2020年3月30日からスタートしたNHKの朝ドラ「エール」!
ここでは、エールのドラマガイドをもとに第20週のあらすじのネタバレを紹介しています。
※本記事のあらすじ内容は、テレビで放送される内容とは異なる場合があります。

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朝ドラ「エール」第20週ネタバレあらすじ
終戦から三年が経ちました。
「長崎の鐘」がヒットして以来、裕一には仕事が殺到します。
日々、精力的に作曲を続ける裕一がました。
そんなある日、コロンブスレコードで仕事を終えた裕一と鉄男が話をしていると、歌手の藤丸がやってきます。
藤丸に連れられ二人は、古い小さな家に着きました。
そこには、酒を手に薄汚れた服を着ている久志の姿があり、裕一も鉄男もびっくりします。
久志は戦後の農地改革で、実家の土地や財産を失い、それからというもの酒と博打に明け暮れる日々を送っていました。
偶然闇市にいた久志を見つけた藤丸が、今まで面倒を見てきたのです。
それからというもの、裕一と鉄男は頻繁に久志の元を訪れます。
しかし、常に泥酔している久志とはまともに話をできる状況ではありません。
そんな彼に裕一は、「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと頼みました。
実はビルマで出会った記者の大倉に頼まれて、全国高等学校野球選手大会の新しい大会歌を作曲することとなった裕一。
歌詞は、新聞社で開かれた選考会で裕一が推薦したものです。
その楽譜を裕一は久志に渡しますが、「同情はまっぴらだ!」と、突き返されてしまいました。
久志の復帰
翌朝、裕一の家に藤丸が駆け込んできます。
前夜に血を吐いて倒れた久志が、いなくなったのです。
久志の父親の一周忌が近いことを知った裕一は、急いで福島の彼の実家を訪ねることにしました。
そこには、線香をあげている久志がいました。
戦時中は戦時歌謡を歌っていた久志。
戦後になると、そのことで久志の父親は周囲から悪口を言われていました。
自分が選んだ道で、父親を苦しめていたことを久志は悔やみます。
そんな久志にかける言葉が見つからない裕一は、無言のまま二人で東京に戻るのでした。
それからの裕一は、何とかして久志に歌ってもらう方法はないかと模索します。
そして、自分を音楽の道にひき戻してくれた池田に、久志を説得してもらうことにしました。
裕一から頼まれた池田が久志に会います。
すると彼は詩を書き、その詩に裕一が曲をつけました。
その数週間後、久志の復帰作となる「夜明けの街」が制作され、久志は緊張しながらも最後まで歌い切るのでした。
苦しむ久志
これでようやく立ち直ったかに見えた久志ですが、数日後に裕一と鉄男が彼の元を尋ねると、以前と同じように泥酔した久志がいました。
「夜明けの街」を歌ったのは、博打の借金を返すためだったと言い放つ久志。
しかしどうしても諦めきれない裕一は、久志に「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと楽譜を置いて帰りました。
翌日、楽譜を返しに来た久志に音は「裕一さんは歌手としてあなたを信用しているのであって、同情しているわけではない。」と告げます。
それでも、今の自分に希望溢れる歌は歌えないと臆する久志。
裕一は、そんな久志を甲子園球場へと連れて行くことにしました。
甲子園のグラウンドに立った裕一は、作詞をした多田良介の話をします。
彼は足のケガで甲子園を諦めざるをえず、絶望を経験していました。
「だからこそ、あの歌詞を書けたんだ」と話す裕一。
今の久志も絶望を感じていますが、「その原因を作ったのは自分だ…」と、裕一は謝ります。
裕一から「君なら歌える、君じゃないとダメなんだ!」と言われた久志はゆっくりとマウンドに歩き出し、歌い出しました。
こうして、今もみんなから愛され歌い継がれる大会歌「栄冠は君に輝く」が誕生したのでした。
ある日、音に受験票が届きます。
実は羽生の勧めで、帝都劇場で上映されるオペラのオーデションに挑戦することを決めていた音。
演目は「ラ・ボエーム」で、オーデションのためにレッスンを続けていた音でした。


さつまいも

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