2020年3月30日からスタートしたNHKの朝ドラ「エール」!
ここでは、エールのドラマガイドをもとに第22週のあらすじのネタバレを紹介しています。
※本記事のあらすじ内容は、テレビで放送される内容とは異なる場合があります。

目次(クリックできます)
朝ドラ「エール」第22週ネタバレあらすじ
昭和二十六(1951)年、ラジオドラマにレコードにと、忙しい日々を送る裕一。
その頃鉄男は、映画の主題歌の作詞を頼まれていました。
しかしその映画のテーマが家族の絆で、貧しくすさんだ家庭で育った鉄男は書ける気がせず、この仕事を断ってしまいます。
そんな鉄男を心配した裕一が、「何かあったのか?」と心配しますが、「気乗りしなかっただけだから…」と話す鉄男に裕一は安心するのでした。
そして裕一は、頼まれていた母校・福島信夫小学校の校歌の歌詞を鉄男に依頼することにします。
完成した校歌のお披露目会に出席するために、福島に戻る鉄男と裕一。
その夜鉄男は、裕一に二十九年前のことを話しました。
まだ鉄男が子どもの頃、一家四人で夜逃げをして、山奥の掘立小屋で暮らしていた時のことです。
鉄男の弟・典男が、突然誰にも何も告げずに家を出て行きます。
鉄男は必死に弟を探しますが、とうとう見つかりませんでした。
すると母親が「鉄男もこんな家を捨てて、好きにいればいい!」と言います。
その翌朝、鉄男は藤堂先生のつてを頼って、新聞配達店に住み込みで働き始めました。
そんなことがあって以来、弟を守れなかったこと、母を捨てたことを責めて生きている鉄男。
典男との再会
小学校で校歌のお披露目会が開かた翌日、裕一と鉄男は藤堂先生のお墓参りに出かけます。
そして裕一の実家に戻ってくると、一人の男性が待っていました。
男性を見た鉄男が驚きます。
その男性は、二十九年前にいなくなった典男でした。
町外れで理容店を営んでいる典男。
彼の小学生の息子が、校歌の譜面を見せた時に鉄男の名があるのを知って、初めて自分の兄が作詞家だと知りました。
子どものころに家を飛び出したのは、いつも自分を守るために父親に殴られる鉄男を見て、自分はいないほうがいいと思ったからだと説明します。
家出をした後は、理髪店を営む夫婦に拾われた典男。
彼は自分が出て行った後の兄の苦労を思って泣きました。
鉄男は、母を守れなかったことへの自責の念を口にします。
すると裕一の母・まさが、「母親にとって子どもが元気で自分の行きたい道を歩んでくれることが、一番の幸せだよ。」と声を掛け、胸を張って生きていけばいいと言われた鉄男と典男の目に涙が浮かんでいました。
浩二とリンゴ園
その翌日、鉄男は東京へと帰って行きます。
一方裕一は、弟・浩二に頼まれていた農業会の歌「高原列車は行く」の作曲をするために福島にとどまることにしました。
そこへ、音もやってきます。
華は、看護学校に進学して忙しいため東京で一人留守番です。
ある日、浩二が農業指導しているリンゴ園の一人娘のまき子がやってきました。
彼女に連れられ、裕一と音はリンゴ園へと向かいます。
そこへ、浩二がやってきました。
浩二とまき子が話している様子を見た音は、浩二がまき子に恋をしているのが見てすぐわかりました。
家に帰った音は、浩二にまき子のことを尋ねます。
すると浩二が「彼女は戦死した恋人のことが忘れられずにいて、それを断ち切るために東京にある親戚の会社で働くことが決まっている。」と話しました。
次の日、浩二がリンゴ園に行くと、まき子と彼女の父親が言い争っています。
まき子の父親が、勝手に東京行きを早めたのです。
浩二が腹を立てているまき子に「自分の幸せを考えて…。応援するから!」と声を掛けると、彼女は悲しそうに飛び出していきました。
そんなことがあって以来、ろくに目も合わせようとしないまき子。
落ち込む浩二に音が、「本当は東京に行くのを引き止めてほしいんじゃない?」とアドバイスします。
しかし浩二にとってまき子は仕事先の大事な一人娘。
自分も実家を守る立場なので、勝手なことはできないと躊躇しています。
音はもう一度自分の気持ちと向き合うよう説得し、その翌日浩二はりんご園で作業をするまき子に「あなたには忘れられない人がいることを知っています。それでも東京にいくな!」と頼みました。
するとまき子は、「その言葉を待ってました…」と涙ぐみ、この数カ月後に浩二はまき子の家に婿入りし、二人の結婚式が行われました。
裕一が作曲した「高原列車で行く」は大ヒットし、リンゴ園でこの歌を聴きながら、仲良く作業をする二人がいるのでした。

さつまいも

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