ここでは、NHK朝ドラ「エール」第1週「初めてのエール」3話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
裕一(石田星空)は両親の愛情をたっぷりと受けて育ち、学校へ通う年齢となりました。
しかし、運動は苦手、武道も苦手、そして緊張すると言葉が上手く出ないため友人からはよくバカにされてしまいます。
心配した三郎(唐沢寿明)は、裕一に「何か夢中になれるものを見つけろ!」と話します。
三郎が初めて西洋音楽のレコードを手に入れ蓄音機で流すと、その音楽に裕一は心奪われるのでした。



朝ドラ「エール」 3話のあらすじ(ネタバレ)
大正8年、世の中は第1次世界大戦の軍需品輸出に向けて好景気に沸いていました。
古山家では、朝食時から裕一が蓄音機で「威風堂々」を聞いています。
三郎(唐沢寿明)に朝から大音量で止めろと注意され、音楽を止める裕一。
すると三郎は間もなく開かれる裕一の運動会について話し始めます。
「裕一、運動会いつだ?」
一気に表情が曇り「えっと…。」と歯切れの悪い裕一。
「安心しろ!お前は俺の息子だ。去年まではあれだったかもしれねぇけど、今年は早く走れる!俺も10歳になったら急に早くなった!」
「そんな話、初めて聞きましたけど…。そういえば運動会、今年は兄さんも来るって。」と言うまさ(菊池桃子)。
茂兵衛(風間杜夫)が運動会に来ると聞き、渋い表情をする三郎…。
裕一は運動会が近づくと、人間は主役とそれ以外に分かれると思い知ります。
学校に向かって歩いていると鉄男(込江大牙)が大勢を相手に喧嘩をし、追い払っているのを見かける裕一。
子供の世界でも、鉄男みたいな強い人間が主役なのだと思いながら見ていると、転校生の久志(山口太幹)が裕一に話しかけてきます。
「喧嘩なんてどっちも痛いだけでしょ。不合理だよ。」
「え、で、でも。男は強い方が…。」
「今はデモクラシーの時代ですよ。子供だな…。」
この一風変わった子が終生の友になるとは、裕一はまだこの時は全く思っていなかったのでした。
学校では運動会の騎馬戦の練習が始まりました。
裕一は下で支える役目でしたが、始まりとともに裕一の騎馬が崩れてしまいます。
すると体育教師の新田(芹澤興人)が裕一に向かって激怒します。
他の場所に1人だけ連れて行かれ、新田から平手打ちをされて倒れてしまう裕一。
「そんなことだから、どもってるんだ!!痛いのか?気合がたりねえから痛いんだ!」
「痛さは関係ない…。」
「口答えすんな!歯食いしばれ!!」
また裕一を叩こうとする新田を「やめましょうよ。言葉が詰まるのは気合の問題じゃない。」と言って止めた先生がいました。
その先生は新任の藤堂(森山直太朗)です。
「信任は引っ込んでろ!」と言ってまた裕一を叩こうとする新田ですが、藤堂の力が思ったよりも強く諦めます。
新田が帰って行くと藤堂はしゃがんで裕一に視線を合わせ、尋ねます。
「君、名前は?」
「こ、こ、こ。」と言葉に詰まる裕一。
「僕と君、同じ顔をしているか?」
「ち、違うと思います。」
「そうだ。歩く速さも違う。話し方も違う。違いを気にするな。」
「はい。」
「ところで君は何が得意だ?」
「何もないです。」
「何もないか。ま、そのうち見つかるさ。」
藤堂が去って行くと、裕一は何か自分の周りに新しい風が吹いたような気がしました。
その頃、三郎は裕一の運動会について心配していました。
魚屋の善治(山本浩司)から早く走るコツを教えてもらった三郎は、ちょうど学校からの帰って来た裕一に会います。
「魚治さん、いい人だね。」
「魚は今一つだが、話は面白れぇ。親父に比べて息子はな~。」
「魚治さん、こどもいるの?」
「あの、乃木大将ってあだ名の。あれだわ。」
魚治の善治の息子が鉄男だと知って驚く裕一。
家に帰ると裕一は三郎と浩二(潤浩)と3人で蓄音機から流れてくる音楽に合わせて早く走る練習をします。
三郎の気合の入った掛け声とともに、ひたすら手と足を速く動かす裕一。
しかし、裕一は運動会の練習で足を痛めていました。
その頃の運動会は町をあげての大イベントであり、多くの観客が集まって子供たちに声援を送ります。
裕一はなんとか騎馬戦を上手く乗り越え、次は徒競走です。
あまりの緊張からスタートから出遅れてしまう裕一。
そして足の痛みから足がもつれて転んで動けなくなってしまいます。
転んで動けなくなった裕一を「裕一!立て!!」と応援する三郎。
まさも声援を送ります!!
友人や観客たちは裕一が倒れ込む姿を笑います。
しかし、その時でした。
藤堂の指揮で流れ始めるハーモニカの音楽。
「立て!立つんだ裕一!!」という三郎の声が響き渡ります。
すると、ハーモニカの音楽とともに裕一を応援する声が溢れてきます。
その音楽と声援に背中を押され、立ち上がり何とかゴールラインまでたどり着く裕一。
そんな裕一を藤堂は抱きかかえて迎えてくれました。
それは、裕一にとって生まれて初めて聞く自分に向けられたエールでした。
朝ドラ「エール」 3話の評価評判は?
いい役でした。指揮も素敵でした。#エール #森山直太朗 pic.twitter.com/R5SUqtZibP
— lento-ume (@lento21553ume) April 1, 2020
#朝ドラエール
『初めてのエール』3話、藤堂先生素晴らしい先生だなぁ違いを気にするな、みんながそうならいいのに♡
裕一くんに向けられた“初めてのエール”
ハーモニカの音色と声援
お父さんの気持ちもすごく分かる( ᵒ̴̶̷̥́௰ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )裕一くん、がんばれっ#エール pic.twitter.com/ljUQIxZYxP
— Alice (@AliceNeko_2106) April 1, 2020
朝ドラ #エール の少年達が着てる#絣(かすり)がヤバイ…
制作の人らの気合いを感じる…子供達の絣、新品っぽいからこのために仕立てたのかな?肩上げかわいい
大人たちの銘仙?アンティークの本物かな?主人公の幼少期はカラフルな大正時代!
今作品、楽しみだ…! #着物 pic.twitter.com/Mc4lQztPat— 家田 和明(a.k.a本と和服の人) (@blazer1212) March 31, 2020
4/1 NHK朝ドラ#エール
ナレーションの名言
『それは生まれて初めて聞く
自分に向けられたエールでした』
♪♫ ◟¶(⁄•˅̥•∖)⁋ ♪♬♬ ʅ( ՞ω՞)ʃ¯♪
音楽って素晴らしい( ˊᵕˋ*)パチパチ
#星影のエール
ギターとオーボエのデュエット
アメージングMusic.•*¨ https://t.co/oR8qI3lHKA pic.twitter.com/YUq4pZnczs— ユミぷー (@cCIfLigciFQuGew) March 31, 2020
内気で自信のない裕一は天堂先生の「違いを気にするな」だったり明るくておおらかに応援してくれる父に支えられて感性を育んでいくのね。幼少期の大人の存在は大きい。 #朝ドラエール #エール pic.twitter.com/VnUf0oCYjM
— なお☆ (@nao3_kubota) March 31, 2020
ケンカ見てびっくりする裕一くん。星空くんかわいい。運動会頑張ったね!!!(。>д<。)#クラージュキッズ#石田星空 くん#かわいい!#今日の星空くん#星空くんかわいい!#NHK#連続テレビ小説#朝ドラ#エール#朝ドラエール pic.twitter.com/KeHD260ypq
— ☆グラン☆ (@juglans_0105) March 31, 2020
裕一に初めて送られた音楽のエール
場の空気を一変させる音楽の力「違いを気にするな」
藤堂先生、大事なことを教えてくれる、優しい良い先生だなぁ
これからの裕一との交流が楽しみ#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/pqHUVGHD54— いねまき (@inemaki) March 31, 2020
朝ドラ「エール」 3話の感想
裕一の学校で、町をあげてのイベントである運動会が開催されました。
三郎もかなりの運動音痴だったようですが、裕一もやはり運動は苦手でしたね。
それでも前向きに裕一を応援しようとする三郎の明るさには救われます。
騎馬戦で裕一が失敗した時に、体育教師の新田は平手打ちで裕一を殴り罵声を浴びせていましたが、このシーンを見て時代の流れを感じました。
今の時代に教師が生徒に対してあのような態度を取ったら、完全にパワハラになってしまいます。
そんな裕一を助けてくれたのは新任の教師である藤堂でした。
裕一に目線を合わせて話してくれる優しいことばや、助けてくれる優しさ、音楽で勇気づけてくれる藤堂の存在は、これからの裕一にとってきっと大きな影響を与える存在になる予感がしました。
第1話で成長した鉄男が「あのいじめられっ子だった裕一がやりましたよ。先生。」と藤堂家のお墓に向けて話しかけていましたが、あれは藤堂のお墓だったのでしょう。
ラストシーンで転んで動けなくなってしまった裕一に対する声が、ハーモニカの音色をきっかけに笑いから声援に変わっていくシーンはとても感動的でした。
音楽の力を感じることが出来る重要なシーンになりましたね。
初めてもらったエール。
裕一の今後の人生に大きく影響してくるような気がします。


朝ドラライター

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