ここでは、NHK朝ドラ「エール」第6週「ふたりの決意」26話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
裕一と音はふたりの初めての演奏会に挑みます。
しかし、音は練習のし過ぎで当日喉を痛めてしまいます…。
演奏の途中で声が出なくなってしまった音を「声が出なくても、かすれても大丈夫。音楽は心だ。僕もついてる。」と励ます裕一。
裕一に励まされた音は父に捧げる曲を見事に歌い上げます。
そして演奏会が終わり、音は東京へ、裕一は福島へ向かうのでした。



朝ドラ「エール」 26話のあらすじ(ネタバレ)
福島の古山家では、その日帰って来るという裕一(窪田正孝)のことを家族揃って待っていました。
しかし、いくら待っていても裕一は帰って来ません。
裕一は福島ではなく川俣の家に戻っていたのです。
川俣銀行の面々から「まさか、実家さ寄ってこなかったの?」と言われる裕一。
古山家では茂兵衛(風間杜夫)がもう我慢の限界でした。
「遅い!!!」
まさ(菊池桃子)は怒り心頭の茂兵衛に謝りますが、浩二(佐久本宝)も裕一の行動を理解できずにいました。
「母さんが謝ることじゃねえ。あいつが悪いんだ。この騒動もあいつのわがままのせいなんだよ!!」
「今回のことはそうかもしれないけど、音楽は裕一の努力もあっから。」
「努力?あれ、努力なの?ただ好きなことやってるだけでねえの?もう嫌なんだよ!!何で勉強もしてない田舎者がそんなすげえ賞取るってことになんの?何か…。間違ってる。」
そんな浩二に茂兵衛は話します。
「浩二!結果だ!!過程なんてどうでもいい。結果が全てだ。お前も商売するなら覚えておけ!」
しかし、浩二はその場を立ち去ってしまいます。
「俺と似てるな。賢いが殻が破れん。」と呟く茂兵衛。
その頃、三郎(唐沢寿明)は川俣の裕一の家を訪ねていました。
裕一は電報に嘘を書いた三郎を責めます
「どうして電報に嘘書いたの?」
「すまねえ。おめえを帰すにはこれしかねがったんだ。まさか、母さんが反対するなんて思わなかったからよ~。」
「それなら、そう伝えて欲しかった。」
「そうか?正直に伝えたらおめえ帰って来たか?結婚許すまで帰って来ねえってことになったら大変なことになる。」
「大変なことってなに?」
「留学に間に合わなくなるだろうが!」
三郎はまさが結婚には大反対であることを話し、一緒に福島へ帰って説得をしようと裕一に話します。
説得できなかった三郎を責めながらも「明日帰っから。」と言う裕一なのでした。
一方、音(二階堂ふみ)は東京帝国音楽学校の試験の日を迎えます。
教官から早速「世界に通用しない人材は必要ありません。自信のない人はすぐに出て行って下さい!」と言われていました。
面接を終えて帰ると音は吟(松井玲奈)に面接の手ごたえが悪かったことを伝えます。
「御手洗先生は私に任せておけば大丈夫って言ってたけど、かなり厳しそうだった…。」
「お遊びみたいな所じゃ嫌でしょう?」
「そんでも、不安…。」
「大丈夫って言いたいけど、不安だよね。私も不安。」
それでもお互いに励まし合い明るく前向きな2人。
その頃、裕一はまさを説得するため古山家に帰ってきます。
話し合いを始める裕一とまさ、そして三郎と浩二も同席します。
「母さん。聞いていますよね。なぜ反対なんですか?」
「あなたの幸せを考えてのことよ。」
「私の望みは結婚です。お許しください。」
「あなたは外国に何をしに行くの?そこに結婚は必要?」
「必要です。彼女がいないと曲が書けません。」
「あなたの目指す世界は、すべての人生をささげたとしても一流になれんのはごく一部の人なのよ。過酷な戦いを勝ち抜かなければならないのよ。」
「分かってる。その力の源が彼女なんだ。音さんは信頼できる唯一の人なんだ!!」
その言葉を聞いた浩二は、今までため込んでいた裕一への気持ちをさらけ出します!
「つくづくおめでたい男だよ。自分がどれだけ恵まれてっかわかってる?みんな兄さんの心配をしてんだよ。それなのに文通相手が唯一の信頼できる人だ?それじゃあ、家族は信頼できないってことか?」
「浩二…。」
「父さんや母さんにこれだけ愛されて信用できないってこと?女にうつつ抜かして結婚するなんてどうかしてるよ。もっと感謝しろよ!!おれ、兄さんが嫌いだよ…。いつも家族の中心で。」
「そんなつもりじゃ…。」
「気づいてよ…。もっと俺にも関心持ってよ!!」
浩二は今まで抱えてきた家族への不満を話し、浩二は涙が止まらないのでした。
裕一が部屋で浩二の言葉を思い返していると、浩二が部屋に入ってきます。
「これ、唯一兄さんからもらったものだ。」
そう言って川俣に行った時のおみやげのスノードームを置く浩二。
「浩二…。本当に、ごめんな。」
「謝んなら、家族の幸せを第一に考えてください。」
そう言って裕一の部屋を出て行く浩二なのでした。
朝ドラ「エール」 26話の評価評判は?
#エール
朝ドラエールの裕一は、ダメ男だが、浩二に叱られた位で真人間にならず、ダメ男のまま突っ走ってほしい。安易にいい奴にならず、人間の本質はそんなに変わらないという業を体現して欲しい。窪田正孝さんは、それが出来る素晴らしい役者なのだから。 pic.twitter.com/QjsZkgqYKF— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@ChWjnDVXz3kameF) May 4, 2020
音との結婚も決まり、コンサートも無事に終えて豊橋から福島へと帰ってきた。作曲のコンテストでの入賞金その他諸々含めて現在のお金に換算すると、約2500万円が裕一に支払われることになっており、順風満帆のつもりであったが…。今日はなんだか、嵐の予感。 #エール pic.twitter.com/Ct68fZbZvR
— blues安兵衛 (@1968Wizard) May 4, 2020
#エール
風間杜夫さんの「結果が全てだ。商売人なら覚えておけ。」「浩二は賢いが殻が破れない。俺にそっくりだ」というセリフは、厳しくも暖かい、浩二へのエールだ。 pic.twitter.com/aqo1ElzsXe— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@ChWjnDVXz3kameF) May 4, 2020
こういう「兄弟で優秀な方がいつもチヤホヤされてることに他方が嫉妬する」って、昔はよくあった話よね。今もかな?
実家に残るのがダメな方ってわけじゃないんだけど、嫉妬心に囚われてるうちはダメなんだと思う。#エール pic.twitter.com/IoXHLZcZ8V
— クマっち@モケダイ (@kumacci) May 3, 2020
しょっちゅうケンカするけど仲の良い関内姉妹と、これまでケンカらしいケンカをしたことがなく抑えていた弟の思いが一気に爆発してしまった古山兄弟
今日は姉妹と兄弟の差も表れてたなぁ…#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/UeEWnrh0TY— いねまき (@inemaki) May 3, 2020
浩二も言い切って、ちょっとはすっきりしたかな?#エール#朝ドラエール pic.twitter.com/0McrccCHkE
— ジークイオン (@710Sakurai) May 3, 2020
まささんが言うのは正論だもんな……#エール#朝ドラエール pic.twitter.com/FLzHoV6pDY
— ジークイオン (@710Sakurai) May 3, 2020
朝ドラ「エール」 26話の感想
音との結婚とイギリスへの留学が決まり幸せの絶頂で川俣に帰ってきた裕一でしたが、やはり三郎の「万事良し」は嘘で早くも境地に立たされてしまいました…。
茂兵衛だけではなく、まさと浩二までも音との結婚には大反対です。
たしかに三郎は豊橋で音や光子と直接会っていますが、まさたちにとっては寝耳に水の話ですので、反対されるのも仕方がありませんよね。
裕一にとって音は「音楽の女神」ですから、簡単に手放すわけにはいきません。
しかし、今まで喜多一を守ろうと努力しながら、いろいろ我慢を重ねてきた浩二がとうとう限界を迎えてしまいました。
自分は父から認められないのにも関わらず、いつも裕一の見方をする三郎にも不満はあったのでしょう。
今まで弟の気持ちに全く気づいてあげられなかったことに裕一もショックを受けていた様子です。
一方、音も上京し早速厳しい音楽の世界へと入っていきました。
歌手になり、裕一を追ってイギリスに行くためにもまずは音楽学校で認められなくてはなりません。
いばらの道になりそうですが、音ならきっと歌手への道を着実に進んでいくと思います!
まずは裕一がなんとか結婚をみんなに許してもらわなければなりませんね。
難しそうですが、頑張って欲しいです!


朝ドラライター

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