ここでは、NHK朝ドラ「エール」第10週「響きあう夢」48話のあらすじ(ネタバレ)・感想についてお伝えしています。
裕一(窪田正孝)は木枯(野田洋次郎)から紹介された高梨(ノゾエ征爾)から「船頭可愛いや」に曲をつけて欲しいと依頼されます。
喜んで引き受けた裕一はすぐに曲をつけて廿日市(古田新太)に見せに行くと、人気作詞家の高梨の作品だということで即採用となります。
廿日市からこの曲がヒットしなかったら契約解除し契約金も一括返済してもらうと告げられる裕一。
しかし、裕一の願いもむなしく「船頭可愛いや」はまたもやヒットしないのでした…。

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朝ドラ「エール」 48話のあらすじ(ネタバレ)
裕一(窪田正孝)が出したレコード「船頭可愛いや」がヒットせず、契約金返済を迫られる古山家。
裕一は音(二階堂ふみ)に「何とかする!」と言いますが手立ては全くありません…。
鉄男(中村蒼)の屋台に行き愚痴をこぼす裕一ですが解決策は見つからず途方にくれます。
その頃、音は自主的にレッスンをしながらも契約金返済についての悩みが頭から離れません。
そこへ環(柴咲コウ)がやって来て「今度はどこを悩んでいるの?」と音に声を掛けます。
「我が家の財政について…。」
「え?」
「主人の契約が打ち切られるかもしれないんです。新しいレコードが全く売れなくて。いい曲なのにどうして売れないんだろう。」
音はちょうど持っていた「船頭可愛いや」のレコードを環に聞いてもらえないかと頼んでみます。
「船頭可愛いや」を聞いた環は「とってもいい。」と言い、何かを考えこんでいる様子を見せます。
環に裕一の曲が褒められ「主人に環先生が良い曲だって言ってくれたこと伝えます!今気落ちしているからとっても喜びます。」と話す音。
そこへ、環は突然驚きの提案をします。
「この曲、私が歌ってもいいかしら?」
「あの、それはどういう?」
「私がこの曲を歌ってもう一度レコードを出すの!」
その言葉に驚いて「え?」としか声がでない音。
その日の夜、環がバンブーへやって来ることになり裕一と保(野間口徹)と恵(仲里依紗)は緊張し、どう出迎えればいいのかあたふたしていました。
そこへ音が環と一緒にバンブーへやって来ます。
自己紹介をしようとしますが緊張で声が出ない裕一…。
「双浦です。はじめまして。」
手を震わせながら環にコーヒーとケーキを運ぶ保と恵。
そして環は本題に入ります。
「だいたいのことは奥様から聞いてるかしら?」
「は、、はい。あ、あの。光栄に思います。けど、どうして?」
「船頭可愛いやがとてもいい曲だからです。西洋音楽をベースにしながらも親しみやすさも兼ね備えている。これが評価を受けないなんて日本の音楽業界は遅れていると感じました。」
環のその言葉が嬉しく、目を輝かせて音の方を見る裕一。
「私がオペラの世界で活躍できるようになったのはプッチーニが私を見つけてくれたから。私は、いい音楽を広めたい。あなたの音楽を大勢の人に届けたい。古山さん、私に歌わせていただけますか?」
「も、もちろんです!!!よろしくお願いします!!」
裕一は環が「船頭可愛いや」を歌ってくれることを早速廿日市(古田新太)に伝えると「あの、双浦環が!!?」と驚きます。
翌日、裕一と廿日市は社長に環が「船頭可愛いや」を歌ってくれることを報告しレコードを出してもらえるように掛け合います。
しかし、社長は赤レーベルである裕一の曲を青レーベルである環が歌うことは小山田(志村けん)の機嫌を損なうのではないかとあまり乗り気ではありません。
そのことを裕一が音と環に報告すると、音は「許さん!私が行ってくる!!」と言い出します。
すると環は「私に任せて」と言って1人で小山田の元を訪ねます。
「君が訪ねて来るなんて珍しいな。」
「お忙しいのに突然すみません。理由をお聞かせ下さい。」
「理由?」
「船頭可愛いやの件です。なぜ反対されていらっしゃるのか?」
「ふっ。そんなの説明しなくたって分かるだろ。青レーベルは西洋音楽、赤レーベルは流行歌。それがルールだ。」
「でも、先生は赤レーベルの曲も書いてますよね?」
「私が赤レーベルを書くのと新人作曲家が青レーベルを書くのとでは訳が違う。身の丈があるだろ。どうしてあの男にこだわる?コロンブスのお荷物だぞ?」
「古山さんをコロンブスに推薦したのは小山田先生ですよね?その目。その目をした人を私はたくさん見てきました。彼らはみんな、新しい才能に敏感です。」
「バカバカしい!」
裕一と音はなんとか廿日市にレコードを出す決断をしてもらおうと、あの手この手で気を引こうとしていました。
そこへ環が現れます!
「上のご機嫌をうかがって今いる場所を守るか、勝負に挑んで大きな利益を得るか?どちらになさいますか?」
廿日市は環が歌う「船頭可愛いや」をレコードにすることを決心します。
双浦環が流行歌を歌うということはすぐに話題となりました。
そしてとうとうレコーディングが始まります!
圧倒的な声量と美しい歌声で「船頭可愛いや」を歌い上げる環。
そのレコーディングの様子を笑顔で見つめる音ですが、お腹を押さえ顔をしかめます…。
環の歌った「船頭可愛いや」が発売されるやいなや大ヒットとなります!!
裕一のメロディーが町中に流れるようになったのです。
その後、バンブーに来ていた音はまたお腹のあたりを押さえ、気分が悪そうな様子を見せます。
その様子に気が付いた恵は音に声を掛けます。
「なんか、体調悪そうだけど…。」
「なんか、ムカムカするんですよね。」
「月のものは?」とそっと耳元で呟く恵。
音はハッとする表情をします。
「もしかして、赤ちゃん出来たんじゃない?」
恵から思いもよらぬ指摘を受けた音は驚くばかりなのでした。
朝ドラ「エール」 48話の評価評判は?
8回目の小山田先生
これから、若い才能に嫉妬し邪魔する小山田先生を演じる、志村けんさんの勇姿を見続けられるはずだったのに…#志村けん #エール pic.twitter.com/da2D3zKD2X— 小豆 (@shimurack) June 2, 2020
#エール
ある意味羨ましい。。
左に柴咲さん
右に二階堂
後ろに窪田さん
楽園かな??けど追い詰められてるのよね。。 pic.twitter.com/8wB9mEZQtV
— 美星まひる師匠@吉報祈願 (@nacs3281) June 2, 2020
#エール
双浦環を使って莫大な利益を出したいし、小山田先生何かの長いものに巻かれたい気もするし、契約金のことで脅しもするし、それでもときにはお荷物の裕一をんそれなりに助けてやる。
廿日市さんのキャラクター好きやで! pic.twitter.com/tqtQSCmDWe— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@AsadoraUniverse) June 2, 2020
おっ!おめでた?#エール pic.twitter.com/p5tngivwVr
— a_i (@ai10150629) June 2, 2020
双浦環版「船頭可愛や」のレコーディングの柔らかな表情と透明感のある歌声の素晴らしさ。
青レーベルのトップ歌手が赤レーベルの流行歌を歌う所に、良い曲を広め裕一の現状を打開する環流の策があったのね。
柴咲コウさんさぞかし練習を積んだんだろうな。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/1DvwNbfDpH— マルマルコ (@marukodorama) June 2, 2020
流石の小山田先生も、双浦環の突撃に嫌な顔をせずに迎え入れたが…。
自分の立場を脅かす新しい才能の持ち主を恐れ遠ざける為の裕一の赤レーベル推薦だったのか。
図星を突かれたのか、困り顔の小山田先生。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/cQHUgJjP0M— マルマルコ (@marukodorama) June 2, 2020
#エール【運命の選択】「上の機嫌を取って今居る場所を守るか、勝負に挑んで大きな利益を得るか、どちらになさいますか?」ベートーベンの胸像を 双浦環の背後に入れて、大きな「運命」の選択を迫られる廿日市。このアングルはそういう意味の遊びだね。#朝ドラエール pic.twitter.com/zGDbEnNHPq
— ひぞっこ (@musicapiccolino) June 2, 2020
朝ドラ「エール」 48話の感想
なんと「船頭可愛いや」を環が歌ってレコードを出し大ヒット!!
音も曲を聞いてもらいたかっただけだと思いますが、予想外の展開です。
環は裕一が作曲した「船頭可愛いや」がとても気に入ったのですね。
これだけ裕一の作曲した曲が木枯や高梨、環たちプロに認められているということは、才能があることは間違いありません。
ただ裕一に足りないのはきっかけだったのだと思います。
世界的に有名なオペラ歌手である環が裕一の曲を歌ってくれることは、大きなきっかけになってくれました!
環がバンブーへ裕一に会いに来た時のみんなの固まり様は面白かったですね(笑)
環の様な美しく存在感があるオペラ歌手が目の前に現れたら誰でもああなるのでしょう。
裕一はすぐに緊張しますが、いつもに増して緊張していました。
それでも環に曲を認めてもらい歌わせて欲しいと言われて本当に嬉しそうでした。
問題は、レーベルが違う事での小山田のご機嫌伺いでしたが、環は小山田に対してもひるまずに堂々と渡りあっていて頼もしかったです。
この環にもらったきっかけを生かし、これから裕一がどんどん活躍していって欲しいと思います。
そして、これから大切な公演を控えた音に妊娠の可能性が!?
本当に妊娠なのか明日の展開が気になります!


朝ドラライター

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