ここでは、NHK朝ドラ「エール」第4週「君はるか」19話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
国際作曲コンクールで入賞し、イギリス留学に招待される裕一(窪田正孝)。
しかし養子話を断るわけにもいかず悩む裕一は、藤堂(森山直太朗)に相談すると留学することを進められます。
その頃、音は新聞で同年代の裕一が国際作曲コンクールで入賞したというニュースに興奮し、裕一に手紙を書きその思いを綴りました。
裕一の元を突然三郎(唐沢寿明)が訪ねて来ます。
三郎は裕一の入賞を喜んでくれ「俺に任せろ!」と言うのでした。



朝ドラ「エール」 19話のあらすじ(ネタバレ)
音(二階堂ふみ)は裕一(窪田正孝)へ書いた手紙の返事が来ないことに落ち込んでいました。
落ち込みながらも岩城(吉原光夫)の仕事の手伝いをする音。
昔は作業場に入ることを禁止していた岩城も、最近は人手が足りず音に手伝ってもらうようになっていました。
「ねえ、岩城さん。岩城さんはなんで結婚せんかったの?」
「女には興味がない。」
「そう?お母さんのこと、どう思ってんの?」
「別になんも…。お嬢は結婚せんのか?」
「うん。歌手になるから。」
「残念だな。お嬢は筋がいい。安隆さんの腕を継いでる。」
「昔は作業場に入っただけで怒ってたのに。」と笑う音。
そこへ、吟(松井玲奈)が1通の手紙を持って駆け込んできます。
「音!来たわよ!!」
音の元に裕一からの手紙が届いたのです。
その手紙を早速読む音。
「お手紙ありがとうございました。たくさんの手紙の中で特別に私の心に喜びを与えてくれました。竹取物語という共通点、音と言う名前、そして何よりあなたが歌手を目指しているということに心惹かれました。」
「あなたの好きな詩と音域を教えていただければ、あなたのために曲を作りたいと望んでいます。」
その裕一からの手紙を読んで「やった!!やった!!やったー!!!」と全身で喜ぶ音。
「私のために曲を書いてくれるって!!詩、詩、何がいい?」と梅(森七菜)に相談します。
すると梅は書棚から「君はるか」という詩を音に渡すと、早速裕一にまた手紙を送る音。
その手紙を受け取った裕一は「君はるか」の詩を読んで、その美しい詩からすぐにメロディーが浮かんできます。
仕事中にもかかわらず、その浮かんでくるメロディーに酔いしれていると「留学など絶対に許さんからな!!」という茂兵衛(風間杜夫)の声で我に返る裕一。
「すぐにでも養子縁組の話を進める。以後お前の父親は私だ。三郎ではない。」
銀行の外には茂兵衛を説得できなかった三郎(唐沢寿明)が小さくなっていました。
「りゅ、留学に反対ですか?」
「当然だ!お前は権藤家の跡取りだ。音楽家にするために養子にするのではない!」
仕事が終わると裕一は三郎と飲みに出かけます。
「すまねえ。とりつく島がなかった。」
「大丈夫。期待してなかったから。伯父さんが反対するのは当然だよ。」
「おめえ、ずいぶん冷静だな?これはお前にとって人生最大の好機なんだぞ?」
「分かってっけど、実は…。」
裕一は家に三郎を連れて行き、音からもらった手紙を見せます。
「この手紙、素敵だろ?彼女だけが俺の音楽に興味を持ってくれたんだ。」
「おめえ、恋してんのか?手紙だけの女に?」
三郎はあったこともない音に恋をしている裕一に驚きます。
三郎は喜多一に戻ると、まさ(菊池桃子)に裕一を留学に行かせてあげることが出来ない苦悩を話します。
「一度、金のために魂売っちまったらもとに戻せねえんだなぁ。茂兵衛兄さんに何も言えなかった。」
「裕一は?」
「冷静だった。それにあいつ、こんな時に文通相手に恋してやがる。」
「とぼけてるって言うか、大物って言うか…。」
「ああ~。行かせてやりてえ!」
その頃、音は裕一からの手紙で留学を家庭の事情で反対されていることを伝えていました。
「信じられない!どんな事情があってもこんな機会を逃すなんて考えられん!!」
その後も裕一と音は数えきれないほど手紙を交わしました。
自分のことを何でも手紙に綴りました。
その裕一からの手紙を音から見せられた御手洗(古川雄大)は裕一の手紙に感極まっています。
「やっぱり、ファンタスティックな音楽を想像できる人はハートもビューティフル!!あなた、素敵な人に出会ったわ!」
「ただ、彼は留学したら5年は帰って来ません。5年。」
「だったら、あなたも行ったらいいじゃない!!」
その言葉に感化された音は光子(薬師丸ひろ子)にイギリスに行きたいことを伝えます。
「あなた、いくらかかるかわかってる?裕一さんはちゃんと賞をとって入学許可をとってお金をもらって行くの。あんたが行ってもなんも学べんわよ!」
光子の正論に何も言えない音。
そしてそんな中、喜多一に想像だにしない知らせが届くのでした。
朝ドラ「エール」 19話の評価評判は?
#エール こういう手書きの手紙って不思議と相手の気持ちが伝わったり、自分の気持ちを伝える暖かさがあるよね pic.twitter.com/dS6Vp2h3Iw
— saikan (@hiropart218) April 22, 2020
冒頭から、ミュージックティーチャー御手洗、おもしろすぎ!
「彼にとってはありん子の中の一匹、宇宙のまたたく無数の星の中の星くず、いや、数の子の中の一粒くらいよ。」#エール #古川雄大 pic.twitter.com/6vlQsrbMmv— blues安兵衛 (@1968Wizard) April 22, 2020
裕一、ヒマな職場で良かったなぁ〜♬と、思ってからの〜
いきなり茂兵衛#エール pic.twitter.com/T7xz6pTrA3— ちんみ (@chinmidayo) April 22, 2020
良い知らせである事を祈る#エール pic.twitter.com/3vp09LIMOr
— uni (@uni12060099) April 22, 2020
まるで自分が手紙もらったような
ミュージックティーチャーw#エール pic.twitter.com/bEvIQCEV1u— uni (@uni12060099) April 22, 2020
手書きの手紙は一文字一文字にも思いがこもるからイイね。
今のメールやLINEのやり取りは簡便な分軽い。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/3Q9K31Bm1Y— マルマルコ (@marukodorama) April 22, 2020
朝ドラ「エール」 19話の感想
まだ手紙のやり取りをしているだけの裕一と音ですが、もうふたりは恋に発展していますね!
それだけ裕一と音が、音楽への思いにあふれていてお互いに共感するところがあったのでしょう。
裕一と音の実在モデルである古関裕而さんと内山金子さんは、実際に愛にあふれた手紙のやりとりを何度もしていましたので、すごい出会いです。
ふたりは3ヶ月の文通の後にスピード結果をしていますが、裕一と音はどうなるか気になります。
裕一は、音のことで頭がいっぱいで茂兵衛が留学を反対していることはさほど耳に入ってきてないようです。
やはり、三郎には茂兵衛のことを説得することは無理でした。
三郎の「俺に任しておけ!」はあまり期待していませんでしたが、やはりだめでしたね。
三郎もまさも裕一の偉業を喜んでくれていますが、喜多一を守るために苦悩している様子に、裕一への愛を感じます。
ここにきて裕一の人生が目まぐるしく動いてきて展開が早いです。
これから、養子の話、イギリス留学、音との恋と気になることがたくさんあります。
音は裕一との手紙に夢中になり、一緒にイギリスに行くことまで考えだしましたがどうするのでしょうか?
まだ1度も会ったことのないふたりがここまで惹かれあうのはすごいですね。
ラストの三郎に届いた驚くべき知らせとは何でしょうか?
三郎の驚き具合がすごかったです!
明日の放送を楽しみに待ちましょう。


朝ドラライター

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