その頃。

殴打され気を失っていた夏美は、うっすらと目を開けました。
ビニールシートに横たえられた彼女の視界にあったのは、カバンからこぼれた写真の数々…若い女性たちが、まさに今の夏美のように転がり、血まみれの無残な姿になっているそれを見ていた彼女を…見下ろしていた、男。

「一発だ」
そう言い放った彼は、手にしたハンマーを振りかざし____?!

午後7時25分。
誘拐事件発生から10分経過、そして…。



スポンサーリンク

【ボイス 110緊急指令室】1話の感想

うわぁ、凄いところで1週間生殺し状態に入りました。
夏美が助かるのか、彰吾は間に合うのか?!

どちらかというとフジテレビ系かなぁ、と思われるテイストですが、テンポよくぐいぐい引っ張られる感じは物語に集中できて小気味よいですね。

脚本の浜田秀哉さんは警察ドラマでは「相棒」や、「絶対零度」なども手掛けているとのことで…これは期待できそうだなぁ、と思える初回でした。

さて、唐沢寿明さんが1月期の冷徹な検事から熱血な刑事に変身して“戻ってきた”感がありますね。

そういえば4年前のラストコップも日テレでした。
随分と趣は違いますが、暴走系の刑事という共通項であれこれ妄想してしまいます。

韓国の警察ドラマはミステリアスな伏線や、社会的な理不尽がそこかしこにちりばめられ、そこにキャラ立ちした人物がそれぞれの思いをぶつけるように演じるケースが多いのですが。

唐沢さんと真木さんの対比は、そのテイストを見事に継承して物語の大きな軸になっていますね。

橘も、未希を助けられなかったことを悔いて、取り戻せないまでも同じ轍は踏まないと誓い、三年間を生きてきたのです。
真木さんの、凛とした表情はピッタリだと思いました。

彼らが追い求めてきた、未希を殺した男には辿り着くことができたのか…そして、その心の傷が少しでも癒える瞬間は、訪れるのか。

オリジナルの韓国版を見たくてむずむずしてしまいます。

韓流ドラマでも、こうした警察ドラマは秀逸なものがとても多いのだとか。

リメイクだとしても、そこにきらりと光るお芝居や表現が見られるのであれば、それはとても贅沢なことだと思いました。

それにしても「生殺し」感半端ない終わり方です。
ちゃんと続きを見るから、そういうのやめてくれないかな~>日テレさん!



スポンサーリンク

ドラマ【ボイス 110緊急指令室】の見逃し動画を無料視聴する方法

放送から一週間以内の場合、Tverや日テレ無料!TADAで無料視聴することができます。

Tverで無料視聴する

日テレ無料!TADAで無料視聴する

放送から一週間以上経過している場合、Huluで無料視聴ができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
【ボイス 110緊急指令室】1話を見逃した方へ!動画の無料視聴はこちら!

【ボイス 110緊急指令室】1話の視聴者の声


↑般若さん、実はテレ東金曜深夜の「Iターン」でも個性の強いヤクザを演じています。
でもこっちの方が数倍怖い…!


↑彰吾を慕う石川君が連発していましたが、今どきあんまり言わないよね、この敬称。
韓国ドラマの上下関係を意識しているのかな、と。


↑確かにシャイニングっぽい!


↑象徴的な映像がとても美しかったな、と。


↑同じこと思ってる人がいました!もはや懐かしい。


↑ご本人さま降臨!

まとめ

未希が犯人に見つかるきっかけになったコールバックを、橘は“危険だ”として拒みましたが、上司の命令でかけざるを得ませんでした。

その上司・手塚を演じていたのは大塚ヒロタさん。
名バイプレーヤーとして知られた役者さんです。

最近では「家政婦のミタゾノ」や映画「キングダム」、少し前だと「シン・ゴジラ」や「アイアムアヒーロー」、「図書館戦争」シリーズなどにも出演しています。

どちらかというとオーラを抑えて周囲に溶け込むといった風情のお芝居をされる方です。
まるでウォーリーのようにそこにいるので、見つけると「おお!こんなところにも!」と嬉しくなってしまう役者さんです。
ご注目ください。

また、誘拐された被害者の女子大生・荻原夏美を演じていたのが吉川愛さん。

旧芸名は吉田里琴(りこ)といいますが、彼女は三歳から子役で活躍していたというキャリアを持っています。

ちょうど10年前、榮倉奈々さん主演の「メイちゃんの執事」で天才少女みるくちゃんとしてブレイクした可愛いツインテールの女の子でした。

余談ですが、その彼女についていた“執事”がデビュー間もない、ブレイク寸前の鈴木亮平さん。
その肩にちょこんと座っていた彼女がこんなに美人さんに成長していたのかと思うと、感慨ひとしおです。

さて、同じ枠の前作「俺のスカート、どこ行った?」では小悪党(黒幕のなりそこない)を演じていた小市慢太郎さんが港東署の署長さんでカムバック(違)。
若い頃より、髪が白い方が渋くていい味を出していらっしゃいます。

そして何より、誘拐犯改め女子大生連続殺人事件の容疑者である男を演じている般若さん。
ガチでヤバいその表情はお芝居なのか、本性なのか…名作サスペンス「シャイニング」にせまる怖さでした。

来週の展開が待たれますね。
一週間が長そうです…。