ここでは、NHK朝ドラ「エール」第5週「愛の狂騒曲」24話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
三郎(唐沢寿明)が豊橋までやって来て、光子(薬師丸ひろ子)・音(二階堂ふみ)・裕一(窪田正孝)の4人での話し合いが始まります。
すると音に運命を感じていた裕一は突然音にその場でプロポーズ!
光子と三郎は反対し口論を始めますが、2人の決意は固く光子も2人の結婚を認めます。
そして、三郎は古関家と権藤家の説得を頼まれてしまうのでした。



朝ドラ「エール」 24話のあらすじ(ネタバレ)
三郎(唐沢寿明)は一晩、関内家の世話になることにします。
「伯父さん、大丈夫かな?」と音(二階堂ふみ)との結婚を茂兵衛(風間杜夫)が許してくれるかどうか心配する裕一(窪田正孝)。
「任せておけって。俺が親として出来る最後の務めだ!」と言う三郎。
その夜、三郎が大きないびきをかいて寝るのを見ていた裕一はふとメロディーが思いつきそのいびきから曲を作ります。
そして、次の日に三郎は福島に帰って行きました。
音は演奏会に向けて、裕一が曲をつける歌詞を考えていましたが上手く行かずに吟(松井玲奈)に愚痴をいいます。
「何かさ~。しみったれた詩しか浮かばん。もっとお父さんの魅力を伝えたいのに。」
「亡くなって何年になるんだっけ?」
「7年…。思い出すことも少なくなったよね。」
「そう?私は年をとるほど思い出しちゃう。長女だもん。婿を取って家を守る責任がある。お父さんを早く安心させたい。」
「そうか。応援する。」
そこへ梅(森七菜)が帰ったため、歌詞を考えるのを手伝ってと頼む音なのでした。
一方、福島に着いた三郎は裕一の結婚についてまさ(菊池桃子)と浩二(佐久本宝)に話しますが大反対に会います。
「おめえに迷惑かかんねえだろうが!何気に入らねえんだ?」
「甘いよ!兄さんは権藤家の財産を継ぐ人なんだ。もしかすっと何か企んでるかもしんねえ。」
「俺はこの目で見てきたんだ!あいつらは大丈夫だ!!」
「そうやって一体何度騙されてきたんだよ!」
するとまさも今回は大きな声を出して反対します。
「今度ばかりは、私も浩二に賛成!一緒に住まないのに結婚するなんておかしいわ!」
「俺は約束してきたんだ。結婚を許してやっぺ。祝福してやっぺよ!今回は俺も折れねえからな。」
演奏会の詩は梅が書くことになりましたが、全く良い詩が思い浮かびません。
そして、文芸雑誌に16歳の少女が新人賞に入賞したことが書いてあり、そのことに焦りを感じる梅。
その頃、裕一は御手洗(古川雄大)の所で演奏会で披露する曲を考えていました。
「いや~。先生のおかげではかどりました。」
「こちらこそサンクスよ。ファンタスティックなタイムだったわ!これ、いいの?」
御手洗は裕一が冗談で作った三郎のいびきを曲にしたものピアノで弾き始めます。
「最高!プログラムに入れましょう!!」
そして、裕一は御手洗にある疑問を投げかけます。
「どうして、先生と呼ばれることが嫌なんですか?」
一瞬、御手洗の顔が曇ったため「あ、いや。いいんです。ごめんなさい。」と言う裕一。
「ほら、私こんなんでしょ。学校で先生に男なら男らしくしろって殴られた。泥水を飲まされたこともあったわ。どうしようもないのにね。幸い両親は認めてくれて海外に行かせてくれたわ。」
「もちろんあっちでも、東洋人だって差別も受けたわ。だけど、あっちは結果を残せば認めてくれるの。死に物狂いで頑張ったわ。」
「す、すごいですね。ミュージックティーチャー…。」
「私は恵まれていた方。みんな隠して生きてるの。先生って言葉が嫌いなのは昔の辛い記憶を思い出すからってわけ。」
「音さんにも言っておきます!」
「やめて。湿っぽいのは嫌いなの。私は、音楽と出会って救われた。自分の存在を認められた。あなたには、私みたいな辛い思いをしている人たちに力を与える曲を作って欲しいの。どう、トライしてくれる?」
「はい!」
裕一は御手洗の所から関内家に帰ると、誰もいません。
作業場や家の中に誰かいないか探す裕一。
すると梅だけが部屋に1人でいました。
突然入って来た裕一に驚く梅。
「わあ!何ですか?不法侵入ですよ?」
「えっ…。あれ?みんなは?」
みんなは仕事や買い物で外に出ていました。
梅は音から頼まれていた詩を書いていましたが、なかなかはかどっていない様子です。
「あの、質問があります。作曲ってどうやっとるんですか?」
「う~ん。曲作るときか…。大体何かきっかけがあったらこう、バーンって曲が降ってくる感じ?」
「例えば?」
「この前、うちの父さん来たでしょ。その時にいびきを聞いて、あ!これだ!!っていう。そういう。参考になる?」
「全くならん。」
「何でそんなこと知りたいの?ほら、2人だけの秘密にすっから。」
すると梅は一冊の文芸誌を裕一に見せます。
そこには16歳の少女が小説の新人賞を取ったことが書かれていました。
「16歳で賞を取る子がいるのに、私は一度も最後まで書けたことがない。裕一さん、さっきバーンと降ってくるって言っとったけどどんな感じ?」
「何かきっかけがあると丸々一曲書けることが多いかな?」
その裕一の才能に驚き、自分の才能のなさに落ち込む梅。
そんな梅に裕一は音楽を一度諦めたことがあり、失恋がきっかけでまた曲を作り出したことを話します。
「いろんな人から音楽学校を出ないと作曲家にはなれないって言われてきたけど、でも今プロになる最後のチャンスが目の前に広がってる。」
「何でそんな時にここにいるの?」
「だって…。音さんいないと曲かけないんだ。」
「えっ?」
「物を作るには、何かのきっかけとか繋がりが必要なんだ。ほら、梅ちゃん今自分の中から出そうとしてるけど、外に目を向けてみるといいかも!」
「なるほど!参考になった!!」
裕一のアドバイスに笑顔になる梅。
馬具の納品に出かけていた音と光子は、帰りに安隆(光石研)の墓参りに寄って行きます。
音は安隆の墓前でたくさんのお願い事をします。
「多すぎ!!」と笑う光子。
光子は「寂しくなるな…。音がいなくなると、寂しくなる。」と呟きます。
「どこに行っても私の故郷はここしかないんだもん。帰って来る。」
「音、忘れないで。お父さんもお母さんもあなたをいつでも見守っている。絶対に忘れないでね。幸せになるんだよ!約束だからね!!」
「うん!!」と力強く返事をする音。
音が家に戻ると三郎から電報が届いていました。
裕一とその電報を見ると「万事良し。すぐ帰れ。」と書いてあります。
「しかし、本当に良かったわ。あの男、口だけと思っとったけど!」と言う光子。
安心する音と光子でしたが、裕一だけは一抹の不安を隠せないのでした。
朝ドラ「エール」 24話の評価評判は?
本当大丈夫かな~(^_^;)#エール#朝ドラエール pic.twitter.com/IJ9ZBAbxZR
— ジークイオン (@710Sakurai) April 30, 2020
#エール【今明かされる黒歴史】御手洗ティーチャーは かつて自分が「先生」と呼んでいた人物から「男なら男らしくしろ!」と殴られたり「これを飲めば治る」と泥水を飲まされたりしていた。だから自分が先生と呼ばれることに異常なまでの拒否反応を示すんだね。想像以上にツラい理由でした。ビックリ! pic.twitter.com/urjwykInLH
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 29, 2020
裕一は梅に認められた♪
親和度が増した!#エール#朝ドラエール pic.twitter.com/ibRGmlqN0C— ジークイオン (@710Sakurai) April 29, 2020
「あなたには、私みたいな辛い思いをしている人たちに力を与える曲を作って欲しいの」
裕一さんに託された想い…御手洗ティの「先生」についてのお話は、藤堂先生と出会ったときの裕一の姿を思い出しました…
御手洗ティの想いも裕一さんの作る曲に込められて行くんですね#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/zVwAZMi298— いねまき (@inemaki) April 29, 2020
未来の義兄妹、仲良し(´∀`*)#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/fUcH78jxrc
— まっつん (@mtmt__tmtm) April 29, 2020
エール。梅ちゃんのお芝居結構好きだな。自分を素直に出せなくて、ツンとした態度。いつも冷静で現実みて、夢見る姉の音ちゃんとは正反対。お姉ちゃんにお願いされた作詞。陰で努力して歌詞を書こうとしてるところ、素直で可愛い本当に文が好きなんだろうな〜 pic.twitter.com/Zcfztol4LU
— さやか (@samamnos) April 29, 2020
私は質問に質問で返してもいいと思うなー
唐突に聞かれると
その意味や言わんとしてること知りたいし…‥ラストの裕一くんのやや複雑そうな顔がいい#エール pic.twitter.com/8D9aqEhFjC
— カシス☆ (@cassis_orange7) April 29, 2020
朝ドラ「エール」 24話の感想
福島に帰った三郎ですが、早速まさや浩二から裕一の結婚を大反対されていましたね…。
権藤家が一番の問題なのに、すでに古山家のみんなからも反対されていますがどうするのでしょうか?
三郎の「俺に任せておけ!」はあてにならないと思っていましたが、やはり裕一の結婚の説得は大変そうです。
しかし、豊橋には「万事良し。帰って来い。」と電報が来ていましたが本当に万事良しなのか疑問です。
1人では説得できないから裕一に帰って来て欲しいということなのではないかと予想します。
音と光子は三郎の「万事良し」という言葉を信じて喜んでいましたが、裕一は少し不安そうな顔をしていましたね。
演奏会が終わってから、福島に帰った裕一がどうなるのか心配です。
今日は、梅が裕一に小説が書けない悩みを相談していました。
今まであまり自分の弱みを見せなかった梅ですが、裕一には素直に話していましたね。
曲を作るときにどんなふうに思いついているのかなど、小説を書くことと共通点があるのかもしれません。
裕一はいつも自分の中から曲を考えるというよりも、日々の出来事や友人、家族など何かのきっかけがあって一気に曲が降ってくることがほとんどです。
これはやはり裕一の才能なのでしょう。
梅も裕一のアドバイスがとてもためになったようなので、これから外の世界から影響を受けていい物語が書けるといいですね。


朝ドラライター

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